乾燥や日焼けで頭皮はむけてしまいます。保湿をして頭皮のターンオーバーをうながしましょう。


頭皮がむける原因は乾燥や日焼け、または病気の場合もあります。頭皮にあったシャンプーを選び、正しい洗髪方法や保湿を行い、ターンオーバーをうながすことで、頭皮の状態をよくすることができます。具体的な対策方法についてご紹介します。

頭皮から皮膚がむける原因とは?


ふと鏡をのぞいたら髪の毛に大きなフケが。しかし取ってみたら、皮膚でびっくりしたという経験はありませんか?頭皮は、日焼けや乾燥などでむけてしまうことがあります。では皮膚がむけてしまったら、どう対処したらよいのでしょう。

頭皮から皮膚がむける原因は、頭皮の角質が炎症を起こすことです。角質は皮膚のいくつかある層の一番外側の部分で、そこが広範囲で炎症を起こすとめくり上がってしまいます。頭皮は手や足などと違い、直接見ることが難しい箇所であるため、気づくのが遅れがちです。そのため頭皮がむけてから気づくケースが多くあります。

頭皮がむける病気4つ

頭皮がむける病気として、頭部白癬、脂漏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、乾皮症の4つをご紹介します。

頭部白癬

頭部白癬(しらくも)は頭皮の皮膚糸状菌症の一種とされ、感染力が強い病気です。

頭皮が乾燥することで楕円形に髪の毛が抜けたり、うろこ状の発疹などを起こし、かゆみも若干伴うことがあります。脱毛してしまった斑状の部分の毛は抜けやすかったり、折れやすくなってしまいます。成人の場合は、抗真菌薬を服用することで治療します。

脂漏性皮膚炎

しつこいかゆみやフケが落ちる。この症状が軽くなっても、またすぐに再発するといった場合は脂漏性皮膚炎を疑いましょう。症状は徐々に表れ、抜け毛、脱毛などの症状はありませんが、悪化すると赤く炎症を起こし、強いかゆみを生じます。

基本的に男性に多く現れますが、女性でも発症することも。大人の場合は発症してしまうと慢性化することが多いです。

明確な原因は残念ながら不明ですが、原因としてはカビの一種であるマラセチア菌の増加や、皮脂貯留、ストレスによるホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、食生活が偏っていることなどが挙げられます。

治療は塗り薬が基本で、薬用シャンプーの使用をすすめられることもあります。また短期間に限り抗生剤を服用することがあります。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は様々な刺激によるアレルギー反応が原因の症状です。頭皮のみならず、首や耳など全身に症状が出ます。

頭皮の場合は、シャンプーやヘアサロンでのカラーリング剤、パーマ液などが原因であることも。またアトピー性皮膚炎は体調によって症状の出方が異なることが多いため判断がつきにくいことも。「頭皮がかゆい、赤くなる」といった症状が出る場合には皮膚科で治療を受けるとよいでしょう。

治療では、医師の処方に従いステロイド剤を正しく使用し、かゆみを抑えながら保湿を行います。頭皮に塗ることが難しい場合は内服薬が処方されることもあります。

乾皮症

乾皮症は、皮脂欠乏症とも呼ばれる病気です。その名の通り皮脂の分泌が少なくなることで皮脂が乾燥する症状が現れます。頭皮の場合は、乾燥により乾いたフケが増え、ときにはかゆみがあることもあります。

皮膚のターンオーバーが乱れていると、古い角質が肌の表面にとどまり、水分を保つ機能が低下。乾燥が悪化していきます。そのため、保湿することが治療の近道となりますが、既に乾燥している肌は敏感になっているので、肌に刺激を与えない保湿剤を選ぶことが重要です。

フケが出ることから、シャンプーを多くしてしまい乾燥を悪化させるケースもあるので注意しましょう。

皮膚科で治療する場合には、保湿剤としてケラチナミン、ワセリンなどが処方されることが多いですが、かゆみが酷い場合には、ステロイド剤が処方されることもあります。

乾燥で頭皮がむける場合

乾燥が酷くなり、頭皮がむけてしまう場合、その多くはシャンプーや洗髪が原因です。例えばシャンプーのときに爪を立てて頭皮を傷つけてしまうと、頭皮は炎症を起こしてしまいますし、頭皮を強くこすることで必要な皮脂も取ってしまうと、乾燥しやすくなってしまうのです。

また、強い洗浄力の石油系シャンプーを使用している場合も皮脂を取る原因に。頭皮の乾燥を余計に進めてしまいます。

乾燥してしまったときの対処法

頭皮は皮膚でもあるため、潤っていることが重要です。シャンプーをするときは爪で頭皮を傷つけないよう、指の腹で揉むように洗いましょう。また、シャンプー剤が原因で乾燥している場合には低刺激のアミノ酸系シャンプーに変え、皮脂を取り過ぎないようにするとよいでしょう。

