頭皮の皮脂分泌量は体質以外の要因でも変わります


頭皮などから分泌される皮脂の量は、生まれながらの体質も関係しているといわれています。

そのため体質によって正しいヘアケアを行うことは大切です。

しかし、皮脂の分泌量は体質以外にも、後天的なさまざまな要因が関係していると考えられます。

食事内容や生活習慣の見直しによって、皮脂分泌のバランスが改善される可能性もあります。

頭皮の皮脂は多くても少なくても良くありません

体質や生活習慣などによって変化するとされる皮脂の分泌量。

皮脂の分泌量は多くても少なくても良くありません。

皮脂役割として、肌を健康に保つことがあります。

皮脂は肌の内部から水分が蒸発していくのを防ぐ蓋の役割を持っています。

肌が乾燥すると表面が荒れて外部の刺激に弱くなり、肌荒れや炎症といった症状に繋がるかもしれません。

頭皮を健康的に保つためには適切な量の皮脂が必要です。

皮脂の分泌が多いとべたべたして不快なだけでなく、痒みや赤みが出たり、フケが増えたりする脂漏性皮膚炎になる可能性があります。

皮膚上にはマラセチア菌というカビが常在菌としていますが、これは皮脂をエサにしているので皮脂が増えるとマラセチア菌も増えます。

頭皮が濡れていたり不衛生な状態だったりしても増えやすくなります。

マラセチア菌は皮脂を分解して遊離脂肪酸を作り出すといわれています。

遊離脂肪酸は肌に刺激を与えてしまい、炎症を起こす原因となることがあります。

頭皮の皮脂は多すぎても少なすぎも頭皮トラブルに繋がります。

皮脂の分泌量は体質が影響するところもありますが、適切なヘアケアを行うなどしていくと良いでしょう。

加齢や寝不足やストレスが皮脂の分泌に影響します


皮脂の分泌量の乱れにはいくつかの要因があります。

まず、歳を取ると皮脂の分泌量が低下するといわれています。

単純に老化するということだけではなく、女性の場合は体内の女性ホルモン分泌量が減ることが影響しています。

女性ホルモンは更年期になると減るとされ、この時期になると肌荒れや肌の乾燥が起きやすくなります。

睡眠不足の場合、男性ホルモンの分泌量が増えて皮脂の分泌量が増えるとされています。

男性ホルモンは皮脂の分泌を促す作用があります。

ストレスにより自律神経が乱れることでもホルモンバランスが崩れて、皮脂の分泌が増える可能性があります。

また睡眠不足やストレスは皮脂を増やす要因にもなりますが、皮脂を減らす要因にもなりえます。

寝ている間に成長ホルモンが分泌されますが、睡眠不足の場合成長ホルモンの分泌量が足りていない可能性があります。

成長ホルモンは肌の代謝にとって重要とされます。

それにより頭皮のターンオーバーにも影響が出て、古い角質が残りやすくなると考えられます。

肌の健康状態が悪くなり、肌荒れや乾燥肌の原因になり得ます。

反対に、皮脂の分泌が増える可能性もあります。

これは頭皮に限ったことではありません。

顔の肌荒れや乾燥肌、脂性肌にもこのような原因が関係していると考えられます。

皮脂の過剰分泌には食生活の見直しも大切です

皮脂の分泌が増える原因として、食生活の乱れがあります。

皮脂の分泌を促してしまう食べ物としてまず挙げられるのが、糖分を含むものです。

甘いものや炭水化物などに多く含まれている糖分を摂ると、食後の血糖値が上がります。

血糖値の上昇に合わせてインスリンが膵臓から分泌されますが、このインスリンには皮脂が分泌される皮脂腺を刺激する作用もあるとされます。

そのため、急激に血糖値を上げインスリンも多く分泌されると皮脂分泌も活発になってしまうと考えられています。

皮脂は主に中性脂肪から成るため、中性脂肪に変わりやすい食品類を多く摂ると皮脂の分泌が増える可能性があります。

バターやチーズ、脂身の多い肉類といった動物性脂肪の多く含まれる食品や、果糖や砂糖を含む食品、アルコールなどが挙げられます。

美容や健康に良いイメージのある果物も、果糖が多く含まれているものがあるので食べ過ぎには注意が必要です。

反対に、皮脂の分泌を調整するのに役に立つ栄養素もあります。

皮脂分泌調節に作用するビタミンB2やB6 、皮脂の分泌を抑えたり皮脂の酸化を抑えたりするビタミンCなどです。

食生活が肉食や揚げ物、外食などに偏っていて皮脂の分泌が多い場合、まずはバランス良く食事をすることを目指すと良いでしょう。

(まとめ)頭皮の脂の分泌量は体質による?

1.頭皮の皮脂分泌量は体質以外の要因でも変わります

皮脂の分泌量は体質によるところもあるとされます。

しかし、日常生活のなかにも皮脂の分泌量を乱してしまう要因があると考えられています。

それらを見直すことで、皮脂の分泌量が改善していく可能性があります。

2.頭皮の皮脂は多くても少なくても良くありません

皮脂の分泌量は少なくても多くても頭皮環境が悪くなり、トラブルを起こす要因になります。

皮脂は肌を健康に保つのに大切な役割を持っています。

それが乱れることで、肌荒れやフケの増加、痒みなどの症状が現れる可能性があります。

3.加齢や寝不足やストレスが皮脂の分泌に影響します

寝不足やストレスといった生活習慣の乱れ、加齢などで皮脂の分泌量が変化すると考えられます。

睡眠不足やストレスは頭皮の乾燥、皮脂の出過ぎのどちらにも影響するといえます。

4.皮脂の過剰分泌には食生活の見直しも大切です

皮脂の分泌を促しやすい、甘いものや脂っぽいものなどに食事が偏っていると皮脂の分泌量が増えてしまう可能性があります。食生活を見直し、ビタミン類などをうまく取り入れると良いでしょう。

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