できるだけ早く、皮膚科医に相談しましょう


頭皮の乾燥といっても、軽度なものから重度のものまで存在します。

少しくらいの乾燥であれば、単なる水分不足、皮脂不足だと考えられるでしょう。

しかし、ひどいかゆみやフケ症状まで出ている乾燥の場合は、単なる乾燥ではなく、皮膚炎を発症しているかもしれません。

もし、今まで感じたことのないほどひどい乾燥を感じるようであれば、できるだけ早く皮膚科を受診するようにしましょう。

そのままひどい頭皮の乾燥を放っておくと、抜け毛などの症状が出る可能性もあります。

悪化させないためにも、速やかに病院で適切な治療を受けましょう。

ただの乾燥じゃない!皮膚炎が原因かもしれません

ちょっとした頭皮の乾燥は、間違ったヘアケアや季節的な乾燥によって、誰にでもおこりうることです。

しかし、乾燥したままの頭皮を放っておくと、皮膚炎を発症し、ひどい乾燥状態になっているケースも考えられるので、気をつけなければなりません。

乾燥によって引き起こされる皮膚炎には、以下の2つが考えられます。

皮脂欠乏性皮膚炎(乾燥性皮膚炎)

頭皮が乾燥すると、皮膚の持つバリア機能が損なわれます。

そのため外部刺激に弱くなり、ちょっとした刺激が炎症を引き起こした状態です。

頭皮がカサカサしたり、粉が吹いたようになったりします。

症状が悪化すると、ひび割れができ、痛みが出たり、出血したりすることもあります。

脂漏性皮膚炎

人間の皮膚に存在しているカビの一種「マラセチア菌」が増殖することで発症する皮膚炎です。

大きくべたついたかさぶたが頭皮にこびりつき、かゆみなどの症状が現れます。

放っておくと、慢性化することもあり、治るのに時間がかかります。

早めの受診が、完治のカギとなります。

アトピー性皮膚炎は、乾燥と間違われやすい皮膚炎です


単なる乾燥と間違われやすい皮膚炎には、「アトピー性皮膚炎」があります。

アトピー性皮膚炎は、子供のころからアトピー体質の人だけがなると思われがちですが、大人になってからも発症するケースもあります。

アトピー性皮膚炎は、確かな原因は分かっていませんが、何らかの理由によって肌のバリア機能が正常に働かず、肌が乾燥しやすくなるものです。

そのため、軽度であればただの乾燥と間違われやすいのです。

バリア機能が弱まっているアトピー肌は、何かの刺激を感じることで症状が悪化し、強いかゆみが現れます。

そうなると、ついついかきむしってしまい、頭皮を傷つけやすくなるので、早めの受診と治療が必要です。

また、頭皮以外の部位にも症状が現れることが多いので、乾燥やかゆみが急激にひどくなった場合は全身をチェックしてみましょう。

特に関節や耳の裏などは症状が出やすい部分なので、確認してみてください。

そして、アトピー性皮膚炎が疑われる場合は、すぐに受診するようにしましょう。

乾燥がひどいときには、刺激を与えないことが大切です

頭皮の乾燥がひどいときには病院を受診し、適切な治療を受けるのが望ましいのですが、忙しくてすぐに受診できない場合もあるでしょう。

そんなときは、とにかく頭皮に刺激を与えないようにして過ごしましょう。

頭皮が乾燥しているということは、皮膚のバリア機能が弱くなっているため、ちょっとした刺激が伝わりやすくなっているからです。

たとえフケが気になったとしても、頭皮をこすって落とすようなことは避けましょう。

かゆくても、爪を立ててバリバリとかいてしまわないように注意してください。

そして、シャンプーは低刺激のものを使う、もしくはお湯だけで洗髪する湯シャンにとどめておきましょう。

少しでも頭皮への刺激や負担を減らしてあげます。

頭皮の乾燥がひどくなっているので、これだけで改善するのは難しいでしょう。

しかし、頭皮への負担を減らすことで、悪化させるのを少しでも遅らせ、時間ができたらすぐに受診してください。

(まとめ)頭皮の乾燥がひどい!どうすればいいの?

1. できるだけ早く、皮膚科医に相談しましょう

今まで感じたことのないような頭皮のひどい乾燥は、皮膚炎が原因かもしれません。

また、ひどい乾燥状態を放っておくと、抜け毛などの毛髪トラブルを引き起こす可能性があるので注意しましょう。

悪化を防ぐためにも、できるだけ早めに皮膚科医に相談するようにしましょう。

2. ただの乾燥じゃない!皮膚炎が原因かもしれません

ただ頭皮が乾燥しているだけだと思っていても、その乾燥が皮膚炎によるものである可能性があります。

乾燥による皮膚炎には、皮脂欠乏性皮膚炎と脂漏性皮膚炎があります。

皮膚炎は慢性化すると治りにくくなるため、早めの受診が改善のカギとなります。

3. アトピー性皮膚炎は、乾燥と間違われやすい皮膚炎です

頭皮の乾燥と間違われやすいものに「アトピー性皮膚炎」があります。

これまで発症したことのない大人でも発症する可能性もあるので、注意しましょう。

アトピー性皮膚炎は、悪化すると強いかゆみで頭皮をかきむしってしまうこともあるので速やかに受診しましょう。

4. 乾燥がひどいときには、刺激を与えないことが大切です

頭皮の乾燥がひどくても、すぐに病院に行けない場合は、なるべく頭皮を刺激しないように過ごしましょう。

乾燥している頭皮は、バリア機能が弱くなっているためとても敏感です。

シャンプーをする場合には、こすらないように気をつけましょう。

場合によっては、湯シャンを取り入れるなどの工夫を行いましょう。

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