フケとは、頭皮の脂、乾燥、頭皮トラブルと関係します


フケが出るからといって、がんばってシャンプーすることは逆効果です。

汚れを落とそうとして力を入れて洗うと頭皮や毛髪が傷ついて逆効果です。

そして、一日に何回も洗うこともフケ対策にはなりません。

フケのタイプによって対策が変わります。

脂っぽく塊のような脂性フケの原因は、頭皮に皮脂が出すぎた上に、それが常在菌と混ざったことにあります。

皮脂が出すぎないように食生活を改善することや、皮脂を洗い落としすぎないような方法でシャンプーすることが、対策になります。

一方、パラパラと粉のような乾性フケは、頭皮の乾燥が原因です。

洗浄力の強すぎるシャンプーを使って洗うことや、栄養不足で頭皮の保湿ができていないこと、季節的に乾燥していることの他、皮膚炎なども原因になります。

いずれにせよ、フケは頭皮の状態に加え、体のホルモンバランス、体調などと深く関係しています。

フケ対策も、体全体の問題として考えなくてはいけません。

シャンプー選びと洗い方の工夫は自分でできるフケ対策

  • シャンプーについて

    普段使いのシャンプーを、頭皮への優しさを重視して選びましょう。

    脱脂力が強いシャンプーで洗うと、皮脂を奪いすぎることから頭皮の乾燥が進んだり、皮脂が過剰分泌したりする原因になります。

    頭皮に近い成分でできたアミノ酸シャンプーや、フケ対策成分が入ったシャンプーを使いましょう。

  • 洗い方について

    まずは、洗う前によくブラッシングして埃や汚れを落とします。

    そしてぬるま湯で十分に濡らします。

    頭皮に優しい成分のシャンプーは、洗浄力も優しめだといわれます。

しかし、このシャンプー前のブラッシングと十分なお湯かけにより、汚れを落とすことが可能になります。

シャンプーはよく泡立てて使いましょう。そして、丁寧にぬるま湯ですすぎます。

すすぎ残しはフケの原因です。

濡れた髪の水分はタオルで丁寧にふき取ります。

これがドライヤーの熱から毛髪を守ります。

ドライヤーで乾かす時は頭皮も乾かして、雑菌の繁殖を防ぎましょう。

頭皮のトラブルは皮膚科で解決!


フケだけでなく、頭皮が赤い・痒い・痛い、抜け毛が増えるなどの悩みがある場合、皮膚科を受診することも重要です。

  • しらくも

    所謂、足の水虫の原因菌である白癬菌が、頭皮にて繁殖したことにより、フケや痒み、抜け毛などのトラブルが起こります。

    処方された抗菌剤を塗ることや、抗菌剤入りのシャンプーで対処します。

    水虫がうつるように、他の人にうつしたり、うつされたりするので、治療と日常生活での注意が必要です。

  • 脂漏性皮膚炎

    頭皮で過剰に分泌された皮脂により、頭皮の常在菌であるマラセチア菌(真菌の一種)が異常に増殖し、頭皮に、脂性フケや痒み等が起こります。

    頭皮だけでなく、鼻の周りや耳の後ろなど脂っぽくなりやすい部分で起こることもあります。

    こちらは感染ということはありません。

  • 頭部乾癬(かんせん)

    皮膚がもりあがって炎症で赤くなり、その上に銀白色のものができてポロポロ落ちることから、フケと間違えられやすいものです。

    頭にできると脂漏性皮膚炎と間違いやすいですが、真菌が原因ではありません。

    乾癬はうつることもありません。

普段の生活で気を付けるポイント2つ

運動や睡眠など、健康的に日常生活を送ることももちろんですが、特に気を付けたいことを2つご紹介します。

  • タオルを共用しない

    白癬菌により起こるフケならうつりますし、フケだと思っていたらシラミだったということもあります。

    特に小さい子供がいる家庭では、自分のタオルを使うという習慣を徹底させましょう。

    スポーツなどの習い事やスイミングでも友達とタオルを貸し借りしないように、知らない人のタオルを使ってしまわないように注意が必要です。

  • 少量多品種の食生活

    脂性フケの悩みの方は、脂ものを多く食べることが多いようですし、乾性フケの悩みの方は栄養不足になりがちです。

    脂ものやお菓子は、手軽に食べることができて満腹感を得やすいですが、皮脂を多く出す原因になるので減らしましょう。

    代わりに、肉や魚だけでなく野菜や卵、豆腐など、多くの種類を食べるようにしましょう。

    頭皮に必要な栄養素はビタミンB2、ビタミンA、Cやミネラルです。

(まとめ)フケとは髪の毛が汚れているから出るものですか?

1. フケとは、頭皮の脂、乾燥、頭皮トラブルと関係します

一日に何回も洗う、力を入れて洗う、といったことはフケには逆効果です。

フケには脂性フケと乾性フケがあります。

洗いすぎは皮脂の分泌を促進させ、また、頭皮の乾燥を悪化させます。

2. シャンプー選びと洗い方の工夫は自分でできるフケ対策

頭皮に近い成分でできたシャンプーを選びましょう。

また、シャンプー前のブラッシングとぬるま湯かけ、十分なすすぎとタオルドライにより、優しい成分のシャンプーでも汚れを落とすことが可能です。

3. 頭皮のトラブルは皮膚科で解決!

フケや痒み、頭皮の赤みは皮膚炎や、病気かもしれません。

水虫と同じ菌が頭皮にうつって起こる「しらくも」は病院に行くべきですし、脂性フケが出て頭皮が炎症を起こすため脂漏性皮膚炎やフケだと思ったら、実はシラミだったということもあります。

皮膚科受診は重要です。

4. 普段の生活で気を付けるポイント2つ

タオルを共有することは避けましょう。

「しらくも」の原因菌やシラミはタオルの貸し借りでうつります。

特に子供は貸し借りしやすいので注意しましょう。

また、簡単に食べられて満腹感がある脂ものやお菓子は皮脂の原因になります。

少量多品種を食べ、頭皮に必要な栄養を摂りましょう。

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