イライラすると血行が悪くなり抜け毛が増えることがあります


ものごとが思うようにいかないと、イライラを感じることがあるのではないでしょうか。

実はそんなイライラが、抜け毛を増やしてしまうことがあるのです。イライラやストレスを感じると、交感神経が活発になります。

交感神経は自律神経のひとつで、副交感神経とバランスをとりながら、体のさまざまな器官を働かせています。

交感神経が活発になったときには、血管が収縮し血行が悪くなります。髪の成長に必要な栄養は血液によって運ばれるので、血行が悪いと髪に十分な栄養が行き届きません。

そうなると成長を止める髪が増え、抜け毛が多くなってしまいます。髪は生えると5年前後の成長期を経て、退行期に移行します。

その後は1ヶ月足らずで休止期へと移り、その3ヶ月後に抜けていき、同じ毛根から新しい髪がまた生えてくるという仕組みです。

しかし血行不良が続き髪に栄養が行きわたらないと、このようなヘアサイクルが乱れ、成長期が短くなりすぐに抜け落ちてしまい、新しい髪が生えにくくなってしまいます。

イライラの感情は長く続かないので一呼吸置くとよいでしょう

イライラを抑える方法とは

渋滞や行列、人間関係の行き違いなど、日常にはイライラするような出来事がたくさんあります。しかしイライラしたり怒ったりすることは、美容や健康に良くありませんし、先に述べたように髪を栄養不足にして抜け毛を招いてしまうことがあります。

ではそのようなイライラを抑える方法は、あるのでしょうか。イラッとすることがあったら、その感情にのめり込まずに、一呼吸、置いてみてください。

イライラの衝動というものは長続きするものでなく、6秒程度で収まるとされています。ですからイラッとしたら、まずは深呼吸をしてみることをおすすめします。

深呼吸には心を鎮める効果がありますし、深く息を吸って吐いてという動作をしている間にイライラが収まるまでの6秒程度は経過するのではないでしょうか。

またイライラする出来事が起こったら、別室に行くなどしてその場を離れるのも、対処法のひとつです。

イライラの感情を客観視してみる

イライラするようなことが起こったら、その都度、文章に書きとめるという方法もあります。何に対してイライラしたのかなど、そのときの状況や、どんな気持ちになったのかを書き記しておきます。

後で読み返して、自分の感情を客観視してみてください。そうやって、冷静に分析する機会を持つことで自分の怒りの傾向をつかめば、イライラを抑えたり回避したりする対応策がわかってきます。

最近、イラッとすることが多く、抜け毛も多くなったという人は、これらの方法を試してみてはいかがでしょうか。

自律神経のバランスをとり髪の栄養不足を防ぎましょう

イライラしたときは交感神経が優位に

自律神経の交感神経は、目覚めているときや緊張しているときに優位になります。

一方の副交感神経は、眠っているときやリラックスしているときに優位になります。これらふたつがバランスをとりながら、自律神経は働いているのです。

しかし交感神経が優位である状態が長いと、血管が収縮し血流が悪くなり、髪の栄養不足につながります。

仕事などで緊張している時間が長かったり、ストレスを感じたりイライラすることが多いという人は、交感神経が優位な時間が長くなってしまうので、注意が必要です。

日頃、仕事が長時間に及んでいたり、不満や悩みを抱えていたり、イライラしがちな人は、できるだけリラックスする時間を設けるよう努めましょう。

リラックスして自律神経のバランスを整える

ストレスを抱えやすい現代人は、交感神経が優位になりがちです。副交感神経が優位になる時間も増やし、自律神経のバランスをとりたいものです。

しかし自律神経は自らの意思でコントロールできるものではありません。では交感神経と副交感神経のバランスを良好に保つには、どのようにしたらよいのでしょうか。

それには、規則正しい生活が基礎となります。睡眠不足や偏った食生活は自律神経を乱すので、睡眠時間を十分に確保し、栄養バランスのよい食事をしっかりとるようにしましょう。

また音楽を聴いたり、適度な運動をしたり、趣味や友人との交流を楽しむなど、リフレッシュする時間を持つことも大切です。しっかりと湯船につかる入浴は、副交感神経を優位にする効果があります。

