原因を特定するための血液検査が必要です


女性の薄毛にはさまざまな要因があります。

たとえば過激なダイエットによる栄養失調や亜鉛欠乏症が原因の場合もあれば、甲状腺疾患やホルモン異常が薄毛の原因になっている場合もあります。

皮膚の疾患であったり、あるいは強いショックやストレス、欝などが原因になっていたりする場合もあります。

何が原因かによってどの病院に行けば良いのかが違ってきますが、頭皮や髪の状態を見ただけでは原因を特定することができません。

薄毛治療に使う薬剤や外用薬などが身体に与える影響などをチェックする必要もあります。

適切な治療や投薬を行うためには、血液検査で、隠れた病気の発見や栄養状態、女性ホルモンの量などを調べ、原因を調べる必要があるのです。

頭髪治療の専門クリニックや大学病院の毛髪外来であれば、血液検査以外にも体内のミネラル成分を詳細に調べる毛髪ミネラル検査を行っているところもあります。

薄毛の治療をするために病院を選ぶ際には、きちんと血液検査をしてくれるかどうかが重要なポイントになります。

びまん性の薄毛などは女性特有の症状ですので、女性専門クリニックを探してみるのもおすすめです。

血液検査で全身の健康状態をチェック

隠れた疾患がないか

まずは基礎疾患の有無を確認します。

糖尿病や甲状腺疾患などの病気を患っている場合、その合併症状や薬剤の副作用によって薄毛になる可能性があるからです。

ホルモンバランスの乱れ

女性の場合、出産などで一時的にホルモンバランスが崩れて薄毛になることがあります。

また女性に多いびまん性脱毛症もホルモンの影響が大きいため、薄毛の原因としてホルモンバランスは重要な項目になります。

生活習慣や栄養状態、ストレス

髪に栄養がきちんと行き渡っているか、血行はどうかなど、普段の食事環境を反映する項目を調べます。

鉄欠乏貧血や過激なダイエットによる低栄養、栄養失調、亜鉛欠乏症などは薄毛を引き起こす要因になります。

薬の処方が可能か

女性の場合、男性が服用する薬剤や外用薬を用いることができない場合もあります。
薬の処方が可能かを調べるために肝機能・腎機能の項目も重視されます。

毛髪ミネラル検査で細胞レベルの栄養状態をチェック


血液検査のほかにも、専門のクリニックなどでは毛髪ミネラル検査を実施しているところもあります。

この検査では採取した毛髪から必須ミネラルの欠乏や有害金属(有害ミネラル)の過剰な蓄積を分析します。

薄毛のケアを行っているにもかかわらずなかなか結果が出ない場合、日々の食生活によるミネラルの過不足が原因になっていることが多いのです。

たとえば髪の成長に必要な必須ミネラルが不足している場合、補う必要のある栄養素をサプリメントで補給したり食事の献立を工夫したりする必要があります。

また髪の毛の育成を阻害する有害ミネラルが過剰に存在する場合は、デトックスなどで解毒・排出を促す必要があります。

検査データを分析することで、より速やかで確実な薄毛治療が可能となります。

より専門的な治療につながる検査を

実は、薄毛の血液検査で調べる項目は一般の血液検査内容とほとんど同じです。

ですから血液検査自体は専門のクリニックでなくても、町の健康診断結果でもかまいません。

ただし、結果をみて薄毛治療にどう影響するかを判断するのは専門医に任せるほうがよいでしょう。

大学病院などでは脱毛外来や毛髪外来といった診療科があるところもあります。

そのほかでは、妊娠・出産やホルモンバランスの乱れが原因であれば婦人科、頭皮のトラブルであれば皮膚科、内臓疾患や甲状腺機能障害が原因であれば内科、ストレスなど心因性の異常であれば精神科などです。

各専門科と連携が必要な場合がありますから、病院であれば診療科目の多い総合病院が便利でしょう。

女性特有の薄毛の原因や症状も多いため、女性専門の薄毛外来などで検査を受けることも検討してみてはどうでしょうか。

(まとめ)女性の薄毛の原因を調べるにはどんな検査が必要?

1.原因を特定するための血液検査が必要です

女性の薄毛の場合、ホルモンバランス、内臓疾患、皮膚疾患、心因的要因など原因がさまざまにわかれます。

薄毛の原因がどこにあるか、また効果的な治療や投薬を行うためにも、血液検査やミネラル検査で体内の状態をくわしく調べる必要があります。

2.血液検査で全身の健康状態をチェック

血液検査ではまず甲状腺疾患や性ホルモン異常などの疾患を調べます。

また女性の薄毛の原因として多いホルモンバランスの乱れや栄養状態、ストレスの度合いなども調査項目になります。

さらに薬の処方が可能かを調べるために肝機能・腎機能のチェックも必要です。

3.毛髪ミネラル検査で細胞レベルの栄養状態をチェック

専門クリニックなどでは血液検査では得られない必須ミネラルの欠乏や有害金属(有害ミネラル)の過剰な蓄積を分析する「毛髪ミネラル検査」を受けられるところもあります。

不足した必須ミネラルを補充する、たまった有害ミネラルを排除することで、薄毛治療がよりスムーズに運びます。

4.より専門的な治療につながる検査を

検査項目自体は一般の血液検査と内容は変わらないため、通常の健康診断での血液検査結果でも構いません。

しかし検査結果からから効果的な治療につなげるために、診察は専門のクリニックや、皮膚科・内科・婦人科・精神科などと連携のとれる病院がよいでしょう。

女性専門の薄毛外来などもおすすめです。

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