女性の頭皮の分け目が赤い原因は、紫外線や血行不良などによるものです
髪が長い女性の場合、分け目がしっかりついている場合がほとんどです。
癖がついてしまっている場合も多く、意識しないといつも同じ場所で髪がわかれてしまうと言う人もいるでしょう。
そう言う場合、分け目は常に紫外線にさらされて、日焼けしている状態になっています。
頭皮の分け目の赤さは、こうした日焼けが原因で起こることがよくあります。
そのほか、血行不良による頭皮全体の赤さが特に分け目で目立つ場合や、毛細血管が太くなって赤さが目立つ紅斑から赤さが出る場合もあります。
頭皮の赤さは自然と治る場合もありますが、放置するとひどくなることもあるので注意しましょう。
目次
分け目の赤さは日焼けや血行不良、紅斑から起こります
頭皮の分け目が赤くなる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
特に、いつも同じ分け目で髪を分けている人、髪が長くはっきり分け目が露出している人に多い原因です。
髪の毛に保護されることなく紫外線にさらされ続けた分け目は、皮膚と同じように日焼けを起こしてしまいます。
日に焼けた皮膚が赤くなるのと同じように、頭皮も火傷のように赤みを帯びてしまうのです。
血行の良い頭皮は、青白い色をしています。
一方、血行が悪くなると、うっ血して頭皮が赤みを帯びてしまいます。
この場合、分け目に限らず頭皮全体が赤くなっていますが、他の部分に比べて頭皮は露出しやすいため、赤さに気が付いたということでしょう。
紅斑とは、毛細血管が太くなることによって赤さが透けて見える状態のことです。
頭皮全体や一部が赤くなったり、斑状の赤みが出たりします。
紅斑が起こる原因は様々で、パーマやカラーによるダメージ、日焼け、アレルギーなどがあげられます。
分け目の赤さが気になったら原因に合わせた対処を取りましょう
分け目の赤みを取る方法は、その原因によっても異なります。
それぞれの原因にあった対処を行うようにしましょう。
日焼けが原因の赤みの場合、日焼けが収まれば改善されます。
しかし、毎日同じ場所で髪をわけていては、いつまでもその場所ばかりが紫外線にさらされてしまいます。
分け目の位置を変えたり、帽子や日傘を利用するなどして紫外線対策を行いましょう。
分け目が出にくい髪型にすることもお勧めです。
血行不良の場合は、頭皮マッサージや適度な運動、入浴などで血行の改善を目指しましょう。特に頭皮のマッサージは効果的です。
入浴中に頭皮マッサージを行う習慣をつけたり、オイルマッサージや蒸しタオルを併用するなどして血行促進に努めましょう。
紅斑の原因は多岐にわたるため、何が原因かはっきりしないこともあります。
ひとまず、シャンプー方法を見直したり、生活習慣の改善を行う、紫外線対策をするといった方法を実行して様子を見てみましょう。
自然と収まる場合も多いので、心配しすぎないことも大切です。
頭皮のダメージから起こる炎症が原因の場合もあるので注意が必要です
頭皮の分け目が赤い原因には、放っておけば治るタイプのもの以外に、炎症によるものもあるので注意が必要です。
こうした赤みを抑えるためには、まず炎症の原因を知る必要があります。
花粉症やハウスダストが原因の場合は、赤さ以外の症状があるかどうか考えてみましょう。
もし、強いかゆみや痛み、ひどい抜け毛などの症状がある場合は、皮膚科やアレルギー科にかかってしかるべき治療をしなければなりません。
頭皮の皮脂づまりやシャンプーなどの洗い残しから炎症が起こることもあります。
この場合は、シャンプーの仕方を改善することで対処することができます。
また、ヘアスプレーなどを多用している場合、そうしたものの洗い残りや刺激で炎症が起こっている可能性もあるので使用を一時中断してみましょう。
ヘアカラーやパーマを行っている人は、カラー剤やパーマ剤の刺激で赤くなることもあります。
頭皮に痛みがなければじきに落ち着きますが、痛い場合はシャンプーをしたり、施術を受けた美容院に相談するようにしましょう。
(まとめ)女性の頭皮の分け目が赤いのは何が原因?
髪が長い女性は特に、分け目がしっかりついている人が多くいます。
分け目がいつも同じだと、紫外線にさらされて赤みの原因となります。
その他、血行不良や紅斑などで分け目が赤い場合もあります。
いつも同じ場所で髪を分けている人は、分け目が紫外線にさらされて日焼けしてしまうことがあります。
分け目の赤みの原因は、こうした日焼けや、血行不良、パーマ等によるダメージで起こる紅斑などがあげられます。
日焼けが原因の赤さの場合は、紫外線対策を行ったり、分け目の位置を変えるようにしましょう。また、血行不良の場合は頭皮マッサージがお勧めです。
紅斑の原因は多岐にわたるため、生活習慣改善から始めてみてはいかがでしょうか。
頭皮の分け目の赤さは、アレルギーやシャンプー方法の間違いなどから炎症を起こしていることもあります。
また、パーマやカラー剤の刺激で赤くなることもあるので、痛みなど他の症状もある場合は注意しましょう。