頭の汗の臭いについて、まわりから指摘されたことはありませんか?清潔好きな日本人にとって、不快な臭いは大問題ですよね。特に夏場、頭皮から出る汗の臭いは気になる人も多いはず。今回は、頭の臭いの原因から、スプレーやシャンプーなど対策方法まで徹底解説します。

汗をかいた頭皮の臭いの原因とは?

頭皮の臭いの原因は、汗だけはなく、皮脂や汚れ、間違ったシャンプーなどでも起きます。またバランスの悪い食事、ホルモンバランスの乱れ、過度なストレスなど、生活習慣も臭いに影響します。このように、さまざまな原因が重なって頭皮の臭いは発生すると考えられるでしょう。

ダイエットやお風呂などは発汗作用があるため、汗を出すことは体の老廃物や毒素も一緒に出してくれるイメージがあり、汗が臭う原因だと思いがち。
しかし、汗のほとんどは水できているため、汗自体は湯洗いで簡単に落とすことができます。そのため、汗だけが臭いの原因とはいえないでしょう。

夏の汗などで頭皮が臭うのはなぜ?

夏場は温度と湿度から、どうしても汗をかきやすく、帽子をかぶると頭皮は蒸し風呂状態になります。
このジメジメ&ムシムシした環境は、菌にとっては格好の活動場所。特に頭皮は体の中で一番皮脂が多い場所であるため、この皮脂がエサとなり菌はますます繁殖し、臭いの原因になってしまうのです。

また夏の汗などで頭皮が臭うのは、頭皮由来と毛髪由来の2つの原因が考えられます。
自分がどちらに当てはまるのか、まずは正確に理解して、頭皮と毛髪の臭いの対策を行いましょう。

頭皮由来の臭い

頭皮は人体の中でも汗腺と皮脂腺が多く存在している部位です。
頭皮の表面や毛穴には常在菌がいるため、常に臭いを発生させる可能性があります。

本来、健康な頭皮は適度な皮脂膜で覆われており、常在菌の繁殖を抑えているので悪臭が発生することはありません。
しかし皮脂分泌が過剰になることで、頭皮が持つバリア機能が低下してしまいます。

こうなると、汗をかくことなどによって常在菌にエサを与え、過酸化脂肪特有の臭いが発生してしまうのです。

毛髪由来の臭い

健康な毛髪の外側は、キューティクルでしっかりと覆われています。しかし、ヘアカラーやパーマなどで傷んでしまうと、毛髪はキューティクルが剥がれた状態になってしまいます。
また、夏の強い紫外線もキューティクルにダメージを与える一因です。

汗をかいて髪が濡れていると、キューティクルが欠けているところから臭いが入り込みやすく、髪の毛から臭う原因になってしまうのです。

外出先での頭の汗の臭い対策には、消臭スプレー

頭が汗臭くなる原因が分かったところで、今すぐ実践できる対策が知りたいですよね。
外出した先で臭いが気になる場合は、持ち歩ける頭皮専用のスプレーがおすすめです。

この消臭スプレーは自分で簡単に作ることができますよ。
薬局で買えるミョウバンを30~35倍程度に水で薄めるだけです。これを頭皮にスプレーすると、汗を抑え、臭いを抑える効果が期待できるでしょう。

小さなスプレーボトルに入れ替えれば、外でも手軽に使うことができます。小まめにスプレーして、臭いを抑えましょう。

汗ばんだ頭皮の臭い対策4つ

外出先では、臭い対策にスプレーが効果的です。

しかし、日常生活で臭いの元を予防するにはどうしたら良いのでしょうか。
ここでは「汗をかいた時に発する頭皮の臭い」を対策する4つの方法をご紹介します。

・汗をかいたらその日のうちにシャンプーする
・汗は濡れタオルでこまめに拭く
・枕カバーなど寝具は小まめにお手入れする
・汗の臭いを抑制するには食事にも注意を配る

それぞれについて、詳しく解説していきます。

汗をかいたその日のうちにシャンプーする

汗をかいた日は、その日のうちにシャンプーをして、頭皮を清潔に保つことが大切です。
特に夏場は汗により頭皮の臭いが発生しやすいため、毎日、夜にシャンプーを行い、汚れをリセットしましょう。

日中の汗と皮脂汚れをそのままにすると、寝ている間に雑菌が繁殖します。整髪剤を使用していた場合は、さらに症状を悪化させてしまいます。
また、汗や皮脂を放置しておくことは、臭いだけではなくフケや痒みの原因にもなってしまうため、注意が必要です。

ただ、シャンプーのし過ぎも危険です。清潔を意識し過ぎるあまり、1日に何回もシャンプーすることや、ゴシゴシ強く頭皮を洗ったりするのはNG。頭皮を傷め水分を奪ってしまい、必要な皮脂まで取り除いてしまいます。

