自分の薄毛が遺伝によるものか不安に思ったり、家族に薄毛の人がいるから自分も将来は薄毛になるかも…と気になる女性も多いでしょう。男性と比べて、女性の抜け毛の原因はさまざま。今回は女性の薄毛と遺伝の関係性から、治療方法、日常でできる薄毛対策まで解説します。

女性の薄毛と遺伝の関係

女性も遺伝によって薄毛になるの?

遺伝で薄毛になるのは、男性だけではありません。女性も遺伝によって薄毛になる可能性があります。

ただ、女性の薄毛は、遺伝による因果関係は男性より少ないとされています。
そのため「遺伝で薄毛」というと、男性のイメージが強くなっています。

しかし女性が遺伝により薄毛になる可能性は0ではありませんから、遺伝は女性がなる薄毛の原因の一つと考えることができるでしょう。

男性とは違う?女性の薄毛と遺伝のメカニズム

遺伝による女性の薄毛は、男性ホルモンレセプター(アンドロゲンレセプター)を持っているかどうかで決まります。
この男性ホルモンセレプターの影響を受けると、女性型脱毛症(FAGA)を発症しやすくなるためです。

しかし女性は男性に比べると女性型脱毛症の発生率が低く、遺伝によって薄毛になる確率は、男性は7割程度、女性は2~3割程度といわれています。
たとえ遺伝して男性ホルモンレセプターの数を多く持っている場合でも、薄毛になる影響は少ないといえるでしょう。

女性型脱毛症(FAGA)とは?

AGAは「男性型脱毛症」と呼ばれていて、男性ホルモンが原因となっている抜け毛です。
女性版AGAは「女性男性型脱毛症(FAGA)」と呼ばれ、その原因は、ほとんどが遺伝と考えられています。

AGAの場合、前頭部や頭頂部の毛が薄くなる症状が現れますが、FAGAは男性の脱毛パターンとは異なり、頭髪が全体的に薄くなる傾向があります。

遺伝による女性の薄毛は治らない?

遺伝による薄毛でも、適切な薬の使用などで良くなる例が多くあります。
遺伝を持っている場合でも、早期に治療を開始するとよいでしょう。

また薬以外でも、日頃の生活習慣の改善や頭皮のケアで、薄毛が改善されたり、進行が止まったりすることもあります。どちらも、早期の対策が大切になるでしょう。

薄毛が遺伝かどうか調べる方法

自分が、遺伝によって薄毛になるかどうか、不安に思いながら過ごしたくないですよね。
家族や親戚の女性で薄毛の人がいると、もしかして私も薄毛になるのでは…と将来を心配する場合も。
また、薄毛になってきた、と感じるのであれば、それが遺伝性のものかどうかハッキリしたい、と考える方もいるでしょう。

ここでは、遺伝子を持っているかどうか、調べる方法を解説します。
遺伝子の有無を調べる方法は、医療機関での検査と、自宅での検査キットで行えるものがあり、医療機関では血液検査が一般的で、毛髪ミネラル検査を行っている病院もあります。
もし、医療機関で検査をして欲しいと考える場合には、その病院でどのような検査を行っているか確認してから行くようにしましょう。

・遺伝子検査
・遺伝子検査キット
・血液検査
・毛髪ミネラル検査
遺伝子検査

医療機関で行う遺伝子検査では、血液や口腔粘膜細胞を使用して遺伝子解析を行うのが一般的です。
これにより、自分の持っている男性ホルモン受容体やFAGAなどの遺伝子の状態が分かりますよ。
結果についても、医師による説明を受けることができるため安心です。
検査の結果までは、通常2、3週間程度かかると考えておきましょう。

遺伝子検査キット

病院に行く時間がない場合には、自宅でも行える検査キットで遺伝子を調べることができます。
口の中を専用のスティックでこするだけで細胞を採取できるので、注射は避けたいという方も手軽に検査することができますね。
細胞を送ってから2、3週間程度で検査結果が分かります。

血液検査

血液検査は医療機関で行ってもらうことができます。
採取した血液の成分を解析し、健康状態を調べることで診断します。

また、会社などで受けた健康診断の血液検査結果を持参し、その結果から診断してくれる医療機関もありますから、対応してくれるかどうか事前に確認するとよいでしょう。
血液検査をした場合は、約1週間程度で結果が分かります。

毛髪ミネラル検査

毛髪ミネラル検査は、採取した毛髪に含まれている成分を解析するものです。
ミネラルには、体に必要なミネラルとしてカルシウム、ナトリウムを始め、有害なミネラルとして、アルミニウム、カドミウムなどがあります。
この検査では、両方のミネラルを解析することで、遺伝子を持っているかどうか診断してもらえます。

