抜け毛の予防にはミネラルが深く関わっています

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昔から、抜け毛や白髪が増えたらワカメやひじきなどの海藻類を食べなさいといわれていました。

これは海藻類にミネラルが豊富に含まれているためです。

では、ミネラルはどのように「髪によい」のでしょうか?

ミネラルには、体内に摂り入れた栄養を細胞に吸収させる「代謝機能」を持つ酵素を活性化させる働きがあります。

髪の毛を作る主な成分はたんぱく質です。

しかし、たんぱく質がそのまま髪の毛になるわけではありません。

食事によって摂取されたたんぱく質は体内で合成されてケラチンとなり、それが頭皮から生えて髪の毛になるのです。

そして、このケラチンを合成する段階で、ミネラル成分が不可欠なのです。

逆にいえば、ミネラルが不足すると頭皮は必要なたんぱく質を摂取しても吸収することができなくなります。

栄養が足りないと体や肌の成長が妨げられるように、毛髪も成長を阻害され、結果として抜けてしまうのです。

抜け毛に悩む女性に多くみられるのが、過剰なダイエットや偏食、ストレスなどの理由によるミネラル不足。

また、歳をとるにつれ抜け毛が増えてくるのは、このミネラルの吸収率が低下することが大きな要因となっています。

抜け毛が目立つようになってきたら、まずはミネラルの摂取量が減っていないか、食生活を見直してみてはいかがでしょう。

抜け毛の改善に必要なミネラルとは

厚生労働省によって「抜け毛の予防・薄毛改善に効果的」と考えられているミネラルは13種類あります。

中でも「亜鉛」や「鉄分」の不足は抜け毛の大きな原因になるとされています。

「亜鉛」には細胞の新陳代謝を活発にするだけでなく、抜け毛の原因である5αリダクターゼを抑制する働きがあるとされています。

また「鉄分」は血液中のヘモグロビン生成を補助し、頭皮の血行をよくすることで毛根部分に栄養を与えています。

そのほかにも、脳の神経細胞の働きを活性化させ、髪の毛を作り出す「カルシウム」、甲状腺ホルモンの合成を助け、健康な髪を育てる「ヨウ素」などがあります。

これらのミネラル成分を日常の食事やサプリメントで補うことで、抜け毛の抑制することができると考えられています。

ミネラル摂取に関する注意点

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加齢によるミネラル吸収の減少に注意

ミネラルはもともと体内に吸収されにくい成分ですが、加齢によってさらに吸収率が減少することが指摘されています。

たとえば亜鉛の吸収率は20代で35%ですが、60~70代になると17%にまで減ってしまうという報告があります。

同じ量のミネラルを摂取しても、高齢者の場合充分に吸収することができず、結果として頭皮環境が悪くなり、抜け毛が増えてしまうのです。

女性の場合は閉経によってホルモン分泌が低下し、急激に血中カルシウムが減少するという要因もあります。

40代以降はホルモンバランスが乱れることに加え、育毛に必要なミネラルの吸収率が減少することも抜け毛の原因として注意する必要があります。

ミネラルの取りすぎにも注意

髪によいのなら、たくさんミネラルを摂取すればよいのでは?と思ってしまいがちです。

しかし、必須ミネラルであっても過剰に摂取すると体に悪影響を及ぼすことがあります。

そもそもミネラルやビタミンといった栄養素は、複数の種類を摂ることで相互に協力しあい、より効果的に吸収され、機能するものです。

過剰摂取を防ぐためにも、バランスのよい食事メニューを心がけ、サプリメントなどでミネラルを補う場合は、1日の摂取量を守るようにしましょう。

必須ミネラルをとり入れ、有害ミネラルを溜めない

ミネラルが抜け毛の原因となっている場合があることをご存知ですか?

体に必要とされる「必須ミネラル」とは別に、アルミニウム、鉛、水銀、ヒ素、カドミウムといった、体に害を及ぼす「有害ミネラル」が存在するのです。

抜け毛の多い人の毛髪を調べた結果、健常者に比べて髪に含まれる有害ミネラルの量がかなり多いということがわかってきました。

必須ミネラルが抜け毛や脱毛の補助となる一方で、有害ミネラルが体内に蓄積されると、血流が阻害されるなど脱毛の原因になってしまうのです。

歯科治療の詰め物やメッキ加工のアクセサリー、アルミ製の調理器具など、微量ではあっても有害ミネラルは日常的に体の中に入ってきてしまいます。

これを完全に防ぐことはできませんが、デトックスやキレートといった毒抜き方法で有害物質を排出することは可能です。

簡単にいえば、各種ミネラルやビタミン類、キレート(にんにくやたまねぎに含まれる含硫アミノ酸)などを摂取することで、効果的に有害物質を体外に排出する方法です。

もともと体内のたんぱく質を髪の毛にしてくれる「亜鉛」には、有害ミネラルを体内から排出してくれる働きもあります。

抜け毛対策には「必須ミネラルの摂取」が不可欠ですが、同時に「有害ミネラルを溜めない」という逆の努力も必要になります。

(まとめ)女性の抜け毛にはミネラルが関係している?

1.抜け毛の予防にはミネラルが深く関わっています

ミネラルは髪の毛の生成時に必要とされる栄養分です。

髪の毛の元となるたんぱく質が、体内で合成されてケラチンとなる時に必要とされるのがミネラルです。

偏った食事やストレス、ダイエットによって亜鉛や鉄分といったミネラルが不足すると、髪に栄養分がいかなくなり、抜け毛の原因となります。

2. 抜け毛の改善に必要なミネラルとは

厚生労働省によって抜け毛予防・薄毛改善に効果的と考えられているミネラルは、亜鉛・鉄・マンガン・マグネシウム・カルシウム・ヨウ素などの13種類があります。

中でも細胞の新陳代謝に必要な「亜鉛」や、酸素を運ぶための「鉄分」は重要な存在です。

3. ミネラル摂取に関する注意点

高齢者の場合充分に吸収することができず、結果として頭皮環境が悪くなり、抜け毛が増えてしまいます。

また、髪によいとされるミネラルであっても過剰に摂取することで身体に悪影響を及ぼす場合もあります。

ひとつの栄養だけを集中的に摂取するのではなく、バランスのよい食事メニューを心がけましょう。

4.必須ミネラルをとり入れ、有害ミネラルを溜めない

アルミニウム、鉛、水銀といった「有害ミネラル」が蓄積すると、これも抜け毛の原因になってしまいます。

有害物質を排出するためにはデトックスやキレートといった方法があります。

抜け毛対策には「必須ミネラル」の摂取にくわえ、「有害ミネラル」を溜めない努力が必要です。

抜け毛の原因をより詳しく見てみよう

30代女性の抜け毛の原因は何ですか?

女性は30代後半になると、エストロゲンの分泌量が減少し、それを原因として抜け毛や薄毛などの髪の毛の変化が起こります。顔のしわやたるみが気になる、いわゆるお肌の曲がり角と似たような現象は、髪の毛にも存在するのです。髪の毛にも老化があり、これはお肌同様に女性ホルモンの分泌量に関係します。

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