頭皮の脂をケアする方法は、正しいやり方でシャンプーをすることです


頭皮の脂をケアするには、正しいやり方でシャンプーをすることが大切です。

シャンプーを自己流で続けている人は多く、間違ったシャンプーのやり方が頭皮のトラブルを招く原因になることがあります。

頭皮にやさしいシャンプーの方法を学んで、頭皮の脂をケアし、頭皮の環境を整えましょう。

もちろん、自分の頭皮に合ったシャンプー選びも重要です。

パッケージデザインのかわいらしさや、香りの持続時間だけにこだわらず、頭皮をケアする効果も考慮して、健やかな頭皮に導いてくれるシャンプーを選びましょう。

生活習慣の乱れが頭皮の脂が増える原因になります

頭皮に指で触れた時に脂っぽかったり、べたつきや臭いを感じたりした経験がある方は、多いでしょう。

頭皮の脂が増えてしまうのは、いくつかの原因があると考えられます。

食生活の偏り

頭皮の脂が増えてしまった時は、まず食生活の乱れを疑ってみましょう。

「人間の身体は食べるものから作られる」ともいわれるように、食事の内容がそのまま身体の健康状態に反映されます。

脂っこい料理を食べすぎると顔にニキビが増えることがありますが、食事が肉や揚げ物に偏ると、頭皮の脂が過剰に分泌されて、頭皮にもニキビができやすくなります。

甘いものや添加物の多いものを食べすぎても、頭皮の脂が増えるといわれています。

運動不足

運動不足は不健康の象徴のようにいわれていますが、頭皮にも悪い影響を与えてしまいます。

頭皮が健康でいるには栄養が必要ですが、運動不足になると血行が悪くなるので、頭皮全体に栄養が行き届かなくなります。

血行不良の状態が続くと新陳代謝も悪くなり、頭皮の老化が進みます。

免疫力も低下し、頭皮が脂っぽくなるだけでなく、抜け毛も起こりやすくなるといわれています。

不規則な生活とストレス

睡眠不足や欠食が続いたり、仕事やプライベートでストレスがたまったりするのも、頭皮の脂が増える原因になると考えられています。

不規則な生活とストレスが自律神経のバランスを崩すし、皮脂のコントロールを乱すことがあります。

皮脂の分泌が正常に行われないと、体内に脂肪がたまって、頭皮の脂が過剰に分泌されることになるのです。

頭皮の脂が「脂漏性皮膚炎」を引き起こすことがあります


脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌が多いところに発症する皮膚炎で、頭皮以外の場所にも症状が見られることがあります。

