シャンプー方法を見直し、改善しない場合は病院を受診しましょう


フケとは、新陳代謝によって頭皮の古い角質細胞がはがれたものであり、健康な頭皮であれば、シャンプーで洗い流すことができます。

ところが、毎日シャンプーをしてもなくならないほどフケが出る場合は、頭皮の状態が悪化している可能性があります。

特に、前頭部にフケが目立つ場合、大きく分けて「皮脂不足による頭皮の乾燥」、「皮脂の過剰分泌」、「脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)」の3つが原因と考えられます。

まずは、フケの状態を見てみましょう。

フケには乾燥してパラパラと落ちる「乾性フケ」と、脂っぽく髪にくっつく「脂性フケ」の2種類があります。

乾性フケは、シャンプーのし過ぎで頭皮の皮脂を必要以上に取り除くことで出やすくなります。

また、脂性フケは皮脂の過剰分泌や汚れが原因と考えられるので、余分な皮脂を取り除き、清潔にする必要があります。

それから、皮膚が赤くなったり、かゆみや湿疹を伴ったりする場合は、脂漏性皮膚炎の疑いがあります。

正しい方法でシャンプーをし、頭皮を清潔にしても状態が改善しない場合は、専門医に相談してください。

頭皮環境の悪化は抜け毛や薄毛の原因にもなります。早めのケアで健やかな髪と頭皮を手に入れましょう。

シャンプーの注意点

乾性フケの場合

頭皮の乾燥の改善と予防のためには、シャンプー選びと洗い方が重要なカギとなります。

アミノ酸系シャンプーは、頭皮への刺激が少なく、汚れや余分な皮脂を落としますが、必要な皮脂や潤いは守ってくれます。

フケを落とそうと、1日に何度もシャンプーをすることは、乾燥を招くことになるので逆効果です。

また、強くゴシゴシとこすったり、爪を立てて洗ったりすると、頭皮の角質層が傷つくのでやめましょう。

脂性フケの場合

頭皮の皮脂を洗い流すために、洗浄力が強すぎるシャンプーを使い、何度もむやみに洗うことは良くありません。

頭皮を保護する適度な皮脂までなくなると、それ補うために過剰に皮脂が分泌されてしまうからです。

また、シャンプーやトリートメント剤などのすすぎ残しは、地肌の毛穴を詰まらせ、汚れや皮脂がたまる原因になります。

しっかりと十分にすすぐようにしましょう。

脂漏性皮膚炎の原因と対策


脂漏性皮膚炎とは、マラセチアという真菌(カビ)が増殖し、炎症を起こす皮膚の病気です。

頭だけでなく、顔など皮脂の分泌が盛んな場所に発症しやすいのですが、特に頭部は髪の毛が生えているので、汚れや皮脂がたまりやすく、雑菌が繁殖しやすいといえます。

このマラセチア菌は普段から皮膚に存在する常在菌ですが、皮脂を好むので、皮脂の過剰分泌によってどんどん繁殖していきます。

症状が進むと、赤くなって湿疹ができたり、かゆみが強くなったり、皮膚にかさぶたのようなものができたりします。

適切な方法でシャンプーをして頭皮を清潔に保つようにし、ビタミンB群を多く含む食品を摂取するなど食生活にも気をつけてください。

それでも改善が見られない時には、ひどくなって慢性化する前に、皮膚科で治療を受けましょう。

日常の生活習慣も頭皮に影響を及ぼします

過剰なストレスによる自律神経の乱れや、偏った食生活、睡眠不足、運動不足などは、血行不良を招きます。

間違った頭皮のケアだけでなく、頭皮の血行不良も頭皮環境を悪化させるので、フケを増やしてしまいます。

血行が良いと、血液がスムーズに栄養や酸素を運び、頭皮の新陳代謝が活性化され、髪の毛の成長を促します。

はがれる角質細胞もごく小さく、肉眼では見えないほどです。

しかし、頭皮が血行不良になると、正常なターンオーバーができず、目に見えるフケとなります。

元々、生え際は毛細血管が少ないので血流も少なくなりがちです。

そのため、より血行不良を引き起こしやすいと考えられます。

血行不良はフケだけでなく、薄毛や抜け毛にも繋がる恐れがあります。

頭皮や髪の健康が気になる人は、適度にストレスを発散し、バランスの良い食生活や規則正しい生活を送るように心がけましょう。

(まとめ)前頭部にフケが目立つ場合の対処法はありますか?

1. シャンプー方法を見直し、改善しない場合は病院を受診しましょう

前頭部のフケは、「皮脂不足による頭皮の乾燥」、「皮脂の過剰分泌」、「脂漏性皮膚炎」が原因と考えられます。

まずは、フケの状態を見て、正しい方法でシャンプーをし、改善しない場合は専門医に相談してください。

2. シャンプーの注意点

乾性フケの場合、低刺激で必要な皮脂や潤いを守るアミノ酸系シャンプーを使いましょう。強くこするのは厳禁です。

脂性フケの場合、洗浄力が強すぎるシャンプーで何度も洗うことはやめ、しっかりとすすぎましょう。

3. 脂漏性皮膚炎の原因と対策

脂漏性皮膚炎とは、マラセチア菌が増殖し、炎症を起こす病気です。

皮脂の分泌が盛んな場所に発生しやすく、湿疹や強いかゆみなどの症状が出ます。

適切な洗髪などをしても改善しない時は、皮膚科で治療しましょう。

4. 日常の生活習慣も頭皮に影響を及ぼします

過剰なストレスや偏った食生活、睡眠不足、運動不足などは、血行不良を招き、頭皮環境を悪化させ、フケを増やします。

適度にストレスを発散し、バランスの良い食生活や規則正しい生活を送るように心がけましょう。