皮脂を取り過ぎるシャンプー法や、シャンプー選びが問題です


髪がベタつかないように、何度もシャンプーしていませんか?

確かに、過剰な頭皮の皮脂は、臭いやかゆみの原因になり、薄毛や抜け毛にも繋がるので、汗をかいた後にさっぱりと洗い流すことは、頭皮環境を整えるのに有効な手段といえます。

しかし、皮脂を取り過ぎると、不足分を補おうとして過剰に皮脂が分泌されてしまうので、逆効果になるかもしれません。

洗浄力の強いシャンプーを使ったり、必要以上にシャンプーの回数を増やしたり、強くこすったりして、皮脂を落とそうとするのは避けた方が良いでしょう。

皮脂には、皮脂膜を作って頭皮を守るという大切な役割があり、取り除き過ぎると、細菌や外からの刺激によって、皮膚のトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。

汚れや余分な皮脂を落とし、頭皮の脂を抑える為には、まず自分の頭皮の状態に合ったシャンプーを選ぶことが重要です。

そして、髪や頭皮にダメージを与えないように、洗い方にも注意してください。

また、悪い生活習慣も皮脂を増やす原因になります。

正しいヘアケアを行い、生活習慣を見直して、健やかな頭皮とサラサラした美しい髪を手に入れましょう。

皮脂膜の役割は、主に3つあります

皮脂腺から分泌された皮脂は、汗と混じり合って、皮脂膜を作ります。

皮脂膜は、角質細胞内にある「天然保湿因子(NMF)」、角質細胞を繋ぐ「細胞間脂質」とともに、肌の三大保湿因子といわれ、主に3つの働きをします。

  1. 保湿作用

    皮膚の水分の蒸発を防ぎます。

  2. 抗菌作用

    皮膚が健康な場合の皮脂膜は、弱酸性なので、酸に弱い細菌やカビなどの増殖を抑えます。

  3. 保護作用

    皮膚に柔軟性や弾力性を与え、表面を滑らかにし、ほこりや紫外線など外的刺激から皮膚を守ります。

ただし、皮脂が多過ぎると、皮膚がアルカリ性に傾き、アルカリ性を好む病原菌が繁殖したり、ニキビ・吹き出物ができたりすることもあります。

多過ぎても少な過ぎても、肌には悪影響を与える可能性があるので、適度な皮脂が必要であると考えられています。

頭皮に優しいシャンプーを選び、洗い方に注意しましょう

シャンプー

市販されているシャンプーは、使われている洗浄成分によって、高級アルコール系シャンプー・石けん系シャンプー・アミノ酸系シャンプーの3つに分類することができます。

高級アルコール系シャンプーや石けん系シャンプーは洗浄力が高く、皮脂を落とし過ぎる傾向があります。

それに比べ、アミノ酸系シャンプーは、洗浄力はやや弱いのですが、汚れや余分な皮脂を落とすので、必要な皮脂や潤いを守りたい場合に適しているといわれています。

ただし、頭皮が脂っぽい方は、洗い上がりがさっぱりしないと感じることがあるかもしれません。

しかし、皮脂の分泌が多い場合は、頭皮の乾燥や皮脂不足を補おうと身を守る為、皮脂が過剰に分泌されている可能性があります。

洗浄力を強くするよりも、洗い方などに気をつけ、皮脂の過剰分泌を防ぐようにしましょう。

洗髪方法

まず、シャンプー前にはブラッシングでほこりや汚れを落とし、お湯でしっかりと洗い流しましょう。

毛穴が開いて、毛穴に詰まった汚れや皮脂が落ちやすくなり、シャンプーのつけ過ぎを防ぐことができます。

それから、皮脂やかゆみを取ろうとして、強くこすったり、爪で引っかいたりするのはやめましょう。

必要な皮脂も落としてしまうだけでなく、地肌を傷つけてしまうことで、炎症など頭皮環境の悪化を招く恐れがあります。

また、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しは毛穴を詰まらせるので、頭皮に残らないように十分にすすぐようにしましょう。

体の中から皮脂の過剰分泌を抑える生活を

頭皮の脂っぽさが気になる方は、普段の生活も見直してみましょう。

食事

バターやラードなどといった肉類や乳製品の動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸は、皮脂の主成分である中性脂肪を増加させるので、多過ぎれば、皮脂の分泌量を増やすといわれています。

また、アルコールや糖質も、皮脂腺を刺激して皮脂の過剰分泌を招きます。

ビタミンB2・B6・Cは皮脂の過剰分泌を抑制する働きがあります。

皮脂の分泌を促す食品の摂り過ぎに注意し、積極的にビタミン類を摂取し、バランスの良い食生活を心掛けましょう。

生活習慣

男性ホルモンは皮脂の分泌を促進するので、ホルモンのバランスが崩れて男性ホルモンの分泌量が増えると、皮脂の分泌量も増加します。

過度なストレスや睡眠不足は、男性ホルモンの分泌増加に繋がります。

規則正しい生活を送り、運動など自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。

(まとめ)頭皮の脂を抑える為に行ってしまいやすい間違いは?

1. 皮脂を取り過ぎるシャンプー法や、シャンプー選びが問題です

皮脂には、皮脂膜を作って頭皮を守るという大切な役割があり、取り過ぎは逆効果です。

洗浄力の強いシャンプーを使ったり、必要以上にシャンプーの回数を増やしたり、強くこすったりすることは避けましょう。

2. 皮脂膜の役割は、主に3つあります

皮脂と汗が混じり合って作られる皮脂膜は、皮膚の水分の蒸発を防ぐ保湿作用、細菌やカビの増殖を抑える抗菌作用、ほこりや紫外線など外的刺激から皮膚を守る保護作用があります。

適度な皮脂は必要です。

3. 頭皮に優しいシャンプーを選び、洗い方に注意しましょう

アミノ酸系シャンプーは、洗浄力はやや弱いのですが、汚れや余分な皮脂を落とすので、必要な皮脂や潤いを守ります。

ブラッシングとお湯で洗い流した後、地肌を傷つけないようにシャンプーし、十分にすすぎましょう。

4. 体の中から皮脂の過剰分泌を抑える生活を

皮脂の分泌を増やす動物性脂肪やアルコール、糖質の摂り過ぎに注意し、さらに、皮脂の過剰分泌を抑制するビタミン類を積極的に摂取しましょう。

過度なストレスや睡眠不足は、皮脂の分泌に繋がるので気をつけましょう。

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