日焼けで頭皮がむける場合

日焼けが原因で頭皮がむけてしまっていることも考えられます。顔や手にはUVケアとして、日焼け止めクリームを塗ったりと紫外線対策を万全にする方は多いです。しかし頭皮の紫外線対策は忘れてしまいがちです。

頭皮は体の中で太陽に一番近い部位であり、紫外線を浴びやすい箇所。帽子や日傘などでしっかりと紫外線対策をするようにしたいものです。また、頭皮用の日焼け止めクリームやスプレーを使用することもおすすめです。

日焼けしてしまったときの対処法

日焼けしてしまったときには、軽い火傷状態のため、まずは頭皮を冷やしましょう。その際、保冷剤や濡らしたタオルなどを使用しますが、保冷剤は直接頭皮にあてると冷たすぎて刺激となってしまうことも。ハンカチなどで包んでから頭皮にあてましょう。

頭皮を冷やすことで症状が落ち着いたら、今度は保湿を行います。ヒリヒリ感が軽減され、皮膚のターンオーバーを正常に戻す効果も期待できます。コットンなどに充分浸して、優しく頭皮を保湿しましょう。

頭皮用の保湿ローションなどがなければ顔用の化粧水でも代用できます。しかしアルコールや美白成分を含むものは、日焼けした頭皮には刺激が強く、避けた方がよいでしょう。

日焼け後の洗顔方法にも注意が必要です。日焼け後は頭皮が敏感になっています。そのためシャンプーの使用せず、ぬるま湯で洗うことに留めましょう。ヒリヒリ感、赤みが減ってきてから、少しずつシャンプーを使うようにしましょう。

頭皮がむけたときに自分で行える対処法


病気が原因で頭皮の皮膚がむけることもありますが、日焼けや合わないシャンプーを使用することによりむけてしまうことも。そのようなときに自分で行える対処法をご紹介します。

頭皮を保湿する

頭皮がむける場合には、適度な潤いがなく乾燥している状態であることが考えられます。乾燥状態になると皮膚のターンオーバーが上手くいかず、本来備わっているバリア機能が弱まってしまいます。ターンオーバーをうながすためにも、頭皮用の化粧水、保湿ローション、乳液などを使い、頭皮に充分な潤いを与えるようにしましょう。

低刺激のシャンプーで洗髪

頭皮トラブルにはアミノ酸系シャンプーがおすすめです。頭皮トラブルを解消し、皮膚のターンオーバーを正常にするためにもシャンプー選びは大切です。

シャンプーにはたくさんの種類があり、中には強い洗浄成分のものもあります。こうしたシャンプーを使用することで頭皮に強い刺激を与えることになり、頭皮の炎症や皮がむける原因となってしまうことも。そのため、シャンプーはなるべく低刺激のものを選ぶようにししましょう。

(まとめ) 頭皮がむける原因は乾燥・ストレス・日焼け?対処法はあるの?

1.頭皮から皮膚がむける原因とは?

頭皮から皮膚がむけるのは、頭皮の角質が炎症を起こすことが原因。直接見ることが難しい箇所のため、発見が遅れ、頭皮がむけてから気づくことが多くあります。

2. 頭皮がむける病気4つ

頭皮がむける病気として、乾燥することで抜け毛や発疹を起こす頭部白癬、しつこいかゆみやフケ。さらに再発することが多い脂漏性皮膚炎、アレルギー反応により起こるアトピー性皮膚炎、また皮脂の分泌が少なくなりかゆみやフケを起こす乾皮症があります。

3. 乾燥で頭皮がむける場合

シャンプーや洗髪が原因で乾燥が進み、頭皮がむけることがあります。シャンプー剤が頭皮に合っていない場合には低刺激のものに変えるとよいでしょう。また、頭皮は爪を立てず指の腹で揉むように洗いましょう。

4. 日焼けで頭皮がむける場合

頭皮は紫外線を浴びやすい箇所のため、帽子や日焼け止めで対策をしましょう。日焼けしてしまった場合は、保冷剤や濡らしたタオルで冷やし、落ち着いたら保湿を行います。日焼け中はシャンプー使用を控え、ぬるま湯で洗うようにしましょう。

5. 頭皮がむけたときに自分で行える対処法

皮膚のターンオーバーが正常にされるよう、化粧水やローションなどを使用し、頭皮に充分な潤いを与え保湿を行います。また、洗浄力の強いシャンプーを使っている場合は、アミノ酸系などの低刺激のシャンプーに変えることで頭皮がむけるなどのトラブル改善が期待できます。

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