毎日シャンプーしているのに、頭皮が臭いのはなぜでしょう。毎日行っているシャンプーやドライヤーの方法などが間違っているのが原因かもしれません。今回は、頭皮の臭いが気になる女性に向けて、臭いの原因や、シャンプーやスプレー、ドライヤーの仕方など正しい頭皮ケアを紹介します。

頭皮が臭い原因


頭皮の臭いモトは、「皮脂量」が関係しています。

頭皮は皮脂が溜まりやすい場所で、顔のTゾーンの約2倍の皮脂が分泌されていると言われています。
ただ、皮脂は悪いことばかりではありません。ホコリや紫外線から頭皮を守り、頭皮や髪に潤いを与えるという大切な役目もあります。
しかし、さまざまな要因で皮脂が過剰に分泌されたり、溜まったりすると皮脂は嫌な臭いのモトになってしまいます。
また、髪にタバコや、香水などの周りの臭いがつくことも臭いのモトになります。

毎日きちんとシャンプーをしているにもかかわらず、頭皮の臭いが気になってしまう場合は、逆に頭皮の乾燥が原因かもしれません。頭皮の臭いは、地肌の老化と皮脂の分泌量が深く関係しているからです。

さらに女性の場合、頭皮が乾燥してしまうことで、インナードライ肌になる場合があります。これは皮膚の表面には皮脂が多くある反面、内部は乾燥している状態を指します。
この状態になると、頭皮を守るために皮脂の分泌量を増やそうと肌は働くため、皮脂の過剰分泌につながってしまうのです。

頭皮の臭いが治らない!臭いの原因4つ

頭皮の臭いのモトは「皮脂」です。
さらに詳しく、4つの臭いの原因を見ていきましょう。

・間違ったシャンプーの仕方
・髪を乾かさない
・偏った食生活
・ホルモンバランスの乱れ
間違ったシャンプーの仕方

間違ったシャンプーを行っていると、頭皮の臭いを発生させてしまう原因になります。

頭皮の気になるベトベトや臭いを取りたいと思うあまり、洗浄力の強いシャンプーで洗っていませんか?実は、この行動はNG。余計に皮脂が増えてしまう可能性があります。

皮脂を取り除くことは大切なのですが、必要な分まで取り除くと、頭皮は自衛するために、さらに皮脂を分泌させます。
そのため、シャンプーをしすぎたり、洗浄力の強すぎるシャンプーを使ったりするのは避けましょう。

皮脂は、本来は頭皮を守ってくれる機能があります。頭皮のために必要な皮脂を残しつつ、余分な分はしっかりと取り除き、清潔に頭皮の状態を保つことが大切です。

また、シャンプーは丹念にしていても、予洗いやすすぎは適当に済ませてしまう人も多いのです。実は、予洗いで汚れの大半は取り除けるのです。しっかりと予洗いすることで、シャンプーの泡立ちも良くなります。さらにシャンプーの液剤が頭皮に残ってしまうと、臭いの原因になりますから、すすぎは十分な時間をかけて丁寧に行いましょう。

シャンプーをつける前、シャンプーした後、どちらもしっかり行うことで、正しいシャンプーをすることができます。 

髪を乾かさない

女性の場合特に、シャンプー後に髪の毛を乾かさずそのまま放置し、自然乾燥していることが頭皮の臭いに関係している可能性も。男性ももちろん、自然乾燥することで臭いの原因になるのですが、女性は男性に比べ、髪の毛が長いことが多いですよね。そのため、自然乾燥にすると頭皮が乾くまでに時間がかなりかかります。

シャンプー後に髪の毛をドライヤーでしっかりと乾かさず、水分が残った状態にすることで、頭皮に雑菌が繁殖してしまい臭いの原因になってしまうのです。ドライヤーで乾かすのは髪の毛ではなく、頭皮です。頭皮を乾かしてしまえば、髪の毛も自然と乾いています。
逆に、髪の毛を過度に乾かすことで頭皮が乾燥し、皮脂が過剰に分泌されてしまうことでも、臭いの原因になるので注意しましょう。

