頭皮の脂を落とし過ぎると皮脂過剰を招く可能性があります


頭皮の脂は放っておくと、かゆみや臭い、ベタツキ、フケなどの頭皮トラブルの原因となります。

毎日シャンプーで洗い流すのが基本です。

しかし、洗い流し過ぎると、かえって皮脂過剰を招く可能性があります。

皮脂は皮脂膜を作って頭皮を守る働きをしていますが、シャンプーによって必要な皮脂まで洗い流されてしまうと、不足している皮脂を補うため分泌が過剰になるのです。

清潔を保つためだからとシャンプーを行い過ぎると、頭皮にとってはトラブルの原因となる症状を自分で作ることになりかねませんので、注意が必要です。

頭皮に必要な皮脂を残すためには、シャンプー剤の選び方とシャンプーの回数が大切です。

洗浄力の高いシャンプーではなく、優しい洗い上がりのノンシリコンのシャンプーやアミノ酸系シャンプーを選ぶようにするとよいでしょう。

脂分を取り去り過ぎないよう、シャンプーの回数は1日1回とし、汗や臭いなどが気になるときには、お湯で洗い流しましょう。

皮脂は頭皮を守る働きをしています

皮脂が、頭皮にとって良くないというイメージをお持ちの方はいらっしゃいませんか。

頭皮も他の皮膚と同じ、皮膚の一部です。

顔や手足の皮膚と同じように、頭皮にも脂が分泌されます。

ただし、頭皮は皮脂腺の数が多く、顔の中でも脂が気になるほおや額の3倍近くもあります。

つまり、体の中でもっとも脂っぽく、毛穴が詰まりやすくなる部位だということになります。

しかし、頭皮の脂には役割があります。

汗と混ざり合うことで皮脂膜を作り、頭皮の保湿をしているのです。

また、もう一つの大事な役割として、頭皮を感染症から守ることが挙げられます。

頭皮には常在菌がいて、炎症などの原因となる雑菌から頭皮を守っています。

常在菌は古くなった頭皮などをエサとして活動しているため、実は、フケを防ぐ働きもしています。

このように、皮脂は頭皮を守る働きをしているのです。

脂の落とし過ぎは、さらに多くの皮脂を分泌させます


皮脂は、汗とともに皮脂膜を構成し、頭皮を保護、保湿していることに触れました。

必要な量の皮脂がないと、皮脂膜を維持することができないため、頭皮の乾燥や炎症などを起こす雑菌の侵入など、頭皮環境の悪化を招くことになりかねません。

つまり頭皮にとってのリスクが高まり、改善すべき状態になれば、せっせと皮脂を分泌して補うのです。

清潔を保つためだからと洗浄力の高いシャンプーで何度も洗い流してしまうと、必要な分の皮脂まで失ってしまい、不足分を補うために、また分泌されるということが繰り返されてしまうのです。

このようにして皮脂過剰が引き起こされます。

洗っても洗ってもスッキリしない、ベタベタするという症状は、洗い過ぎが原因の可能性もあるということです。

頭皮に優しいシャンプーを選び、正しく使いましょう

頭皮には脂が必要です。洗い流し過ぎないためには、そのような成分のシャンプーを選ぶ必要があります。

シリコンが含まれているシャンプーは、洗浄力が高い可能性があります。

それは、油などの汚れを落とす洗浄力が高いために、洗い上がりがパサついてしまうことが多いシャンプーだからこそ、シリコンを配合することで髪をしっとりとまとめる役割をさせているからです。

ノンシリコンであれば、優しい洗い上がりが期待できます。

アミノ酸系のシャンプーも、頭皮に優しいシャンプーです。

髪や体を構成しているのは主にタンパク質と脂質ですが、そのタンパク質を構成しているのがアミノ酸です。

したがって、髪や頭皮に刺激が少なく、優しいシャンプーといわれています。

シャンプーの回数は1日に1回とし、脂や汗が気になるときにはお湯で流す程度にとどめるのもよいでしょう。

人それぞれ肌に合うシャンプーは違いますので、自分に合ったものを見つけて下さい。

(まとめ)頭皮の脂、落とし方に注意が必要って本当ですか?

1. 頭皮の脂を落とし過ぎると皮脂過剰を招く可能性があります

頭皮の脂は、かゆみや臭い、ベタツキ、フケなどの頭皮トラブルの原因となることがあります。

皮脂は、頭皮に必要なものなので、洗い流し過ぎてしまうと、かえって皮脂過剰を引き起こすことになりかねませんので注意が必要です。

2. 皮脂は頭皮を守る働きをしています

皮脂は、汗と一緒に皮脂膜を作り、頭皮を保湿する働きをしています。

頭皮の常在菌の働きにより、炎症などを起こす雑菌から頭皮を守っています。

常在菌は、皮脂や頭皮をエサに活動するため、フケも防止にも役立っています。

3. 脂の落とし過ぎは、さらに多くの皮脂を分泌させます

皮脂膜は皮脂を必要とするため、洗い流し過ぎてしまうと、頭皮の保護作用が弱められてしまいます。

それを防ぐために皮脂がさらに分泌されますが、また洗い流してしまうと不足分を補うために分泌量が高まり、皮脂過剰を招きます。

4. 頭皮に優しいシャンプーを選び、正しく使いましょう

洗浄力の高いシャンプーはシリコンを含むものが多いため、ノンシリコンのものや、刺激の少ないアミノ酸系のシャンプー剤を選ぶようにしましょう。

シャンプー剤を使うのは1日1回とし、それ以上はお湯で汚れを流すのもよいでしょう。

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