遺伝による女性の薄毛の治療方法

遺伝による薄毛の場合は、女性型脱毛症(FAGA)の発症が考えられます。
そのため、医療機関でどのようにFAGAの治療を行っているのかご紹介します。

・パントガールの内服薬
・パントスチンの外用薬
・ミノキシジル配合の外用薬
パントガールの内服薬

パントガールは医療機関で処方される内服薬で、どちらかというとサプリメント的要素の強い薬です。
髪の毛の成長に必要な、パントテン酸カルシウム、ビタミンB、ケラチン、シスチンなどが配合されているため、服用することで毛根を活性化させ、薄毛の改善が期待できます。

パントスチンの外用薬

パントスチンは、アルファトラジオールという女性ホルモンが主成分の塗り薬です。
5αリダクターゼの働きを阻害している、男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DTH)の生成を抑える働きがあるため、抜け毛防止に効果があると考えられています。
抜け毛防止として使うため、発毛を促す治療薬との組み合わせで処方されることが多いです。

ミノキシジル配合の外用薬

女性に処方される効果的な治療薬として、ミノキシジルが配合された薬があります。
男性型脱毛症(AGA)の治療と同じ成分ですが、女性用のものはミノキシジルの濃度が低くなっています。
それは、女性の方がミノキシジルの効果が高いので、男性と同じ濃度だと副作用も懸念されるためです。
必ず女性用のミノキシジル配合の薬を使うようにしましょう。

自宅でもできる薄毛の対策方法

自宅でも簡単にできる薄毛対策をご紹介します。
今すぐ出来るものばかりですよ。

・生活習慣の見直し
・ストレスを溜めない
・適切な頭皮ケア
生活習慣の見直し

遺伝の関与もありますが、食生活などの生活習慣は、その他の要因と複雑に絡み合って薄毛の要因になることがあります。
普段の睡眠は十分にとれているか、食生活は乱れず、バランスの良い食事がとれているか、適度な運動を行っているかなど見直しましょう。

また、なるべく12時前に就寝し、十分な睡眠時間を確保するとよいですね。
寝る前などに軽いストレッチをするなど、運動も習慣づけてみましょう。

食生活については、インスタント食品や、ファストフードを減らして、自炊を少し増やせるといいですね。接待や付き合いで居酒屋などに行く際も、湯豆腐や冷奴など大豆系メニューや、ビタミンが取れるサラダなどをとるようにするのもおすすめです。

喫煙や過度な飲酒も薄毛に影響することがあります。
ストレス発散の面も併せ持つことが多いため、まずは今よりも少し控えるようにしてみてはいかがでしょうか。

また、女性の場合は生活習慣の乱れを改善することはもちろん、ホルモンバランスを整えることも大切です。

≫「女性ホルモンを増やす食べ物」について
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ストレスを溜めない

過度のストレスは薄毛の原因になります。
もし薄毛の遺伝子を持っていると、薄毛を促進させてしまう可能性もありますので注意しましょう。

ストレスを放置すると自律神経が乱れ、毛母細胞や毛乳頭、頭皮全体に悪影響を与えることがあります。
ストレスを受けずに生活できればよいですが、仕事や人間関係の問題など、日常的にストレスを受けることが多い生活環境の人も多いでしょう。
その場合にも、なるべくストレスを溜めこまないように、小まめにリフレッシュするよう心がけてください。

適切な頭皮ケア

日常的な頭皮ケアを見直すことも大切です。
例えば、熱すぎるシャワーで洗っていないか、爪を立ててゴシゴシと頭皮を洗っていないか、外に出る時には紫外線対策をしているか、普段の生活を確認してみましょう。
また髪の毛を結ぶ時に、無理にひっぱったりして頭皮に負担をかけていないかもチェックしてくださいね。
正しい頭皮ケアを行うことで、薄毛を改善することができますよ。

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女性の薄毛対策におすすめのヘアケア用品

頭皮環境を整える女性向けのヘアケア用品を使用するのも、薄毛対策におすすめです。

スカルプD ボーテ メディカルエストロジー スカルプセラム

育毛剤の有効成分として認められている女性ホルモン成分「エチニルエストラジオール」が、頭皮に女性ホルモンを補給。育毛・発毛を促進して、太く抜けにくい髪を育んでくれます。また潤い成分である「ソイセラム」が、頭皮の環境を整え、ハリコシのある髪へと導きます。フレッシュローズの香りに癒されながら、育毛を始めましょう!

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遺伝による薄毛も諦める必要はない!早期の抜け毛対策で改善できる

女性も、薄毛になる要因の一つに遺伝が考えられます。
まずは自分が薄毛の遺伝子を持っているかどうか、医療機関で行える検査や自宅で行える検査キットで確認してみましょう。

遺伝による薄毛は、早期対策で改善できますよ。
まずは、生活習慣の見直し、ヘアケア用品から見直してみるのもおすすめです。

≫薄毛対策のできるヘアケア用品をチェック≪

薄毛に悩む女性によく読まれている症状について

薄毛が気になる女性の頭皮が赤い場合の原因は?

健康で元気な髪を育てるためには、頭皮が健康でなくてはいけません。頭皮の状態は、普段は髪に隠れているため、気を付けてみないとわからないという難点があります。痒みや痛みが出てから見るのでは、対策が遅れてしまいます。

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