生理と抜け毛は直接は関係ありませんが両方ともホルモンが影響しています

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女性の抜け毛は生理前に良く起きるといわれていますが、これと生理は直接は関係がありません。ただし、いずれもホルモンバランスの変化が原因となっているもので、生理の兆候を知ることで抜け毛がどうして発生するのかを突き止めて対策する方法を見つけられるかもしれません。

女性の抜け毛と男性の抜け毛は、メカニズムが異なりますがこれは、性別によってそもそもホルモンバランスが異なるためといえます。

女性の場合には、ホルモンバランスが1カ月の間でもかなり変化が起きるのが特徴です。抜け毛に影響を与えるホルモンについて正しい知識を得て、ケアの方法を考えるようにしましょう。

女性ホルモンと生理の仕組みについて知っておこう

女性の抜け毛にも関係がある、女性ホルモンは、エストロゲンと呼ばれる「卵胞ホルモン」とプロゲステロンと呼ばれる「黄体ホルモン」の2種類に分けられます。

いずれも、女性が排卵し妊娠するためには欠かせない要素です。しかし、それ以外にも女性の体にさまざまな影響を与えることで知られています。
それぞれのホルモンの働きと、生理の仕組みについて知っておくと、抜け毛対策にも役立つはずです。

エストロゲン

卵巣から分泌される卵胞ホルモンのエストロゲンは、その名の通り卵胞が成長するように促すためのホルモンです。
その働きは、卵胞の成長以外にも、女性らしい丸みを帯びた体となるよう、脳に指令を出したり、受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚くしたりすることも担っています。

さらに、髪の毛成長を助ける働きも持っており、抜け毛を防ぐ効果があると言われていることも特徴です。

エストロゲンは、排卵が起きるまでの間、盛んに分泌されるホルモンですが、これが分泌されている間、女性の体温は低くなります。そのため、基礎体温をつけている時に、排卵が起きるまでは「低温期」となることを覚えておきましょう。

プロゲステロン

黄体ホルモンであるプロゲステロンは、排卵が起きた際に黄体と呼ばれる組織から分泌されるホルモンです。分泌が続く間は、子宮内膜を受精卵が着床できるような状態を保ったり、着床後には妊娠を維持するために子宮内の環境を整えたりする効果が現れます。

しかし、一方で水分を溜めやすい状態となるためむくみが発生したり、子宮内膜の環境変化によって腹痛・腰痛が発生したりするのも、プロゲステロンの影響によるものです。また、このプロゲステロンは体温を高く保つ作用があるため、「高温期」が形成されます。

黄体は、排卵から受精が行われなかった場合は14日間程度で、組織が崩壊します。そして排出されるため、プロゲステロンの分泌が収まります。
これが生理(月経)で、この期間が訪れると、またエストロゲンが多く分泌される「低温期」へと移行します。

生理前の症状がひどければPMSかもしれません

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上記のように、体内に分泌されるホルモンが時期によって異なるのが女性です。
なかでも、生理前はプロゲステロンの働きが強まることや、心身の安定をもたらすエストロゲンの量が減ることで、さまざまな症状に悩まされやすくなってしまいます。

代表的なものとしては、
・むくみ
・下痢や便秘といった胃腸の不調
・イライラ
・無気力、憂鬱

などが挙げられます。
さらに、抜け毛も生理前の症状として起きやすいものです。

これらは、どのような女性であっても起こりえるものですが、もし、これらの症状が酷い場合には、月経前症候群になっているかもしれません。
これは、PMSと呼ばれるもので、生理前に起きる心身の不調をきたしている状態を強く感じる方が該当します。

医療機関での施術である程度症状が緩和できる可能性もありますので、抜け毛をはじめとした不調が気になる場合には受診を考えてみるのも選択肢でしょう。

ピルで生理も抜け毛も改善するケースがある

一般的には、避妊に用いられると認識されているピルですが、実は、こういったPMSの症状を緩和するとともに、ホルモンバランスを一定に保ち続けるためにも大きな効果があるといいます。
これは、ピルにエストロゲンが含まれているのと、プロゲステロンの働きを抑える効果があるのが理由です。

そのため、もし現在妊娠を望んでいない方で、生理痛やPMSが酷いという方はピルの服用によって解決することができるかもしれません。

さらに、エストロゲンを摂取することで、抜け毛に対しても効果的に働きかけることができるでしょう。ただし、弱ってしまった髪の毛を復活させたり、成長をさせたりするのは、これだけではなかなか難しいです。
育毛ケアも同時に考えながらのほうがより効果が得られるでしょう。

(まとめ)女性の抜け毛と生理は関係があるの?

1.生理と抜け毛は直接は関係ありませんが両方ともホルモンが影響しています

女性の抜け毛と生理には直接的関係性はありません。しかし、両方ともホルモンバランスの変化によって起きているものなので、生理兆候を知ることができれば抜け毛に対する対策方法も見つかるかもしれません。

2.女性ホルモンと生理の仕組みについて知っておこう

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンと呼ばれる2種類のホルモンが存在します。これらは、いずれも排卵や妊娠に重要な役割を果たすものですが、プロゲステロンが分泌されている際は体にさまざまな影響が現れるため注意が必要です。

3.生理前の症状がひどければPMSかもしれません

生理前には、ホルモンバランスが大きく変化しますので、心身にも大きな影響を与えます。もし、症状がひどい場合にはPMSと診断されるケースもあるので、抜け毛が気になる場合には受診も選択肢となるでしょう。

4.ピルで生理も抜け毛も改善するケースがある

PMSや抜け毛はピルで解決する可能性があります。もし、症状が気になるようであれば服用を検討してみましょう。育毛ケアも同時に行うことでより確かな効果を期待できます。

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