乾燥した頭皮は、湿疹ができやすい状態です


頭皮に赤いプツプツとした湿疹ができると、気になってしまいますよね。

湿疹だけでなく、フケやかゆみなどの症状を併発することも多いので、一刻も早く治したいと思うのではないでしょうか。

そんな頭皮にできる湿疹の原因は、さまざまなものがあります。

その中の一つが、頭皮の乾燥です。

そのため、頭皮湿疹に悩んでいるのであれば、頭皮が乾燥していないかチェックしてみてください。

そして、頭皮が乾燥しているのであれば、シャンプー方法を見直したり、保湿ケアを取り入れたりしましょう。

頭皮の乾燥が改善すれば、軽い頭皮湿疹であれば治る可能性があります。

ただし、症状が重い場合や乾燥が原因ではない湿疹の場合は、治療が必要になるケースもあるので注意しましょう。

頭皮が乾燥することで起こる頭皮湿疹は2つあります

乾燥した頭皮に湿疹ができやすくなるのは、皮膚が持っているバリア機能がはたらかなくなるからです。

というのも、本来肌は、皮脂と水分とのバランスを保つことで、皮膚内部を保護する機能が備わっています。

ところが、頭皮が乾燥すると、バリア機能が正常にはたらかなくなり、外部刺激を受けやすくなり、炎症へとつながるのです。

これが乾燥による湿疹のメカニズムとなり、2種類の湿疹が発生する可能性が高くなります。

皮脂欠乏性皮膚炎

洗い過ぎなどによって頭皮の皮脂が不足し、乾燥することで起こる炎症をいいます。

外気が乾燥しがちになる冬や、加齢に伴い皮脂の分泌量が少なくなった場合にも発症しやすい皮膚炎です。

脂漏性皮膚炎

頭皮の皮脂の過剰分泌により、マラセチア菌という常在菌が増殖することで発症する皮膚炎です。

皮脂の過剰分泌というと、乾燥とは関係がないように思われがちですが、皮膚は乾燥しすぎると、肌を守るために皮脂がたくさん分泌されてしまいます。

これにより、肌は乾燥しているにも関わらず、皮脂が多い状態となることで、頭皮の水分と皮脂のバランスが崩れて、常在菌の繁殖へとつながってしまうのです。

湿疹ができてしまったら、刺激を与えないことが大切です


頭皮に湿疹ができるのは、頭皮環境が悪化しているサインです。

湿疹ができてしまったら、なるべく刺激を与えないように気をつけましょう。

かゆいからといって、頭をかいたり、シャンプーでゴシゴシこすったりするのはやめましょう。

洗浄力の強いシャンプーの使用やヘアケア剤やスタイリング剤の頭皮への使用、強い力を加えたりすると、湿疹がつぶれてさらに悪化して治りにくくなることがあります。

また、湿疹ができるということは、頭皮のバリア機能が弱まっている証拠です。

強い刺激を与えれば与えるほど、頭皮の他の部分にも湿疹が広がり、かゆみやフケ症状が出たりすることもあるでしょう。

軽い湿疹であれば、刺激を与えないように注意し、清潔に保っていれば改善していきます。

とにかく、今すでに湿疹ができているのであれば、無暗に刺激を与えないよう、優しく丁寧に扱うようにしましょう。

なかなか湿疹が治らないときは、皮膚科を受診しましょう

乾燥による湿疹なのであれば、保湿ケアがちゃんとできていれば徐々に症状が落ち着いていくことでしょう。

もしなかなか治らないならば、他の皮膚炎の可能性もあります。

以下のような湿疹であれば、適切な治療が必要になります。

皮膚炎は、素人判断では見分けがつきにくいので、専門医の素で適切な治療を受けるようにしましょう。

アトピー性皮膚炎

一見乾燥による湿疹に見えてしまうのが、アトピー性皮膚炎です。

アトピー性皮膚炎の原因ははっきりしていませんが、皮膚のバリア機能が正常にはたらかず、乾燥状態になる皮膚炎です。

アトピー性皮膚炎の場合は、頭皮だけでなく全身症状が出ることが多いでしょう。

接触性皮膚炎

アレルギー物質に触れることで起こる皮膚炎です。

かぶれなどと呼ばれることもあります。

シャンプーなどのヘアケア用品によってかぶれを引き起こしている場合も、頭皮に湿疹ができます。

(まとめ)頭皮が乾燥すると、湿疹ができるって本当?

1. 乾燥した頭皮は、湿疹ができやすい状態です

頭皮湿疹の原因はたくさんありますが、そのうちの一つが頭皮の乾燥です。

もし、頭皮をチェックしてみて、乾燥しているのであれば、乾燥による湿疹の可能性が高いでしょう。

頭皮の乾燥を防ぐことができれば、軽い湿疹は徐々に治まっていきます。

2. 頭皮が乾燥することで起こる頭皮湿疹は2つあります

乾燥による頭皮湿疹には、2種類あります。

一つは皮脂欠乏性皮膚炎で、洗い過ぎなどにより皮脂が洗い流され、無防備な肌から水分が蒸発して乾燥した肌に起こる皮膚炎です。

もう一つは脂漏性皮膚炎です。

これは、乾燥によって皮脂の過剰分泌が起こり、マラセチア菌が増殖することで起こります。

3. 湿疹ができてしまったら、刺激を与えないことが大切です

湿疹ができている場合は、かゆくてもかかないようにし、余計な刺激を与えないようにしましょう。

強い刺激が加わると、湿疹が広がったり、湿疹がつぶれて悪化したりする可能性があります。

優しく丁寧に扱い、頭皮の乾燥を防ぎながら、清潔な状態を保ちましょう。

4. なかなか湿疹が治らないときは、皮膚科を受診しましょう

湿疹がなかなか治らない場合には、乾燥が原因ではない可能性があります。

アトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎も見た目で乾燥性かどうか判断するのは難しいため注意しましょう。

長引く場合には、皮膚科を受診し、適切な診断を受けるようにしてください。

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