頭皮が乾燥してフケが気になる時は、頭皮の保湿力を高めるケアをしましょう


頭皮にフケが発生する原因はいくつか考えられますが、頭皮の乾燥がフケを大量生産している可能性が高いです。

頭皮の乾燥が原因のフケには、頭皮の保湿力を高めるケアで対処しましょう。

日本人の80%以上がフケに悩んだ経験があるというデータが存在します。

頭皮に合わないシャンプーを使い続けたり、頭皮のターンオーバーが崩れたりすることによって、頭皮の乾燥が進んでフケが出やすくなります。

フケや乾燥に悩まない、健康な頭皮環境にするためには、自分の頭皮の特徴を知り、頭皮に適したケアを行いましょう。

生活環境の影響によって頭皮が乾燥しやすくなります

頭皮の乾燥やフケが気になるのは、普段の生活環境が影響している可能性があります。

頭皮にダメージを与えている自覚がなくても、知らず知らずのうちに頭皮に負担をかけていることがあります。

季節の変化

頭皮を含め、肌に最適な湿度は60~65%だといわれています。

日本には四季があるため、季節によっては湿度がぐっと下がるのです。

秋から冬にかけての季節は、湿度が低く空気が乾いているため、頭皮の乾燥やフケが起こりやすいといえます。

また、花粉症を持っている人は、アレルギー症状の影響で頭皮が敏感になり、乾燥やフケの症状が出ることがあるのです。

空調の風

夏や冬は空調を使用する頻度が増えますが、空調の風が頭皮の乾燥やフケの原因になることがあります。

特に暖房を使った部屋は湿度も下がるため、頭皮のためによい環境だとはいえません。

空調の風が直接頭皮に当たると、ますます乾燥してフケが出やすくなります。

紫外線

紫外線が頭皮に長時間当たると、頭皮が乾燥してフケが出ることがあります。

ひどい日焼けになると頭皮が炎症を起こし、症状がさらに悪化するのです。

カラーリングやパーマ

カラーリング剤やパーマ液には刺激の強いものが多いため、度重なるカラーリングやパーマが頭皮にダメージを与える原因になります。

頭皮に合わないものを使い続けると頭皮の負担となり、乾燥やフケを招くでしょう。

間違ったシャンプー方法

頭皮を洗う時に爪を立てて洗ったり、頭皮に合わないシャンプーを使ったりすると、頭皮が乾燥してフケが出てくることがあります。

洗浄力の強いシャンプーは、頭皮を乾燥させてフケを増やします。

乾燥した頭皮は「乾性フケ」の温床です


頭皮の乾燥が進むと、「乾性フケ」と呼ばれるフケが発生します。

フケは古くなった頭皮の角質が、はがれ落ちたものになります。

顔の肌と同じように、頭皮が健やかな状態でいられるのは水分と皮脂のバランスが保たれているためです。

頭皮の皮脂は嫌われてしまうことが多いですが、健康な頭皮にとっては欠かすことのできない存在です。

頭皮の表面で汗と皮脂が混じり合ったものを「皮脂膜」と呼びますが、皮脂膜が頭皮を保護する役割を担っています。

この皮脂膜が頭皮を覆うバリアとなり、頭皮の水分が失われるのを防いでいます。

また、皮脂に含まれた「脂肪酸」が頭皮の細菌感染を防止し、頭皮を守っているのです。

生活環境の影響や洗浄力の強いシャンプーの使用により、頭皮の皮脂膜が失われ、頭皮が乾燥して乾性フケが出るようになります。

正常な頭皮にもフケはありますが、目に見えないほど細かいため、フケが出ていても肉眼では確認できません。

しかし、頭皮の乾燥がひどくなるとフケの破片が大きくなって、見た目にもフケが出ていることがわかるようになります。

乾燥した頭皮では未熟な角質がはがれやすく、フケが繰り返し発生します。

肩に白いうろこ状のフケが落ちるようになったら、頭皮が乾燥している可能性があります。

フケには「脂性フケ」と呼ばれるものもあります

フケには頭皮の乾燥が原因の乾性フケと、頭皮のベタつきが原因の「脂性フケ」の2種類があり、どちらも悩みを抱える人が多い症状です。

乾性フケはカサカサと乾燥していますが、脂性フケには乾性フケとは違った特徴があります。

フケが脂っぽく、粘土のような粘り気がある場合は、頭皮の乾燥ではなく過剰な皮脂によってフケになっています。

頭皮の以下のような症状があれば、頭皮の皮脂が増えすぎていると考えられるのです。

  • 頭皮の皮脂が多く、ベタつきがある
  • 頭皮全体が黄色っぽく、炎症を起こしている箇所がある
  • 頭皮にかゆみがある

脂性フケが発生するのは、常在菌の異常繁殖が原因だといわれています。

健康な頭皮にも常在菌は存在していますが、脂肪の多い食事が続いたり、汗をかいた後のケアを怠ったりすると、頭皮に負担を与える数まで増えてしまうのです。

常在菌は、頭皮の皮脂をエサとして活動しています。

脂肪の多い食事は常在菌のエサを増やし、頭皮の常在菌を増やす環境へと傾きます。

脂性フケを防ぐにはまず、食生活を見直して、野菜や果物も食べるようにしましょう。

汗をかいたらその日のうちにシャンプーし、翌日まで頭皮の汚れを残さないことも大切です。

頭皮の乾燥はフケだけでなく、かゆみも引き起こすことがあります


頭皮の乾燥が進むとフケが増えるだけではなく、かゆみを感じるようになります。