ドライヤーのかけ方のおすすめは、低温の風で乾かすことです。温風で長い間乾かしすぎると、頭皮が乾燥してしまうため良くありません。また、髪のキューティクルも熱に弱いので、頭皮、髪の毛、両方のためにも熱過ぎる風は避けましょう。

偏った食生活

揚げ物や脂っこいお肉、スナック菓子などは、皮脂を過剰分泌させる原因です。
頭皮はもちろん、体の健康も考え、バランスのよい食生活をするように心がけましょう。

辛いスパイスなども発汗を促すため、臭いのもとになります。辛いものが好きな場合でも、ほどほどに留めておくとよいでしょう。

また、皮脂の分泌を抑える栄養素には、ビタミンB群やビタミンCが挙げられます。これらの栄養を積極的に取るのもよいでしょう。

ホルモンバランスの変化

ホルモンバランスの変化も、頭皮の臭いの原因になりえます。

女性ホルモンの一つである「エストロゲン」には、皮脂を抑制する作用があります。加齢に伴い女性ホルモンが減少することで、皮脂が増えてしまい臭いを引き起こす要因になるのです。また皮脂が増えるだけでなく、女性ホルモンの低下で、加齢臭の元となるノネナールという成分も増えてしまいます。
また、ストレスや疲れなどもホルモンバランスに影響を与えるので、臭いのモトに。ストレスや疲れを貯めないような生活を心掛けましょう。

外出中、気になる頭皮の臭い対策にはスプレー


外出先での臭いは、特に気になりますよね。自分の臭いが気になるということは、近くにいる人にも、くさいと思われているかも…と人と近づくことを避けたい方も多いでしょう。

そんな時には、持ち歩ける頭皮専用のスプレーがおすすめです。
頭皮の消臭スプレーは、薬局で買えるミョウバン50gを1500mlの水で薄めることで、簡単に作ることができますよ。

これらの材料を空のペットボトルなどの容器に入れ、軽く振りましょう。ミョウバンは溶けにくいため、一晩放置して溶けてから使用するとよいですね。

この消臭スプレーを使うと、汗を抑え、消臭する効果が期待できます。
小さなスプレーボトルに入れ、小分けすると携帯にも便利で、外出先でも手軽に持ち歩けます。小まめにスプレーして、臭いを気にせずに出歩きましょう。

女性の頭皮の臭いを防ぐ!正しいヘアケア方法

外出先では、ご紹介したような消臭スプレーを持ち歩くと安心です。しかし、日頃の頭皮ケアでも、臭いを事前に防ぐことができます。ここでは、自宅でできる簡単なヘアケア方法をご紹介します。

シャンプー
ドライヤー

正しいシャンプーの仕方

シャンプーの仕方を見直すことで、臭いのモトとなる皮脂の分泌量を正常に戻し、臭いを改善できます。

1.ぬるま湯で予洗いする

2.泡立てたシャンプーで洗う

3.しっかりとすすぐ

シャンプーをする前の予洗いというのはとても大切で、汚れの半分以上は取れると言われています。まずは、ぬるま湯で頭皮を丁寧に予洗いしましょう。
シャワーの温度は、38度前後がおすすめです。熱過ぎると、頭皮や髪の毛に良くないですし、水のような温度だと、皮脂をきちんと洗い流すことができません。

予洗いを終わったら、シャンプーを手のひらで泡立ててから頭皮に付けます。
シャンプーを直接頭皮につけるのはNGです。頭皮の上で泡立ててしまうと、髪や頭皮を傷付けてしまう恐れがあるためです。
必ず、手で泡立ててから頭皮に付け、爪を立てず指の腹で揉むように頭皮を洗いましょう。

シャンプーで頭皮を洗い終わったら、泡を残さないようしっかりとすすぎをしましょう。

また、頭皮の皮脂の分泌状況をみて、今使っているシャンプーを変えるのもおすすめです。
皮脂が取り切れているか心配という場合には、今使っているシャンプーが、どんな洗浄成分を含んでいるか確認してみましょう。
もし、アミノ酸系シャンプーなど洗浄力がやや弱いシャンプーを使っていて、皮脂が多く頭皮が臭い場合には、洗浄力が自分の頭皮に対して弱すぎる可能性もあります。
その場合には、もう少し洗浄力が強いシャンプーに変えてみるのもよいでしょう。

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「朝シャン」をしている人は注意!

