髪の長い女性にとって、髪の毛を毎日洗うのは大変。仕事で疲れていて今日はもういいや、と洗わない日もあるかもしれません。しかし、髪の毛を洗わないと臭いやベタベタを感じ、フケや抜け毛が増えてしまうかも。洗髪頻度や、頭皮トラブル、正しいヘアケアまで解説します。

髪は毎日洗わないといけない?洗髪の適切な頻度

髪はどのくらいの頻度で洗うのが望ましいのでしょうか。頭皮の状態に合わせ、適切な頻度について解説します。

基本は毎日洗うことが好ましい

髪は、基本的には毎日洗うことが好ましいでしょう。
頭皮の皮脂の量は、洗髪後6~24時間で、洗髪前の量に戻るといわれています。そのため、何日も髪を洗わない状態だと、頭皮に皮脂がたまってしまい、頭皮トラブルを引き起こすことも考えられます。

その日、頭皮や髪についた余分な皮脂や汚れを洗髪することでしっかりと取り除き、頭皮の環境を清潔に保つことが大切です。
頭皮の分泌量や季節によっても、髪を洗う適切な頻度は異なります。
特に、運動で汗をかいた日や、汗ばむ季節などは、頭皮を清潔に保つために定期的な洗髪を心掛けましょう。

このようなことから、一日髪の毛を洗わない程度なら問題はないものの、何日も洗わない日が続くと頭皮トラブルの原因になると言えるでしょう。

洗いすぎが原因で頭皮トラブルになる場合も

基本的は、毎日洗うのが好ましいといっても、洗いすぎが原因で頭皮トラブルに繋がる場合があります。

特に、1日1回以上シャンプーを行うことで、皮脂を必要以上に洗い流してしまう可能性も。頭皮が乾燥してフケの原因にもなるので、髪の洗いすぎには注意しましょう。
頭皮も、顔や肌と同じように乾燥しやすい人がいます。顔が乾燥肌の場合には、頭皮も乾燥しやすい可能性があります。
自分の肌質が分かっていて、もともと頭皮が乾燥しやすい人は、洗いすぎはもちろん、頭皮を強くこするなどの間違った洗い方をしないよう注意しましょう。

髪を洗う頻度が適切でないと起こる頭皮トラブル

洗う頻度が多すぎても、少なすぎても頭皮トラブルが起きる可能性があります。
どのようなトラブルが起きるのか、具体的に解説します。

・臭いやベタベタ(べたつき)
・フケやかゆみ
・抜け毛
臭いやベタベタ(べたつき)

髪を何日も洗髪しないと、過剰に分泌された皮脂が原因となり、雑菌が発生して臭いやべたつきを引き起こします。
特に夏場は、汗をかきやすく皮脂分泌も過剰になりやすいので、注意が必要です。

また、たとえ毎日洗髪していても間違ったヘアケアを行っていると、臭いやべたつきが起こることがあります。洗髪方法が悪く、皮脂を取り除くことができないまま頭皮に残り、毎日蓄積することで、臭いやべたつきの原因になってしまうことも。

毎日洗っていても、頭皮の洗い残しがあると、皮脂や脂肪酸などの油性成分が残され蓄積されてしまうのです。
そのため、定期的に洗髪するのはもちろん、洗う際は、頭皮の余分な汚れをしっかりと取り除けるように洗う必要があります。
詳しい洗い方は、下の「頭皮や髪にやさしい洗い方」を参考にしてください。

「頭皮のべたつき」について詳しく知りたい方はこちら

フケやかゆみ

フケはカビの一種で、誰の頭皮にも存在するものですが、増えすぎるとかゆみの原因になってしまいます。
フケの原因の一つである「フケ原因菌」は、皮脂を食べて増えていきます。
そのため髪を何日も洗わないで、皮脂を頭皮にため込んでしまうと、フケが徐々に増えてしまい、かゆみに繋がるのです。
頭皮の状態によりますが、日中に受けた汚れや皮脂を夜のシャンプーでしっかりと取り除くことを習慣化することで、症状が改善していくでしょう。

また、かゆみが酷いからと、1日に2回、3回と洗髪すると、洗髪のし過ぎで必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮が乾燥してフケが出ることもあります。強くこすって洗うなどの誤ったヘアケアも、頭皮を傷つけ、ダメージや乾燥を招く場合があります。
適切なシャンプーの回数を守り、丁寧に皮脂を取り除くよう正しい洗髪方法で行うことがなにより大切です。

「フケ」について詳しく知りたい方はこちら

抜け毛

抜け毛の原因の一つにも、フケがあります。
フケを予防するためには、余分な皮脂を洗髪で落として、清潔な頭皮を保つことが大切。フケを予防する成分(抗菌成分など)が配合されたシャンプー・リンスを使用するのも効果的でしょう。

