頭皮の蒸れによる、かゆみや臭いは女性にとって気になる悩みですよね。日頃の頭皮ケアや、ちょっとしたことに気をつけるだけで、蒸れを軽減し、かゆみや臭いも気にならなくなりますよ。今回は、頭皮が蒸れる原因から、自宅でもできる対処法までご紹介します。

頭皮が「蒸れる」とは?

「蒸れる」というのは、風通しの悪いところに熱気が溜まってしまうことを言い、ただ熱いだけでなく、水気を伴うのが特徴です。

頭にはびっしり髪の毛が生えているため、内部の頭皮はそれだけでも蒸れる要因を持っている状態。
その上、帽子などで頭皮を覆うと、さらに風通しが悪くなり温度も上がるため、汗や皮脂によってべたついて、どんどん蒸れていってしまいます。

頭皮が蒸れると、水分と皮脂汚れ、高い温度という環境によって雑菌が繁殖しやすくなります。
頭皮にはもともと常在菌がいますが、これが爆発的に繁殖すると、臭いやベタつきの元となり、薄毛を引き起こしてしまうこともあるのです。

頭皮の蒸れを放置すると…

頭皮の蒸れを放置すると、炎症やかゆみ、さらに臭いの原因になります。

・炎症
・かゆみ
・臭い
炎症

頭皮は皮脂の分泌量が多く、頭髪も蒸れやすい環境なため、さまざまな炎症が生じる可能性があります。
中には、マラセチア真菌というカビが増殖し、炎症を起こす病気の「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」が原因となっていることも。

この脂漏性皮膚炎は、皮脂をとても好むので、皮脂の過剰分泌によって繁殖しやすくなります。

かゆみ

帽子などによる頭皮の蒸れがあるにもかかわらず、適切に洗髪をしていないと、汚れが溜まります。
そのような状態が続くと、炎症が引き起こされ、かゆみにつながることもあります。

臭い

過剰に分泌された皮脂やフケが元となり、雑菌が繁殖して臭いを発生することがあります。
毛穴に皮脂が詰まると、酸化して臭いの原因となりますが、臭いが強い場合には、ブドウ球菌やカビが繁殖している可能性も。
頭皮に皮脂が多くなると、雑菌の繁殖にも繋がります。

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頭皮の蒸れが薄毛の原因にも繋がる?

頭皮の蒸れによる頭のかゆみや炎症を放置すると、症状が悪化し頭皮がダメージを受けることがあります。
かゆみを解消したくて爪で頭皮をかきむしるなど、ダメージを悪化させてしまうことも。また、炎症をそのままにしておくと、頭皮の状態が悪くなり、薄毛の原因になることもあります。

頭皮の蒸れ・かゆみの原因

頭皮の蒸れや、かみゆの原因には下記の3つが挙げられます。

・帽子の着用
・頭皮のべたつき
・ヘアケアが適切でない
帽子の着用

通気性の悪い帽子を長時間かぶり続けると、蒸れて頭皮がかぶれ、かゆみが出ることがあります。
汗や皮脂が頭皮に溜まり、さらに掻くなどの刺激によってかゆみが生じる場合も。
掻くことでさらにかゆみの症状が悪化したり、頭皮にダメージを与え細菌感染を起こしたりするケースもあります。

部分ウィックやヘルメットなども頭皮が蒸れる原因になりますから、使用する場合は注意しましょう。

頭皮のべたつき

髪の長い女性は、そもそも何もしなくても頭皮が蒸れやすくなっています。

夏の暑い時期などは特に何をかぶっているわけでなくても、頭皮がべたべたとして気持ち悪く感じることがあるでしょう。
また、髪をお団子にしたり、部分ウィッグなどを使用したりすると、その部分が特に蒸れやすくなります。

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ヘアケアが適切でない

汗をかいたその日のうちにシャンプーをしなかったり、洗髪が不十分だったりすると皮脂が溜まり、細菌が増えて、かゆみの原因になります。
シャンプーのすすぎ残しはもちろん、洗髪のし過ぎもかゆみの原因になるため、注意が必要ですね。

また、自分の頭皮に合わないシャンプーの使用で、肌が炎症を起こしかゆみが出ることもあります。

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頭皮の蒸れ・かゆみを防ぐ対処法

頭皮の蒸れや、かみゆを防ぐにはどのようにしたらよいのでしょう?
効果的な対処法を具体的にご紹介します。

・通気性の良い帽子をかぶる
・こまめに帽子を外す
・日傘を使う
・頭皮の汗をこまめに拭きとる
・首の後ろを冷やす
・自分に合ったシャンプー剤を使う
・適切な洗髪
通気性の良い帽子をかぶる