シャンプーの仕方も大切ですが、洗うタイミングも気を付けたいところ。夜は洗わず、朝起きて、シャワーしてシャンプーをするというのを、朝のルーティーンにしている女性もいらっしゃるでしょう。

しかし、臭いは皮脂の酸化により発生するため、夜、洗髪しないで寝てしまうと、睡眠中に常在菌が発生し、臭いの原因になってしまいます。
そのため、その日の汚れはその日のうちに落とし、睡眠に入るのが理想的で、髪の毛を洗うベストタイミングは夜となります。

正しいドライヤーの使い方

シャンプー後、髪を自然乾燥させたり、反対に、ドライヤーをし過ぎたりしても頭皮の臭いの原因になってしまいます。
正しいドライヤーの使い方を解説します。

1.タオルドライで髪の水分を拭く

2.ドライヤーを使う

まずはタオルで髪の毛の水分をしっかりと拭き取りましょう。この時、髪の毛をゴシゴシ擦るとキューティクルを傷める原因となります。タオルで髪の毛を挟むようにして、水分を吸収するのがポイントです。

タオルドライをしたら、部分的に指で髪の毛をかき分けるようにして頭皮に向かってドライヤーで風を送ります。
ドライヤーは、根本から5センチほど離して風を当てると、効率よく乾かすことができます。

また、ドライヤーを同じ箇所だけにかけると、髪の毛と頭皮がダメージを受けてしまいますから、少し風をあてたら次の場所に早く移動させるとよいでしょう。このように乾かすことで、頭皮や髪の毛が過度に乾燥するのを防ぐことができます。

7、8割乾かしたら、冷風に切り替えて乾かします。このようにすることで、必要以上に髪の毛を熱で傷めることなく、適度に水分を残しながら乾燥させることができます。

ドライヤーで乾かす時のポイントとしては、熱のダメージを最小限に抑えるため、最初にタオルドライで髪の毛をある程度乾かすことです。シャンプー後、いきなりドライヤーを使うのではなく、まずは水分をしっかりとタオルで吸収させてから、ドライヤーを使いましょう。時短にも繋がり、髪の毛も傷めず一石二鳥ですよ。

頭皮が臭いやすいタイミングを知って、適切な頭皮ケアを

頭皮の臭いの原因と対策をご紹介しました。

特に頭皮の臭いが発生しやすいタイミングは注意したいところです。夜は、日中に髪の毛にゴミやホコリが付き、さらに皮脂も溜まるため頭皮が臭いやすい時間帯です。その時間帯に人に会わなければいけない場合には、消臭スプレーで対応するとよいでしょう。

また、夜寝る前には、正しくシャンプーを行いホコリや皮脂を取り除き、清潔な頭皮の状態で睡眠をとるようにしましょう。忘れずに、ドライヤーで頭皮を乾かしてくださいね。

夏の暑い時期は、紫外線が強く頭皮も汗をかきやすくなっています。さらに室内の冷房による乾燥も、頭皮があれてしまう原因です。
頭皮があれるとフケや乾燥によるかゆみなどで臭いが発生しやすく、頭皮トラブルの原因にもなりますから、正しいヘアケアで対策をとるようにしましょう。

生活習慣を見直し、正しいシャンプーやドライヤーの仕方で頭皮の臭いを改善しましょう

頭皮の臭いのモトは皮脂です。毛穴が多く、皮脂の分泌が活発な場所であることを理解しておくとよいでしょう。

また主な原因として、皮脂を過剰分泌させるような食生活や、ホルモンバランスの乱れ、間違ったシャンプー、ドライヤーの仕方などが挙げられます。
これらが臭いの原因となるため、正しい頭皮ケアや臭いを防ぐスプレーなどを活用し、清潔に頭皮を保ち、臭いが気にならないよう改善しましょう。

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