極細の抜け毛は女性の薄毛のサインです
ヘアサイクルに従って抜ける髪の毛は通常、太く長いものです。
極細の髪の毛が抜けてしまう女性というのは、成長しきっていない髪の毛が抜けてしまっている可能性があるため、注意が必要です。
育っている髪の毛が途中で抜けてしまうというのは、ヘアサイクルの乱れを意味しています。
髪の毛は、通常のヘアサイクルに従って抜けたり生えたりを繰り返すものですから、これが狂ってしまうと薄毛が引き起こされてしまうのです。
目次
極細の髪の毛が抜ける原因の多くはヘアサイクルの乱れです
極細の髪の毛が抜けてしまう原因には、次のようなことがあげられます。
極細の髪の毛が抜けるといっても、もともと頭皮に生えている髪の毛のすべてが特に細い場合は、それが成長しきって抜けている可能性もあります。
髪の毛の太さは人によって違うため、自分の髪の毛の太さを知っておくようにしましょう。
もともと髪の細い人の場合は、細い抜け毛があっても薄毛の心配をする必要はそれほどありません。
ヘアサイクルの乱れは、主にふたつの要因から起こります。
- 女性ホルモンの乱れによるもの
女性ホルモンの乱れによって、ヘアサイクルが異常をきたす場合があります。
女性ホルモンは、女性の美に密接に関わっているものですから、バランスを意識した生活を送るようにしてください。 - 頭皮環境の悪化によるもの
頭皮が乾燥したり、炎症を起こしたりすることでも、ヘアサイクルが乱れて抜けるはずでなかった髪の毛がぬけてしまうことがあります。
ヘアサイクルの状態を改善させるためには生活習慣の見直しが効果的です
ヘアサイクルを改善させるためには、日々の生活を整えることが効果的です。
朝、日の光を浴びて体を目覚めさせると、1日をすっきりとした気分で過ごせるようになります。
また夜眠る前はパソコンやテレビなどの明るい光を見ないようにしましょう。
これは、光による刺激で睡眠が浅くなってしまうというデメリットがあるからです。
脂質や糖分の多い食事を摂っていると、頭皮環境が悪化してしまうだけでなく、栄養バランスも偏ってしまいがちです。
体を温める食材や、女性に不足しがちな鉄分、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボン、髪の健康に役立つ亜鉛などを意識して摂るようにしましょう。
女性ホルモンのバランスを整えるためには、気持ちを穏やかにすることも大切です。
女性ホルモンによい働きがあるとされる、チェストベリーや、リラックス効果の高いカモミールなどのハーブティーを毎日の生活に取り入れてみましょう。
またローズなどの精油を使ったスカルプケアもおすすめです。
女性の場合はヘアスタイルにも気を配るようにしましょう
毎日のヘアスタイリングは、多くの女性が行うことです。
しかしこのスタイリングが極細の抜け毛を引き起こしている可能性もあるため、注意が必要です。
髪の毛を高熱でセットするコテやホットカーラーは、髪にとって良いものではありません。
特別なお出かけ前であればまだしも、日常的に髪を巻いたり、ストレートに伸ばしたりしている女性は、髪が傷んでしまっている可能性があります。
髪の保湿を行ったり、トリートメントをしたりするなど、髪の状態に気を配りましょう。
縮毛矯正やパーマも、髪に負担をかける行為です。
繰り返すことで、髪が傷んで細くなってしまったり、途中で切れてしまったりすることもあります。
髪質に気を配ってくれる美容院を探したり、なるべく頻度を落としたりして、髪の痛みを軽減させましょう。
髪をアップにすると、おしゃれなだけでなく、リフトアップ効果も期待できます。
しかし髪を思い切り引き上げる髪型は、頭皮に負担をかけてしまいます。
毎日アップにしているという人は、時々違う髪型を取り入れて、頭皮を休ませるようにしてください。
(まとめ)極細の抜け毛がある女性が注意すべきこととは?
極細の抜け毛がある女性は、ヘアサイクルが乱れて、本来抜けるべきではない髪の毛が抜けてしまっている状態にあると考えられます。
これは薄毛につながるものですから、十分な注意が必要です。
極細の髪の毛が抜ける原因は、もともとの髪の毛が細いというケースもありますが、多くはヘアサイクルの乱れによるものです。
ヘアサイクルは、女性ホルモンのバランスが崩れたり、頭皮環境が悪化したりすることによって乱れてしまいます。
ヘアサイクルを改善させるために、生活習慣を見直してみましょう。
朝は光を浴び、夜は反対に強い光を見ないようにする、食生活を整えるなどのほか、精油などを使った心身のケアもおすすめです。
ヘアスタイリングによって髪が傷み、極細の抜け毛につながってしまうケースもあります。
コテやホットカーラーを使った髪型や、アップにする髪型を毎日繰り返すことのないようにしましょう。
また縮毛矯正やパーマも髪の傷みの原因となります。