帽子をかぶる時は、通気性の良い素材のものを選び、中が蒸れないように注意しましょう。
特に夏場はニット帽やレザーなど、通気性の悪い素材は避けた方が良いですね。
また、頭にピッタリとするものは避け、少しゆとりのあるサイズにすることで、湿気を逃がして快適にかぶることができますよ。

こまめに帽子を外す

仕事などで、ヘルメットや通気性の悪い帽子をかぶらないといけない場合は、時々脱いで風を通すように心がけてください。
また、帽子は汗や皮脂汚れが残っていると雑菌が繁殖しやすいので、可能であれば着用後は洗って乾かすなど、常に清潔に保つようにしましょう。

日傘を使う

日傘を使うと、強い紫外線を防ぐとともに、風通しも良くできるので、頭皮にダメージを与えないで済みます。日傘のサイズによっては、頭皮だけでなく髪への紫外線ダメージも防ぐことができ、一石二鳥でしょう。

頭皮の汗をこまめに拭きとる

タオルや汗拭きシートなどで、こまめに汗を拭くようにしましょう。
かいた汗をそのままにしておくと、蒸れの原因になりますし、臭いも強くなってしまいます。
清潔感を保つために、常に汗を拭くためのものを持ち歩くとよいでしょう。

首の後ろを冷やす

そもそも汗をかかないように、首の後ろを冷やす方法もおすすめです。首の後ろには太い血管が通っているため、ここを冷やすと効率よく体を冷やせますよ。結果的に、汗をかきづらく、かいた汗もスムーズにひかせることができるでしょう。

自分に合ったシャンプー剤を使う

シャンプー剤は、低刺激・弱酸性のものを選び、何よりも自分の頭皮に合ったものを使いましょう。

洗浄力の高いシャンプーは、頭皮にとって刺激が強く、ダメージを与えてしまいます。
皮脂が溜まるのを恐れて、逆に皮脂を落とし過ぎると、頭皮を保護するために皮脂の過剰分泌を招いたり、水分が蒸発して頭皮が乾燥したりする恐れも。

アミノ酸系シャンプーは、汚れや余分な皮脂を落としつつ、必要な皮脂や潤いを守ります。また刺激が強過ぎないので、頭皮を傷めずに洗うことができますよ。

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適切な洗髪

頭皮を清潔に保つために、定期的に洗髪をして頭皮の汚れを落としましょう。
その日の汗や汚れは、その日のうちに取り除くことが鉄則です。寝る前に頭皮の汚れをリセットして、清潔な状態で寝るようにしましょう。

皮脂や臭いが気になるあまり、1日に何度もシャンプーで洗うのは頭皮にダメージを与え、乾燥を招くことがあります。基本的には1日1回のシャンプーに留めておきましょう。

また、洗髪の回数が適切でも、洗髪方法が間違っていては、かゆみや臭いを引き起こす原因となってしまうことも。適切な洗髪頻度と、洗髪方法で頭皮ケアをおこないましょう。

シャンプーの正しい洗い方と乾燥の仕方

頭皮を良い状態に保ち、かゆみや臭いを発生させないためには、正しいシャンプーの洗い方と、乾かし方が大切です。

洗い方

洗う際は、力を入れ過ぎないように洗うことがポイント。
特に、蒸れた状態の頭皮は、表面にある角質層がふやけて傷つきやすくなっています。この状態で、こすり過ぎないよう注意しましょう。

シャンプーは指の腹を使って優しく頭皮をマッサージするように洗うと、皮脂をすっきりと取り除くことができますよ。また、生え際などもすすぎ残しがないようにしっかりとすすぎましょう。

乾燥

シャンプー後は、濡れたままにせず、タオルドライをした後にドライヤーでしっかりと乾かしましょう。

頭皮が濡れた状態は、湿っているため蒸れる原因となります。水分をタオルで吸収したら、早めにドライヤーで乾かしましょう。
また、髪や頭皮は熱に弱いため、熱過ぎない温度で乾かすこともポイントです。同じ場所にずっと熱風をかけないよう、ドライヤーをあてる部分をずらしながら乾かしていきましょう。

頭髪の蒸れによる嫌なかゆみ・臭いは、こまめな頭皮ケアで解消できる

頭皮の蒸れやかゆみは、帽子の着用や、間違った洗髪方法、自分に合っていないヘアケア用品の使用で生じることがあります。
日頃、帽子をかぶることが多い場合には、なるべく通気性の良い物を選び、使用しているシャンプーやヘアケア用品も見直して、適切な洗髪方法で頭皮ケアすることが大切です。

また、ヘアケア商品を見直したい方は、ぜひ下記のリンクをチェックしてみましょう。

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