女性は卵巣の病気が原因で抜け毛が増えることがあります

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女性の抜け毛の原因として多いのは、自己免疫疾患やストレスと考えられていますが、なかには子宮や卵巣の病気が原因になっていることもあります。

卵巣は、丈夫な髪の毛を生産するのに必要な女性ホルモンの分泌に関わっています。
この女性ホルモンが正常に分泌されることで、健やかな髪が育つのです。

卵巣に病気があると、女性ホルモンの分泌が滞り、髪の毛が痩せ、抜け毛が多くなってしまいます。

卵巣の働きは、丈夫な髪の生産に大きく関わっています

髪の毛にとって大切なホルモンの一つに「エストロゲン」があります。
これは女性ホルモンの一つで、分泌量が多いほど髪の毛が丈夫になり、つやとコシが出てきます。

エストロゲンは、大脳の視床下部で指令が出され、卵巣から分泌されるホルモンです。

もしも卵巣に問題があり、指令を受けてもエストロゲンを分泌することができなくなると、髪の毛につやとコシがなくなり、徐々に細くなって抜けやすくなってしまいます。

これが卵巣の病気による抜け毛の原因だということを覚えておきましょう。

卵巣の病気は症状が現われにくい

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卵巣は、病気になっても痛みを感じることが少なく、発見が遅れがちな臓器です。
もし突然抜け毛が増え、卵巣の病気が疑われるようであれば、放っておかずにすぐ婦人科を受診しましょう。

違和感を放置しておくと、大変な事態になってしまうことも考えられますので、注意してください。

主な卵巣の病気としては卵巣嚢腫が考えられます。

卵巣嚢腫とは卵巣のできもののことですが、小さいうちは自覚症状が無いことがほとんどで、多くは腫瘍がかなり大きくなってから、おなかのふくらみや圧迫感などを覚えて発見されます。

そのまま放っておくと、できものが何かの拍子にお腹の中でぐるりと回り、卵管がねじれて激しい痛みに襲われてしまうのです。

これを卵巣嚢腫茎捻転といいますが、こうなると早急な手術が必要になります。

婦人科の定期検診を受け、卵巣の病気を早めに発見することが大切です

前述の通り、卵巣の病気は自覚症状がなく発見が遅くなりがちです。
手遅れになることを避けるためには、婦人科を定期的に受診して検査を受けることが大切です。

一般的に、検査で卵巣嚢腫が発見された場合、大きさが7センチ以下で良性なら、手術せずに様子を見ることがほとんどです。

サイズが7センチを超えたら、腹腔鏡を使って腫瘍だけを摘出します。

しかしもしも発見時にすでに腫瘍が大きくなりすぎていたり、悪性だったり、周囲への癒着が起きていたりするようであれば、卵巣や子宮の摘出が行われることもあります。

ちなみに卵巣は2つあるので、どちらか一つが全摘になったとしても妊娠することが可能です。

自覚症状が薄いのが卵巣の病気ですが、卵巣の機能が弱ってくると以下のような症状が出ることがあります。
女性であれば、これらの症状に思い当たる節がないかどうか参考にしてみましょう。

  • 生理不順
  • 不正出血
  • 動悸・発汗
  • イライラ
  • 疲れ
  • 耳鳴り・めまい
  • 肩こり・頭痛

病気以外にも、加齢が原因で卵巣の機能が弱ることがあります。
仕方のない部分もありますが、いずれにしても一度婦人科で検診を受けておくと安心です。

もしも卵巣に病気が見つかった場合、治療すれば抜け毛の改善も期待できます。
検診で卵巣に問題がなく、以上のような症状に悩まされているなら、単に卵巣の働きが低下してホルモンバランスが乱れているのかもしれません。

その場合は、一度生活習慣を見直してみましょう。

(まとめ)女性の抜け毛の原因が卵巣の病気の場合もある?

1.女性は卵巣の病気が原因で抜け毛が増えることがあります

卵巣に病気があると、髪の毛が細くなり、抜け毛が多くなります。
卵巣は、丈夫な髪の毛の生産を促す女性ホルモンの分泌に関わっているからです。

女性ホルモンの分泌量が少なくなると、抜け毛が増えてしまいます。

2.卵巣の働きは、丈夫な髪の生産に大きく関わっています

女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、卵巣から分泌されています。
エストロゲンには髪の毛を太く丈夫にし、艶やかにする効果があります。

もしも卵巣に問題があり、エストロゲンの分泌量が減ると、髪の毛が抜けやすくなります。

3.卵巣の病気は症状が現われにくい

卵巣の主な病気には、卵巣嚢腫が挙げられます。
卵巣嚢腫は、小さいうちは自覚症状がなく、かなり大きくなってから発見されることがほとんどです。

放っておくと、卵巣嚢腫茎捻転を起こしてしまうことがあるので非常に危険です。

4.婦人科の定期検診を受け、卵巣の病気を早めに発見することが大切です

卵巣の病気を早期発見するためには、婦人科で定期的に健診を受けるのがいいでしょう。
卵巣機能の低下には、生理不順や不正出血・イライラ・動悸・発汗などがあります。

検診を受けて卵巣に問題がないなら、生活習慣を見直す必要があるかもしれません。

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