頭皮を傷つける、間違ったシャンプー方法やブラッシングです


頭がかゆい時は、対処を間違うと、かゆみが治まるどころか、さらにかゆみがひどくなってしまいます。

頭のかゆみというものは、「乾燥」、「皮脂の過剰分泌」、「雑菌」、「頭皮への刺激」などによって頭皮がダメージを受け、炎症を起こすことが、その原因の一つと考えられています。

乾燥あるいは皮脂の過剰分泌を防ぐには、洗浄力が強いシャンプーの使用は避け、シャンプーのしすぎに気をつけましょう。

頭がかゆいと、シャンプーの時につい頭皮を強くこすりたくなりますが、頭皮が傷つき、かけばかくほどかゆみが増すという悪循環にも陥りやすくなるので、やめてください。

シャンプー後は、すばやく頭皮をしっかり乾かすことで、雑菌の繁殖を防ぐことができます。

ブラッシングにも要注意です。

洗髪前、汚れを浮かす為に行うのは良いのですが、濡れている状態での無理なブラッシングは頭皮や髪を傷つけてしまう恐れがあるので、お薦めできません。

お風呂に入るとかゆくなる場合は、発汗や温度差で生じるじんましんの可能性もあります。

じんましんは、数十分から数時間で消える場合がほとんどですが、何度も起こったり、症状が重くてつらかったりする時は、医療機関を受診してください。

お風呂は皮膚がダメージを受けやすい場所です

皮膚はいくつもの層が積み重なってできています。

一番外側にある角層(角質層)は、体の表面をバリアする働きがあり、外部からの刺激に対して体を保護したり、水分など内部の物質が外へ出るのを防いだりしています。

しかし、お風呂に入ったり、汗をかいたりして、皮膚が湿っている状態が続くと、水分が角質層に入り込んで細胞がふやけた状態(浸軟)になります。

すると、皮膚は乾いた状態よりも摩擦に弱くなり、少しの力でも損傷を受けやすくなったり、有害物質などが皮膚の奥に侵入して皮膚がダメージを受けやすくなったりします。

さらに、浸軟が長くなると、バリア機能が低下して角層の水分が減少し、皮膚の柔らかさや滑らかさが失われ、より傷つきやすくなります。

雑菌の繁殖を防ぐだけでなく、頭皮のバリア機能の低下を防ぎダメージを与えない為にも、シャンプー後は、すばやく頭皮を乾かすことを心掛けましょう。

かゆみの原因の一つは「ヒスタミン」の放出


皮膚のかゆみは、末梢性のかゆみと中枢性のかゆみとに分けられます。

末梢性のかゆみには、「ヒスタミン」という物質が関係しています。

ヒスタミンが物理的・化学的・心理的刺激を受けることによって、皮膚の血管周辺にある肥満細胞(マスト細胞)から放出され、かゆみを知覚する神経を刺激し、それが脳に伝わる為にかゆみを感じるのです。

かゆみを起こす刺激には様々ありますが、皮膚をかくという刺激も、そのうちの一つです。

かきむしると、ヒスタミンがさらに放出され、よりかゆみが強くなってしまうので、かかないようにしましょう。

また、糖尿病や肝臓病、腎臓病など内臓疾患が原因で起こる中枢性のかゆみもあるので、単なるかゆみと軽く考えず、気になる場合は検査を受けましょう。

お風呂で発症するじんましん

じんましんは、何らかの刺激によって「ヒスタミン」や「ブラジキニン」などの物質が放出されることで起こります。

血管が拡張して、皮膚の表面が赤くなってふくれ、かゆみが出ることが多いのが特徴です。

じんましんの種類は様々ありますが、入浴時にじんましんの症状が現れやすい場合は、「コリン性じんましん」や「温熱じんましん」が考えられます。

コリン性じんましん

日常生活では、運動や入浴、精神的な緊張だけでなく、辛いものや熱いもの、アルコールのような飲食物の摂取によっても、体温が上がり、汗をかく場面があります。

コリン性じんましんは、発汗することで発症し、アセチルコリンなどのコリン作動性物質などが関係しているといわれています。

入浴する場合は、長時間の入浴は避け、ぬるめのお風呂にするなど、発汗を促す行為をできるだけ避けることが発症の予防に繋がります。

温熱じんましん

お風呂に入ったり、温風に直接あたったりして、皮膚が急に温まることが原因で起こります。

急激な温度変化で肥満細胞が刺激されると、ヒスタミンが放出され、症状が出ます。

入浴する時は、脱衣所と風呂場の温度差をできるだけなくすようにしましょう。

(まとめ)頭がかゆい時にお風呂でしてはいけないことは?

1. 頭皮を傷つける、間違ったシャンプー方法やブラッシングです

かゆみの原因の一つは、頭皮の炎症です。

洗浄力が強いシャンプーや洗いすぎに気をつけ、洗髪後はよく乾かしましょう。

洗髪時に頭皮を強くこすることや、濡れている状態でのブラッシングは頭皮を傷つける恐れがあります。

2. お風呂は皮膚がダメージを受けやすい場所です

皮膚が湿ると、角層に水分が入り込んで細胞がふやけ、乾いた状態よりも摩擦に弱くなり、少しの力でも損傷を受けやすくなります。

それが続くと、バリア機能が低下して角層の水分が減少し、より傷つきやすくなります。

3. かゆみの原因の一つは「ヒスタミン」の放出

末梢性のかゆみは、刺激を受けることで肥満細胞からヒスタミンが放出され、神経を刺激して起こります。

かきむしると、さらに放出され、かゆみが強くなります。

また、内臓疾患が原因で起こる中枢性のかゆみもあります。

4. お風呂で発症するじんましん

入浴時にじんましんの症状が現れやすい場合は、発汗で起こるコリン性じんましんや、急激な温度変化で起こる温熱じんましんかもしれません。

できるだけ、発汗を促す行為を避けたり、温度差を少なくしたりしましょう。

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