特に高温多湿で紫外線の量が増える夏になると発症しやすく、かゆみを伴う炎症となります。

脂漏性皮膚炎ができやすい場所

頭皮以外の場所では、鼻の頭や鼻の脇、頬、Tゾーン、口の周り、耳の裏、襟足などがあります。

発症する場所は個人差がありますが、脂の分泌が多い箇所にできやすくなります。

脂漏性皮膚炎の症状

かゆみのある炎症が発生して、ブツブツとした湿疹が出てきます。

指で掻いてしまったことにより傷がつき、痛みや刺激を伴うこともあります。

人によっては、角質の塊が黄色いウロコ状になるのです。

頭皮が脂漏性皮膚炎にかかると、炎症やかゆみなどの他に、リンパ液や脂性のフケが出ることがあります。

大量のフケの影響で頭皮がかさぶたで覆われてしまい、皮膚が硬く厚くなるのです。

脂漏性皮膚炎を発症する原因

脂漏性皮膚炎には、マラセチア菌という常在菌が関係しているといわれています。

マラセチア菌はカビ菌の一種ですが、通常であれば人体に悪影響を及ぼすことはありません。

マラセチア菌は皮脂を養分としているため、頭皮の皮脂が過剰に分泌されると、異常繁殖して脂漏性皮膚炎の原因になると考えられています。

脂漏性皮膚炎の治療法

脂漏性皮膚炎は一度かかると自然治癒しづらく、ステロイド薬などで治療を試みても、根本的な治癒が難しいといわれています。

頭皮の脂やフケの多さが気になった時は、自分の頭皮に合ったシャンプーを選んで、皮脂のケアをする必要があります。

頭皮の角栓を見つけたら要注意です

角栓というと鼻の毛穴にできる角栓を思い浮かべますが、脂の分泌が増えると角栓は頭皮の毛穴にもできます。

  • 頭皮がなんとなくかゆい
  • 頭皮が臭う
  • 頭皮に触れると、白いゴミのようなものが爪の先につく
  • 抜けた毛の根元に、脂の塊がある

このような症状があれば、頭皮の脂が増えすぎて、毛穴に角栓ができていると考えられます。

特に、抜け毛の毛根に脂の塊がついている時は、頭皮の脂がかなり増えてきている証拠です。

頭皮の毛穴に詰まる角栓の正体は、過剰に分泌された脂と、タンパク質の塊です。

分泌されすぎた頭皮の脂は行き場をなくし、頭皮に残されたまま毛穴に詰まります。

時間の経過と共に酸化して、角栓へと変化するのです。

毛穴の角栓をケアせずに置いておくと、抜け毛や薄毛の原因になるといわれています。

角栓が毛穴を圧迫して髪の生育を妨げるため、髪が育ちにくい環境になるのです。

通常でも頭皮の脂の量は、顔の皮脂の2倍近く量があるため、頭皮の脂の過剰分泌は大きなトラブルを招きます。

頭皮の皮脂が増えてしまう原因は、ひとつではありません。

普段行っている頭皮ケアを振り返ってみて、頭皮にダメージを与えていないか考えてみましょう。

整髪料が頭皮に残っている

ヘアクリームやジェルなどの整髪料が髪に残ったままだと、頭皮の脂が増え、角栓ができる原因になります。

頭皮は洗いすぎもよくありませんが、整髪料が残ったままでは頭皮に負担を与えることになります。

自分に合ったシャンプーを選べていない

自分の頭皮に合わないシャンプーを使い続けていると、頭皮に必要な脂まで洗い流されてしまい、かえって頭皮の脂が増えてしまうことになります。

洗浄力の強すぎるシャンプーは頭皮を傷める原因になるため、自分に合ったシャンプーを選ぶことが大切です。

正しいシャンプーで頭皮の環境を整えましょう


頭皮のケアをしっかりと行って、頭皮の環境を整えるには、自分に合ったシャンプー方法を知ることが大切です。

多くの人が正しいシャンプー方法を知らないまま、頭皮を洗っています。

自分ではきちんとシャンプーをしているつもりでも、知らない間に頭皮に負担をかけていることもあります。

正しいシャンプー方法を知って、頭皮の脂をケアしましょう。

脂性頭皮の場合

脂っぽい頭皮の人は、シャンプーをやりすぎてしまうことがあります。

頭皮の脂を落としたいと思うあまり、洗浄力の強いシャンプーを使ってしまったり、1日に2回以上のシャンプーを行ったりすると、頭皮が余計に脂っぽくなります。

健やかな頭皮になるためには、ある程度の脂は頭皮に残さなくてはいけません。

頭皮の保護に必要な脂まで洗い流してしまうと、失った脂を補うために、過剰に脂が分泌されます。

乾燥性頭皮の場合

頭皮のタイプやその時の頭皮の状態によっては、毎日必ずシャンプーをしなければいけないわけではありません。

特に乾燥性頭皮の人は、毎日のシャンプーが頭皮の負担になることがあります。

頭皮の乾燥がひどい時は、1日程度シャンプーをお休みしても問題ありません。

必要な脂をキープするためにも、頭皮の状態を見ながらシャンプーの回数を調節し、頭皮にやさしいシャンプーを選ぶようにしましょう。

シャンプーで余分な頭皮の脂を取り除きましょう

シャンプーで余分な皮脂を取り除くには、頭皮をもみ出すように洗うとよいといわれています。

もみ出し洗いには、次のような効果が期待されています。

  • 頭皮の老廃物の除去
  • 頭皮の血流の促進
  • 頭皮のべたつき、フケの改善

もみ出し洗いをする時は、頭皮ケアの効果が高いシャンプーを選びましょう。

自分の頭皮に合ったシャンプーを選んだ上で、次の手順で頭皮を洗います。

  1. 頭全体にお湯をかけ、頭皮を温める
  2. シャンプーを頭皮につけ、しっかりともみ込んで泡立てる
  3. 指の腹を頭皮に密着させ、毛穴から脂を絞り出すように洗う
  4. ぬるま湯でシャンプーを丁寧にすすぐ

シャンプーをする時間帯は、朝よりも夜の方が適しているといわれています。

頭皮の脂には紫外線から頭皮を守る役割もあるため、朝にシャンプーをすると脂が洗い流されているので、紫外線からのダメージを受けやすくなります。

頭皮と髪によい食事を心がけましょう

食生活の乱れは健康を損ねるだけでなく、頭皮の環境を悪化させることにも繋がります。

頭皮によいといわれる栄養を充分に補って、身体の内側からも頭皮のケアをしていきましょう。

タンパク質

タンパク質は健やかで美しい髪を作る材料になります。

髪の主成分である「ケラチン」は、タンパク質から作られているので、普段の食事からタンパク質を多く摂りましょう。

肉や魚、大豆などに多く含まれています。

ミネラル

ミネラルとは、カルシウム、亜鉛、鉄、カリウムなどのことです。

タンパク質からケラチンを合成する役割があり、不足すると抜け毛や薄毛の原因になるといわれています。

魚介類や乳製品、緑黄色野菜などに含まれています。

イソフラボン

女性ホルモンは、頭皮にとって欠かせないものだといわれています。

イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きを持っており、納豆や豆腐などの大豆製品に豊富に含まれています。

(まとめ)頭皮のべたつきや臭いが気になるのは、頭皮の脂が増えすぎているためです。


洗浄力の強すぎるシャンプーを選んだり、頭皮を洗いすぎたりすることによって、頭皮の脂の分泌が過剰になり、さまざまな頭皮トラブルを招きます。

脂漏性皮膚炎になると治癒が難しくなるため、普段から自分に合ったシャンプーを使ってケアすることが大切です。

毛穴から脂をもみ出すように洗うと、余分な脂がすっきりと取れて、頭皮を清潔に保てます。

また、生活習慣の乱れが、頭皮の皮脂バランスを崩すこともあります。

運動不足や過度のストレスが自律神経の乱れを招き、頭皮の環境を悪化させる原因になります。

タンパク質やミネラル、イソフラボンが頭皮と髪に栄養を与えるといわれているため、積極的に摂取すると効果的です。

規則正しい生活を心がけ、健康な頭皮を維持して、髪が育ちやすい頭皮を目指しましょう。

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