半日経つと頭皮が脂でべたつくのはシャンプーの仕方に問題がある可能性があります
半日経つと頭皮が脂でベタベタしてしまうというのは、頭皮の皮脂の分泌量が過剰になっている可能性が高いです。
また、脂っこい食べ物や糖分の多い食べ物を摂る習慣がある、シャンプーのしすぎや洗浄力の強すぎるシャンプーでの洗髪、頭皮の乾燥なども、皮脂の分泌量を増やす原因になると考えられています。
自分の肌質に合ったシャンプーを選ぶことも大切です。
目次
間違ったシャンプーによって皮脂の過剰な分泌を引き起こす可能性があります
「朝晩シャンプーしているのに、半日経つと頭皮が脂でベタベタしてくる」
「しっかり擦って洗髪しているはずなのに、夕方には髪の毛に脂がべっとり……」
このようなお悩みを抱えている方は非常に多いといいます。
なぜ、きちんとシャンプーをしているのに、半日経つと頭皮が脂でべたついてくるのでしょうか?
実は、シャンプーは回数が多いから良いというわけでもなく、また、洗浄力の高いシャンプーを選ぶのが正解というわけでもないのです。
もちろん、頭皮を不潔な状態にすることや、洗髪をしないというのは頭皮にとっても髪の毛にとっても良いことではないでしょう。
しかし、シャンプーのしすぎはかえって皮脂の分泌量を増やしてしまうことに繋がると考えられます。
頭皮のべたつきは皮脂の過剰な分泌が原因だといえますから、皮脂量をコントロールすることが非常に重要になります。
シャンプーの回数が多すぎたり、洗浄力の強いシャンプーで洗髪を繰り返したりすると、頭皮のバリア機能が低下し、肌の乾燥を引き起こします。
すると、頭皮は皮脂を余計に分泌させようとするのです。
自分の肌質に合ったシャンプーを使うことが大切です
皮脂の分泌量は個人個人の肌性によっても異なるといわれており、脂性肌の人は普通肌や乾燥肌の人に比べて皮脂の分泌量が多い傾向にあります。
自分の肌に合ったシャンプーを選ぶことも、頭皮をコントロールする方法の一つだといえるでしょう。
ここでは、シャンプーにはどのような種類があるのかご紹介します。
アミノ酸由来の洗浄成分を用いているのがアミノ酸系シャンプーの特徴です。
泡立ちや洗浄力は比較的マイルドですが、頭皮に負担が少ないことから人気を集めているシャンプーです。
敏感肌や乾燥肌の方は特にこのタイプを好む傾向にあります。
石油系洗浄成分や合成界面活性剤を用いているシャンプーです。
市販されているシャンプーはほとんどがこのタイプだといわれており、泡立ちや洗浄力が良いのが特徴です。
しかし、頭皮への負担が大きく、人によっては肌トラブルを起こす可能性があります。
石鹸を洗浄成分に用いているシャンプーです。
高級アルコール系に比べ、頭皮への負担は少ないですが、洗浄力が高く、皮脂を落としすぎてしまう恐れがあります。
また、アルカリ性という性質上、髪の毛のきしみが気になるという方も多いです。
生活習慣のなかにも頭皮をべたつかせる原因が潜んでいます
頭皮の皮脂の分泌量が増えてしまう原因には、シャンプー以外にも様々な要素が考えられます。
ここでは、頭皮のべたつきに繋がる生活習慣を挙げていきたいと思います。
揚げ物や肉類などの脂っこい食べ物や、スイーツなど糖分の多い食べ物、アルコールなどを多く摂る傾向にある人は、体内に脂肪が蓄積されやすく、皮脂の過剰な分泌に繋がりやすいといわれています。
ストレスが蓄積されると、ホルモンのバランスが乱れ、男性ホルモンが増加すると考えられています。
この男性ホルモンが皮脂の分泌量を増加させるといわれています。
頭皮のダメージを修復したり、髪の毛の成長を促進したりするのは、眠っている時間帯に行われると考えられています。
また、睡眠は自律神経を整えるのにも大切です。
また、運動不足により血行不良や新陳代謝の悪化を起こすと、頭皮のバリア機能を低下させてしまう恐れがあります。
(まとめ)半日経つと頭皮が脂でべたつくのはなぜ?
半日経つと頭皮が脂でベタベタしてしまうのは、皮脂の分泌量が増加してしまっているからと考えられます。その原因は、脂っこい食べ物や糖分の多い食べ物を摂る習慣、シャンプーのしすぎなどによる頭皮の乾燥などが挙げられます。
頭皮をべたつかせる直接的な原因は皮脂の過剰な分泌といえます。
頭皮を不潔な状態にしておくのは良くありませんが、シャンプーをしすぎたり洗浄力の強いシャンプーを使い続けたりすることも頭皮の皮脂を過剰に分泌させてしまう要因となります。
皮脂の分泌量や肌性は個人で違いますから、自分に合ったシャンプーを使用することが大切だといえます。
シャンプーには頭皮にやさしいアミノ酸系、市販に多い高級アルコール系、洗浄力の高い石鹸系などがありますが、それぞれにメリットデメリットがあります。
頭皮の皮脂が過剰に分泌されてしまう原因には、シャンプー以外にも様々な生活習慣が挙げられます。
例えば、脂っこい食べ物中心の食生活や睡眠不足、運動不足、ストレスなどが皮脂を過剰に分泌させる可能性があると考えられます。