頭皮のベトベトや脂っぽさが気になるという人は、シャンプーの回数を増やすのではなく、毛穴のつまりや頭皮の汚れを落としてくれる、用途に合ったシャンプーを選びましょう。

正しいシャンプーの方法
1.シャンプー前に必ずぬるま湯で十分に髪を濡らす
2.シャンプー剤を手のひらで泡立てて、指の腹で頭皮をマッサージするように洗う
3.すすぎをしっかりと行い、シャンプー後はドライヤーなどで乾かしてから寝る

雑菌の繁殖を抑えるためにも、毛髪を湿ったままにしておくことはおすすめできません。タオルドライで水分を吸収し、手早くドライヤーをかけ乾かしましょう。
また、寝汗が気になり、朝のシャンプーをしたい人も多いでしょう。その場合も、自然乾燥にせず必ずドライヤーをかけ、頭皮を素早く乾かしてください。

汗をかいたら濡れタオルでこまめに拭く

汗をかいたら、濡れタオルでこまめに拭きとりましょう。主成分が水の汗は、かいたばかりの時点では臭いを発することはありません。

臭いの原因は、むしろ「皮脂や汚れ」です。
発汗後、時間がたつと皮脂や汚れが菌を繁殖させ、臭いとなってあらわれます。

夏の暑い時期などは、濡れタオルを密閉袋に入れて持ち歩き、汗をかいたらできるだけ早く汗と一緒に皮脂や汚れも拭き取るようにしましょう。
このような対策方法で、こまめに拭くだけでも汗の臭い予防になります。

枕カバーなど寝具のお手入れ


毎日使う枕や寝具も、忘れずにお手入れすることが大切です。

せっかく頭皮や髪を清潔にして正しいヘアケアを行っても、汚れた枕を使っていては意味がありません。
日本人の睡眠時間はだいたい6時間から8時間程度と言われていますが、それだけの時間、頭皮を汚れた寝具に触れさせていると考えるとゾッとしますよね。
汚れた枕や寝具を使えば、清潔なはずの頭皮や髪に再び汚れがつき、臭いの原因になってしまいます。

できるだけ、枕カバーやシーツは洗濯して清潔に保つようにしましょう。
最近では洗える枕もありますが、洗えない場合でも外に干して、湿気を取るとよいですね。スチームアイロンをかけて、その後、干しておくと消臭もできるのでおすすめです。

気になる枕カバーの汚れは、酸素系漂白剤を洗剤と一緒に入れて洗濯するとキレイになります。また枕や寝具は、押し入れなどの湿度の多い場所に収納することが多く、ダニや菌が繁殖しやすいため、保管の際も注意してください。

汗の臭いを予防するためには、頭皮、髪を清潔にすることだけでなく、使用している寝具も清潔に保つことがポイントとなります。

汗の臭いを抑制するには食事にも注意

頭皮からの汗の臭いを抑制するには、食べ物にも注意しましょう。

まず、頭皮の健康を保つためには、バランスの良い食事が大切。頭皮も毛髪も、主にケラチンというタンパク質で構成されています。
ケラチンを体内で合成するためには、もちろんタンパク質も欠かせませんが、ビタミンB、亜鉛、鉄なども必要です。

これらの栄養が摂れる赤身の肉、魚などとともに根菜、海藻、きのこなどを使ったメニューを取り入れると良いでしょう。

また、悪臭の元となる皮脂の分泌を抑えるには、ビタミンBやビタミンAを積極的に摂取するのがおすすめ。
それと同時に、インスタントやファストフードを始めとする油分の多い食品はもちろん、高GI値糖質も控えるようにしましょう。

さらに、臭いの元となる過酸化脂質を増やさないためには、抗酸化作用が高いポリフェノール、ビタミンC、ビタミンEなどが有効といわれています。毎日の食卓に、上手に摂りいれるようにしましょう。

頭の臭い対策として、頭皮&髪&寝具を清潔に保つことが大切です


頭の汗臭さは、どのようにして起こるのか、頭皮からの臭い、毛髪からの臭いに分けて説明しました。

汗をかかないようにする、ということは難しいので外出先では消臭スプレーをうまく活用し、臭いが気にならないようにするとよいでしょう。また夏場は特に汗をかくため、生活習慣を見直し、対策をとることが大切です。

その日のうちにシャンプーをして頭皮を清潔に保つとともに、毎日使う枕や寝具も忘れずにお手入れするようにしましょう。枕は長い時間、頭皮や髪の毛が触れるものです。枕を毎日洗うのは難しい場合でも、枕カバーをかけて小まめに取り替えるようにしましょう。

また食事にも気を遣うことで、夏の頭皮からの汗の臭いも防ぐことができます。髪の毛に必要な栄養素はもちろん、抗酸化作用の高い栄養の摂れる食事がおすすめです。バランスよい食事を心がけましょう。

正しい対策を実践して、汗や頭皮の臭いが気にならない快適な生活を送りましょう。

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