乾燥がかゆみに繋がるのは、頭皮の乾燥によるバリア機能が低下してしまうためです。

バリア機能が低下した頭皮は、少しの刺激でかゆみを感じるほど敏感になってしまいます。

頭皮の水分も失われているため、余計にかゆみを感じやすい状態に陥っているのです。

かゆみが起こるメカニズムについては、肥満細胞から分泌される「ヒスタミン」によるものだといわれていますが、詳しいことについてはまだ判明していません。

私達がかゆみや痛みを感じるのは、「知覚神経」が皮膚への刺激を「かゆみ」や「痛み」として判断するからです。

ヒスタミンは知覚神経に作用し、「神経ペプチド」という神経伝達物質を分泌させます。

神経ペプチドは肥満細胞をさらに刺激するため、ヒスタミンの量がますます増えることになるのです。

頭皮にかゆみがあると、つい指で掻きたくなります。

しかし、指で掻いた刺激のせいで、ヒスタミンの分泌がさらに促され、かゆみが広がるといわれているのです。

顔の肌と同じように頭皮にもターンオーバーがあります

頭皮と顔の肌は同じ1枚の皮膚で繋がっており、頭皮にも顔の肌と同じようにターンオーバーがあります。

頭皮の古い角質がフケとなって排出され、新しい角質が誕生するのは、ターンオーバーが正しいサイクルで行われているからです。

個人差はありますが、ターンオーバーの正常な周期は、28日間であるといわれています。

頭皮の深い部分にある「基底細胞」が細胞分裂をして、徐々に頭皮の上の階層へと押し上げられていくのです。

一番上の角質層までたどり着くと、フケとなって頭皮からはがれ落ち、新しい頭皮に生まれ変わります。

これがターンオーバーの仕組みです。

ターンオーバーが乱れると、角質層が未熟な状態でつくられてしまうため、頭皮を外部の刺激から防御できず、水分が蒸発して乾燥が進み、フケとなります。

頭皮トラブルの多くは、ターンオーバーの乱れが原因で起こるともいわれているのです。

ターンオーバーが乱れる原因として考えられるのは、ホルモンバランスの変化、過度のストレス、運動不足による血行不良などが挙げられます。

ターンオーバーを整えるには、健康的な生活習慣を身につけ、ストレスの発散を心がけるようにしましょう。

また、次のような対策も効果的です。

  • 頭皮に合ったシャンプーを選ぶ
  • 必要に応じて育毛剤を使う
  • しっかりと睡眠をとる
  • 適度な運動を習慣にする
  • 趣味を楽しむなど、たまったストレスはこまめに解消する

頭皮ケアをして、頭皮の乾燥とフケを防ぎましょう

頭皮の乾燥とフケを改善するには、頭皮ケアをきちんと行いましょう。

自己流の頭皮ケアが、頭皮の乾燥やフケを悪化させてしまう場合があります。

正しいシャンプーのやり方

頭皮をシャンプーで洗う前に、髪が乾いた状態でブラッシングをしましょう。

ひと手間かけるだけで、シャンプーをした時の汚れ落ちが変わります。

ブラッシングが終わったら、38℃くらいのお湯で頭皮を丁寧に洗います。

この時、シャンプーはまだ使いません。

お湯だけで頭皮を洗うと、余分な皮脂や汗を落とすことができます。

お湯での予洗いの後は、いよいよシャンプーの出番です。

頭皮への負担をなくすため、シャンプーは頭皮の上で泡立てず、手のひらや泡立てネットで泡立てましょう。

使用するシャンプーは、洗浄力がやさしいものを選びましょう。

洗浄力の強いシャンプーを使うと皮脂膜が失われ、乾燥やフケの原因になります。

育毛効果をうたったものや、洗浄成分がアミノ酸のものを使うと、頭皮の保湿力が高まるといわれています。

指の腹で頭皮を洗ったら、お湯で丁寧にすすいでください。

すすぎ残しはフケの原因になるので、洗浄成分を残さないようしましょう。

正しい頭皮の乾かし方

頭皮を乾かす時に、自然乾燥はおすすめできません。

生乾きの頭皮は雑菌が繁殖しやすく、フケや臭いの原因になるからです。

シャンプー後はタオルドライをし、頭皮や髪の水分を取り除きましょう。

頭皮を拭うようにすると、水分を取り除きやすく、髪に負担をかけません。

ドライヤーを使う時は、頭皮を乾かすことを意識して、髪の根元からドライヤーの風を当てていきます。

毛先から乾かすと、ドライヤーの熱が毛先に集中しやすく、髪のダメージに繋がるので注意しましょう。

(まとめ)頭皮の乾燥がひどくなると、フケやかゆみが起こりやすくなります。


乾燥が進む原因は、普段の生活の中に隠されているのです。

生活習慣を振り返り、知らない間に乾燥やフケを招いている原因を見つけましょう。

育毛効果をうたったシャンプーや、アミノ酸系シャンプーを使うと、頭皮のバリア機能が回復して、保湿力を高める効果が期待できます。

フケには乾性フケと脂性フケがありますが、どちらもバリア機能の低下が影響しています。

頭皮に合ったシャンプーを選び、頭皮に負担をかけない手順でシャンプーをしましょう。

シャンプー後の髪は自然乾燥せず、ドライヤーでしっかり乾かし、頭皮環境を意識したケアをしてみてください。

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