加齢とともに頭皮環境や皮脂分泌量は変化してきます


若い時は頭皮の状態など気にならなかったのに、社会人になってから、頭皮が乾燥してかゆいなど、頭皮環境に悩まされるという人も多くいるのではないでしょうか。

それらの頭皮状態の変化は、じつは「加齢による、皮脂の分泌量や保湿力が低下してきた合図」の可能性があります。

皮脂の分泌量には、大きく分けて「男女差・個人差・年齢差」があります。

一般的には、女性より男性の方の皮脂が多く、男女ともおよそ30代にピークを迎え、徐々に低下していきます。

それにより、頭皮の潤いがなくなり、皮脂の分泌量も肌自体の保湿力も失われていくのです。

皮脂の分泌量低下にともなって注意すべき点が、髪の成長に悪影響を及ぼしかねないところです。

適度な皮脂の分泌は、頭皮を外的な刺激から守る役割を果たしています。

頭皮が乾燥しがちになると、外的刺激を直接受けてしまい、髪が育ちにくい環境に陥ってしまうものです。

また、乾燥によって血行が悪くなり、毛根が不活性化し、抜け毛が増える原因にもなってしまいます。

年齢に合わせた頭皮ケアを知り、万全の対策をしていきましょう。

自分の頭皮状態を今一度確認しましょう

現在の自分の頭皮環境が、どの状態に属しているのかおおまかな目安を知り、正常な頭皮に改善していくことが重要です。

正常な頭皮

皮脂の分泌量が正常な状態。

頭皮の色は青白く透明感があります。

毛穴は詰まりがなく綺麗です。

20代では約60%、50代では約49%の人がこのタイプに属します。

乾燥頭皮

皮脂の分泌量が少なく、頭皮は乾燥し、かゆみやフケなどを引き起こします。

頭皮の色がくすみ、やや赤みがかっている状態です。

女性に多く、20代では約35%、50代では約50%の人がこのタイプになります。

脂性頭皮

皮脂の分泌量が多く、脂っぽい状態。

匂いや、頭皮・髪のべたつき、脂性のフケなどに悩まされます。

頭皮はくすんだ黄色で、赤みがかっている場合は炎症を引き起こしているので、注意してください。

男性に多く見られ、20代では約5%、50代では約1%の人がこのタイプになります。

脂性になったと感じる方は注意が必要です


頭皮の乾燥とは逆に、年齢とともに「いつも髪がベタベタで、脂性になった」と感じる方もいるのではないでしょうか。

じつは「過度の乾燥状態」が引き金で、皮脂分泌量が過多に陥っている場合があります。

過度の乾燥によって、皮脂の分泌が過剰になる場合がある

頭皮のかゆみやフケなどが気になり、力任せにシャンプーで頭を洗ってしまう場合があります。

しかしこれでは、汚れは落ちても、頭皮の皮脂が根こそぎ奪われ、さらなる乾燥状態に陥ってしまうことになります。

不足した皮脂を補うため、頭皮の脂が過剰分泌することにより「脂性の皮を被った」乾燥を引き起こします。

女性の場合は、「更年期」の症状かも!?

更年期障害の症状はさまざまありますが、「頭皮トラブル」も当てはまります。

加齢とともに女性ホルモンが低下し、男性ホルモンの影響を受けやすくなります。

そのため、抜け毛や薄毛に悩むほかに、「頭皮のべたつきや匂い」のトラブルが発生しやすくなるのです。

年齢に応じたケアで頭皮の状態を整えましょう

年齢による頭皮の皮脂分泌量の低下や、頭皮の洗いすぎによる皮脂分泌過多は、誰にでも起こりえることです。

今まさに頭皮トラブルに悩まされている人、不快感はないけれども頭皮環境対策を前もって、きちんとしたい人に、頭皮を正常に保つポイントをいくつかご紹介いたします。

毎日のシャンプーを見直し「育毛シャンプー」にしてみる

洗浄力の強いシャンプーは避け、保湿成分や天然の植物成分が多く配合されているものを選ぶようにしましょう。

また、頭皮の乾燥や、皮脂の過剰分泌にも対応できる「育毛シャンプー」の使用もおすすめです。

健康な頭皮環境に整えてくれる効果が期待できるからです。

頭皮の皮脂を奪いすぎず、同時に潤いを与えてくれる、バランスの取れた頭皮ケアができます。

頭皮用美容液で頭皮を健康に保つ

頭皮用美容液は、頭皮の乾燥や脂っぽさを直接、解消するアイテムではありませんが、頭皮環境を健康に保つ成分が配合されています。

皮脂の分泌バランスを整える作用が期待できます。

(まとめ)頭皮の状態と皮脂の分泌量は、年齢が関係してくるの?

1. 加齢とともに、頭皮環境や皮脂分泌量は変化してきます

頭皮状態の変化は「加齢による、皮脂の分泌量や保湿力が低下してきた合図」です。

皮脂の分泌量も肌自体の保湿力も失われていきます。

そのまま放置すると、頭皮トラブルだけでなく、抜け毛の原因になる場合があるので、適切なケアをしていきましょう。

2. 自分の頭皮状態を今一度確認しましょう

「自分の頭皮は乾燥している、いや、べたつくから脂性だ」など思い込みで判断するのではなく、ある程度の客観的な統計値を知りましょう。

どれに自分は属しているのか推定できれば、今後の頭皮ケアの対策に役立たせることができます。

3. 脂性になったと感じる方は注意が必要です

汚れをきちんと落とそうと、毎日のシャンプーで頭皮を洗いすぎるのは厳禁です。

不足した皮脂を補おうと、皮脂が過剰分泌し、今度は頭皮がべたつく原因になります。

また、「更年期障害」の症状のひとつに、「頭皮の脂性化」のトラブルもあるため、症状に悩む女性の方は病院を受診するなどの対策をおすすめします。

4. 年齢に応じたケアで頭皮の状態を整えましょう

頭皮の洗いすぎを止めることはもちろん、「育毛シャンプー」に変えることで、頭皮環境を整えることができます。

また、ここ数年で見かけるようになった「頭皮用美容液」を使用することで、皮脂の分泌量を正常な状態に導くことも期待できます。

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