緊張しがちな毎日を送っている人は、お風呂をシャワーで済ませるだけでなく、湯船につかって心身をリラックスさせましょう。

冷えや偏った食生活は血行不良の原因となります

冷えは血行不良のもと

抜け毛の原因となる頭皮の血行不良ですが、イライラのほかにも冷えや偏った食生活など、さまざまな血行を悪くする要因があります。

冷えは冬の寒さだけが原因でなく、夏場のエアコンでの冷やしすぎでも起こります。頭皮の血行不良が気になるという人は、夏場の冷房対策をしっかりと行いましょう。

また「暖かい土地」や「夏」に育つ野菜や果物は、体を冷やす食べ物です。たとえばバナナやコーヒー、トマトやキュウリ、スイカなどが挙げられます。

さらに牛乳や生野菜、食品添加物なども体を冷やすので、冷えが気になるときには控えたいものです。

体を冷やす作用のある食べ物も、塩分を加えて食べれば冷えを緩和できるので、塩や醤油をかけて食べるなど、工夫をするのもよいでしょう。体を冷やさないためには、温かいものを食べたり飲んだりするように心がけたいものです。

またぬるめのお風呂に30分程度つかって、じっくり体を温めるのも、冷えを解消する効果があります。

喫煙や過度な飲酒は血行不良を招く

喫煙や過度な飲酒は血行を妨げるため、血行不良が気になる人は控えたほうが良いでしょう。

また肩こりも血行を滞らせる要因になるので、肩がこるような姿勢は避け、ときおりストレッチをするなどして予防をしましょう。運動不足も良くありませんので、ウォーキングなどの適度な運動を習慣づけたいものです。

さらにインスタント食品やファストフード、脂っこい料理や肉料理、甘いものの食べすぎは、血行不良を招くので注意をしましょう。

頭皮マッサージやヘッドスパは血行促進の効果があります

頭皮の血行をセルフチェック

頭皮が血行不良になっていないか、自分でチェックすることができます。血行が良くないと頭皮が固くなるので、頭皮を触って確認するとよいでしょう。

頭皮に指の腹をあてて、動かしてみてください。動くようでしたら問題ありませんが、あまり動かない場合には血行が悪くなっているかもしれません。

また血行が悪く頭皮が固くなると、頭皮が赤みを帯びることがあるので、頭皮が赤くなっていたら要注意です。

時々、自分の頭皮の状態をみたり触ったりして、血行不良の疑いがないか確認をするとよいでしょう。おかしいなと感じたら、抜け毛などのヘアトラブルを招く前に、対処をしたいものです。

マッサージで頭皮の血行を促す

イライラや冷えなどが原因で頭皮が血行不良になったら、頭皮マッサージがおすすめです。

頭皮マッサージは、自身で手軽に行うことができます。指の腹を頭皮にあてて、そっと押さえるように揉みほぐしてください。

力は入れすぎないようにして、気持ちがいいと感じる強さで優しく押さえるのがコツです。指の位置を少しずつ変えながら、頭皮全体をマッサージして血行を促しましょう。

また頭皮の血行が悪い人には、ヘッドスパもおすすめです。ヘッドスパは、技術を持った専門のスタッフが、頭皮の洗浄とマッサージを中心に頭皮環境を整えてくれるというもので、血行促進の効果があります。

ヘッドスパを実際に受けた人は、とても気持ちが良く、施術後は頭が軽くなったという感想を抱くことが多いようです。頭皮の血行不良が気になる人は試してみてはいかがでしょうか。

皮脂過剰によるヘアサイクルの乱れは抜け毛を増やします

女性ホルモンの減少も抜け毛につながる

イライラ以外の抜け毛を招く要因として、女性ホルモンの減少があります。女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは、髪の成長を助ける働きをします。

そのためエストロゲンが減少すると髪が成長しにくくなり、抜け毛が増えてしまうのです。エストロゲンが減少する原因としては、加齢やストレス、体調不良などが挙げられます。