自分の頭皮状態に合わせ、必ずしも毎日洗髪する必要はありませんが、頭皮の不潔な状態が続くと、細菌が繁殖して頭皮に炎症を起こし髪にもダメージを与える場合があります。習慣的に髪や頭皮を清潔に保つことは、脱毛予防の基本となので、適切なタイミングで洗髪を行うようにしましょう。

また、洗髪のし過ぎや、間違った洗い方も、必要な頭皮の皮脂まで取り除き、乾燥を引き起こすことで、抜け毛の原因になります。

ただ、抜け毛といってもさまざまで、ヘアサイクルに沿って正常に抜けたものと、正常でない異常脱毛があります。

髪の毛を洗えない場合のヘアケア対策

洗髪したくても、自分では洗髪できないお年寄りの方や、入院中、災害時など、どうしても髪が洗えない場合もあるかもしれません。

そのような場合には、ドライシャンプーがおすすめです。入浴できない時に、お湯や水なしでも使えるシャンプーです。いざという時の、災害用のリュックなどに入れておくのもよいですね。

泡状やミストタイプなど様々な種類があり、水なしでも手軽に髪や頭皮の汚れや臭いを取り除けます。必要に応じて利用しましょう。

髪を洗う際は、シャンプー剤や洗い方に注意

自分の髪質や頭皮に合ったシャンプーとトリートメントを使うことで、頭皮の状態を良くして、頭皮トラブルを避けることができます。
ずっと使い続けていて、頭皮の調子がよければいいのですが、体質が変わることもあるので、時々、シャンプーやトリートメントを見直すのもよいでしょう。頭皮の調子が悪いと感じたら、その都度見直してくださいね。

毎日洗う場合は、低刺激性でマイルドなシャンプーを使用するのがおすすめです。洗浄成分がマイルドで皮脂が取り除けるか不安に思うかもしれませんが、皮脂には皮膚をバリアで守る機能もあります。マイルドなタイプでも、必要な皮脂は残し、余分な皮脂をしっかりと取り除いてくれますよ。

また、1日1回きちんと洗っていても、洗い方が正しくないと頭皮トラブルの原因になってしまうこともあります。

正しい髪の洗い方を知っておきましょう。

頭皮や髪にやさしい洗い方
1.頭皮と髪を十分に濡らす
2.シャンプーで頭皮全体を洗う
3.シャンプーの成分が残らないように洗い流す
4.トリートメントを髪全体になじませる
5.洗髪後、タオルドライ後にドライヤーで乾かす

まずは、シャンプーの泡立ちがよくなるように、シャンプー前にぬるま湯で頭皮と髪を十分に濡らすことがポイントです。

シャンプーは直接頭皮につけず、手のひらに出し、しっかりと泡立てましょう。
シャンプーの泡立ちは髪と髪の間のクッションの役割も果たします。洗う際の摩擦を防ぎ、かつ頭皮上の皮脂に液剤を行き届きやすくしてくれます。

シャンプーをする際は、頭皮や髪全体にまんべんなく行き渡るよう、指の腹でマッサージするように洗いましょう。

洗浄成分のすすぎ残しがないようにしっかりと洗い流します。

軽く水気を切ってから、トリートメントを毛先から髪全体になじませましょう。流す際には、トリートメントもシャンプー同様、しっかりと洗い流してください。

これらのヘアケア剤がしっかりと流しきれていないと、頭皮の毛穴に詰まり、皮脂トラブルの原因になってしまいます。

濡れた髪をタオルで優しく拭き、したたり落ちる水分をふき取ります。
ドライヤーで頭皮から、しっかりと乾燥させていきます。一ヶ所ばかり集中して乾かすと、熱さで頭皮が痛むので、髪を持ちあげてさまざまな場所に移りながら乾かしてください。頭皮が乾くころには、髪の毛も自然と乾いているでしょう。

また、自分の髪質や頭皮環境に合ったヘアケア剤を探したい方は、>女性用のシャンプー・トリートメントもおすすめです。

洗髪は頭皮の状態に合わせて、適切な頻度と正しい洗い方が重要

髪は基本的に、毎日洗うのが理想です。
髪を定期的に洗髪しないと、汚れや皮脂がたまり、さまざまな頭皮トラブルの原因になります。
しかし、定期的に洗髪していても誤ったヘアケア方法で行っていると、効果が発揮されません。また洗髪回数が自分にとって適切でないと、頭皮にダメージを与えてしまうことも。

自分の頭皮の状態に合わせて、適切な洗髪頻度は毎日なのか、1日おきなのか探してみましょう。また、正しいヘアケアの仕方を知って、頭皮に良い環境を作り、清潔に保ちましょう。

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