女性ホルモンが低下する40代では薄毛の割合が急増します

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かつては女性に薄毛の悩みはないというのが一般的な認識でした。
しかし現在、薄毛・脱毛で悩む日本人女性は約600万人と推定されています。

日本の女性人口が約6400万人ですから、およそ10人に1人が薄毛で悩んでいるわけです。
その中で特に目立つのが「40代」いう分岐点です。

男女約2万人を対象として行われた意識調査によると、「薄毛が気になる」年代について男女で大きな違いが見られました。

男性が20代くらいから薄毛を意識しているのに比べ、女性は若いころはそうでもなく、年代が上がるにつれ薄毛を気にする割合が増えていくのです。

40代以降になると、薄毛が気になるという女性は8割近くと、男性よりも割合が多くなっています。

そして実際に、40代女性の約2割、5人にひとりが「洗髪中に抜ける髪が急に増えた」「地肌が透けて見えるようになった」などのトラブルを抱えています。

これは40代という年齢が更年期にさしかかる時期であり、女性ホルモンが急減することで薄毛や抜け毛が目立ってくるためと考えられます。

40代を目安として、できるだけ早めに正しい育毛ケアを心がける必要がありそうです。

薄毛が気になる年代別の割合は男女で違う

ヘアサロン&ビューティーサロン検索予約サイトの「ホットペッパービューティー」による「薄毛に関する意識調査」では、薄毛を意識する男女の年齢別割合に興味深い特徴がみられました。

男性は20代の75%が薄毛を気にしており、ピークが30代で、その後はだんだん気にしなくなっていく傾向にあります。

一方、女性は20代では67.7%、しかし年代が上がるにつれて薄毛に悩む人が増えていき、なんと40代の女性の75%~80%が薄毛を気にしているというのです。

40代以降は男性よりむしろ女性の方が薄毛を気にしている人の割合が多くなっています。

男性は40歳すぎると薄毛について諦める部分があるのですが、女性の場合、むしろ40代に入ってから抜け毛が目立ちはじめるため、このような結果があるようです。

40代女性の薄毛に見られる症状


40代女性の5人にひとり、実に2割前後の女性が「洗髪時に抜け毛が増えた」など具体的な薄毛の悩みを抱えています。
とくに多いのが「髪のボリュームが減った」「頭頂部が薄くなった」という症状です。

女性の薄毛の場合、頭頂部や額のM字部分から薄くなっていく男性の薄毛とは違い、全体的に髪が細り地肌が見えてくるいわゆる「びまん性脱毛症」が一般的です。

しかし30代後半から40代にかけて、頭頂部や生え際が後退していく、男性のような症状が出る人が目立ってきます。
これはAGA(男性型脱毛症)の女性版でFAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれる症状です。

  • 洗髪時に数十本単位で抜け毛が出る
  • 頭頂部や後頭部の地肌が透けて見える
  • 髪の分け目が以前より広がった
  • 生え際が後退して額が広くなった

などの状態が目立ち始めたら、FAGAである可能性があります。

女性ホルモンの減少が原因

女性ホルモンの中のエストロゲンには毛髪を成長させるという重要な役割があります。
更年期にさしかかると、そのエストロゲンの分泌量が減ってしまうのです。

髪の毛が細くなったり、コシがなくなったりして、全体に薄くなっていく「びまん性脱毛症」は主にエストロゲンの分泌量の低下に原因があります。

一方でFAGAの場合、女性ホルモン量が急激に減少するため相対的に男性ホルモンが増加してしまう点があげられます。

男性ホルモンには前頭部や頭頂部の毛の成長を抑制する働きがあり、その結果、男性と同じような薄毛の症状が引き起こされるのです。

もちろんそのほかにもストレスやダイエット・加齢による新陳代謝の低下・パーマやカラーリングの多用など、さまざまな要因が重なっていることも考えられます。

40代には薄毛の割合が増えることをふまえ、薄毛に関する知識を増やし、一度皮膚科・婦人科・美容皮膚科など病院に相談してみてはいかがでしょう。

(まとめ)薄毛で悩む女性の割合は40代で増加する?

1. 女性ホルモンが低下する40代では薄毛の割合が急増します

年代別の意識調査によると、「薄毛が気になる」という女性の割合は年齢を追うごとに増えていき、40代女性では約8割にも上ります。

更年期にさしかかり、女性ホルモンが急減することで薄毛や抜け毛が目立ってくるためと考えられます。

2. 薄毛が気になる年代別の割合は男女で違う

早くから薄毛を気にする男性は40代以降になるとあまり気にしなくなる傾向があります。

それに対して女性は年代が上がるにつれて薄毛に悩む人が増えていき、40代の女性は75%~80%が「薄毛が気なる」と答えています。

3. 40代女性の薄毛に見られる症状

女性の薄毛の場合、全体的に髪が細り地肌が見えてくるいわゆる「びまん性脱毛症」が一般的です。

しかし40代くらいから、女性でも男性のように頭頂部や生え際が後退していく男性のような症状(FAGA)が出る人が目立ってきます。

4.女性ホルモンの減少が原因

「びまん性脱毛症」とFAGAは、どちらもホルモンバランスの乱れにより、育毛に必要な女性ホルモンが減ってしまうことが原因とされています。

そのほかの要因も含め、40代前後になったら薄毛や抜け毛の可能性を考え、早めの予防対策をとるとよいでしょう。

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