とくに女性は、更年期といわれる40代後半になると、エストロゲンが急激に減少していきます。ですから更年期になると抜け毛が増え、毛量が減るという人が多いようです。

頭皮の皮脂過剰で抜け毛が増えることも

頭皮の皮脂過剰も、抜け毛につながることがあります。頭皮に皮脂が多いと、毛穴づまりを起こしやすくなります。

毛穴に皮脂がつまると、髪が成長を妨げられて抜け落ちることがあるためです。

また皮脂は時間が経過すると酸化を始めます。酸化した皮脂に頭皮が刺激されるとヘアサイクルが乱れ、髪が育ちにくい頭皮になってしまいます。

ですからシャンプーをして余分な皮脂を、きちんと洗い流すことが大切です。

髪をぬらす前にブラッシングを行うことや、お湯だけで髪の汚れを流す予洗いをとり入れることが、効率よく皮脂を落とすコツです。

ただし頭皮を乾燥から守るために必要な皮脂まで洗い流してしまうと皮脂分泌を加速させてしまうので、洗いすぎには気をつけましょう。

健康で美しい髪を育むために、イライラなどが原因の血行不良や、皮脂過剰に注意をして、抜け毛の予防に努めたいものです。

(まとめ)イライラすると抜け毛が増えるって本当ですか?

1. イライラすると血行が悪くなり抜け毛が増えることがあります

イライラしたりストレスを感じたりして交感神経が優位になると、血管が収縮して血行が悪くなります。髪の成長に必要な栄養は血液によって運ばれていくので、血行が悪いと髪の成長が鈍くなります。

そうなると髪が早く成長をやめて抜け落ちることがあるので、抜け毛の増加につながってしまうのです。

2. イライラの感情は長く続かないので一呼吸置くとよいでしょう

イライラの感情は衝動的なもので、長く続くものではありません。ですからイライラしたときは一呼吸置いて、その感情から離れるよう努めてみてください。

深呼吸をする、あるいは別室にいって心を落ち着かせるとよいでしょう。またイライラしたことを文章に書き記して自分の感情を客観視すると、対応策がみつかることがあります。

3. 自律神経のバランスをとり髪の栄養不足を防ぎましょう

仕事中やストレスを感じたときやイライラしたときなど、緊張状態にあるときは交感神経が優位になっています。ストレスの多い現代人は交感神経が優位になりがちです。

交感神経が優位な時間が長いと、血行不良を招き髪の成長を妨げてしまうことがあるので、自律神経のバランスをとり健康な髪を育てましょう。

4. 冷えや偏った食生活は血行不良の原因となります

冷えは血行を悪くしてしまうので、髪の栄養不足を引き起こすことがあります。冷え性だという人は、入浴で体を温め、体を温めるものを食べるなどして冷えを予防するとよいでしょう。

また喫煙や過度な飲酒、運動不足も冷えの原因となるので、注意をしてください。

5. 頭皮マッサージやヘッドスパは血行促進の効果があります

頭皮の血行を促して抜け毛を予防するには、頭皮マッサージが効果的です。指の腹を頭皮にあてて優しく抑えて揉みほぐし、指の位置を少しずつ変えながら頭皮全体をマッサージしましょう。

またヘッドスパも血行促進の効果があるので、おすすめです。

6. 皮脂過剰によるヘアサイクルの乱れは抜け毛を増やします

女性ホルモンの減少や、頭皮の皮脂過剰も抜け毛を増やす要因となります。女性ホルモンのエストロゲンは髪を成長させる働きをするので、ストレスや体調不良や加齢が原因で分泌量が減ると、抜け毛が増えるのです。

また過剰な皮脂が酸化して頭皮を刺激すると、ヘアサイクルが乱れ髪の寿命が短くなり抜け毛につながります。

抜け毛の原因をより詳しく見てみよう

30代女性の抜け毛の原因は何ですか?

女性は30代後半になると、エストロゲンの分泌量が減少し、それを原因として抜け毛や薄毛などの髪の毛の変化が起こります。顔のしわやたるみが気になる、いわゆるお肌の曲がり角と似たような現象は、髪の毛にも存在するのです。髪の毛にも老化があり、これはお肌同様に女性ホルモンの分泌量に関係します。

続きを読む