テストステロンは薄毛に影響を与えるホルモンです


皆さんは、テストステロンという言葉を知っていますか。

薄毛や抜け毛にお悩みの方はどこかで聞いたことがあるかもしれません。

テストステロンは、筋肉増大作用や体毛増加作用など男性的な成長作用を促す男性ホルモンの一種といわれています。

一方で、動脈硬化の防止やメタボリックシンドロームの予防などの重要な作用を担っていることから、男性にも女性にも分泌されているホルモンです。

なお、女性の分泌量は男性の分泌量の20分の1といわれています。

さて、このテストステロンについて有名な俗説があることをご存じでしょうか。

「テストステロンが過剰に分泌されると禿げやすい」という説です。

薄毛や抜け毛について語られるときテストステロンが原因として挙げられることが多いのですが、必ずしも直接の原因とはいえないというところが真実といわれています。

それは、薄毛や抜け毛の原因にはホルモンバランスの乱れ以外にも様々な要因が考えられるからです。

薄毛や抜け毛はヒドロテストステロンが引き起こしています

テストステロンが薄毛や抜け毛の「直接の原因ではない」と微妙な表現をされる理由は、何故なのでしょうか。

それは、直接の原因といわれる物質が他にあるからです。

ヒドロテストステロンという物質があります。

これは、毛根の毛乳頭に存在する5aリダクターゼという還元酵素が、テストステロンと結びついたときに発生する物質です。

毛根の機能の老化を促進させ、毛髪の成長を妨げる作用をするといわれています。

つまり、ヒドロテストステロンが毛母細胞に入ってしまうと細胞分裂が正常に行われなくなり、皮脂の過剰分泌が過剰に進んで発毛が妨げられてしまうのです。

結果、髪の毛が十分に成長しないまま抜けてしまい薄毛を引き起こすと考えられています。

テストステロンを変化させないために女性ホルモンを整えて


毛乳頭にヒドロテストステロンが入り込む原因として考えられていることは、受容体を持っているか否かによるといわれています。

現時点で受容体の有無は、遺伝が関係していると考えられているようです。

遺伝に頼らずに、そもそもテストステロンをヒドロテストステロンへ変化させないためにはどうしたら良いでしょうか。

男性ホルモンが原因となる薄毛や抜け毛を防ぐためには、女性ホルモンの乱れを整えること、女性ホルモンを増やすことが重要と考えられています。

例えば、FAGA(女性男性型脱毛症)や出産直後に表れる薄毛が該当する症状です。

これらは女性ホルモンであるエストロゲンの急激な減少が原因といわれており、ホルモンバランスを整えることの重要性がわかります。

ホルモンバランスを整えるための食生活・睡眠・ストレス発散

女性の育毛トラブルの原因には様々な原因が考えられます。

例えば、加齢、栄養不足、ストレス、低血圧、貧血、過度のダイエットによる不調が挙げられますが、ホルモンバランスの乱れが関わっていることが少なくありません。

FAGA(女性男性型脱毛症)や出産後の薄毛が、ホルモンバランスの不調によって引き起こされる症状です。

しかし、女性ホルモンは35歳以降徐々に減少するといわれています。

もちろん個人差によって進行の度合いや速度は異なりますが、概ね40歳以降に差し掛かる頃になると、女性ホルモンの低下による薄毛の症状が顕れるということです。

徐々に少なくなる女性ホルモンを安定的にバランスを整えたり急激な変化を妨げたりするためには、女性ホルモンを増やす方向に役立つ、食生活や睡眠の質の改善や、ストレスの発散方法の工夫が必要でしょう。

(まとめ)毛髪とテストステロンはどのような関係があるの?

1. テストステロンは薄毛に影響を与えるホルモンです

テストステロンは男性的な成長作用を促す男性ホルモンの一種です。

薄毛や抜け毛の原因としてテストステロンが挙げられますが、直接の原因とはいえないと考えられています。

それは薄毛や抜け毛の原因にはホルモンバランスの乱れ以外にも様々な要因が考えられるからです。

2. 薄毛や抜け毛はヒドロテストステロンが引き起こしています

毛根の毛乳頭に存在する5aリダクターゼという還元酵素が、テストステロンと結びついたときに発生する物質をヒドロテストステロンといいます。

結果細胞分裂が正常に行われなくなり、皮脂の過剰分泌が過剰に進んで発毛が妨げられてしまうのです。

3. テストステロンを変化させないために女性ホルモンを整えて

女性ホルモンの一種である、エストロゲンの急激な減少が原因といわれるFAGA(女性男性型脱毛症)や出産直後に表れる薄毛の症状に対しては、女性ホルモンの乱れを整えること、女性ホルモンを増やすことが重要と考えられています。

4. ホルモンバランスを整えるための食生活・睡眠・ストレス発散

徐々に少なくなる女性ホルモンを安定的にバランスを整えるためには、食生活や睡眠の質の改善やストレスの発散方法の工夫が必要です。

35歳以降になると女性ホルモンの分泌が徐々に少なくなる傾向があるため、意識的に女性ホルモンを増やす工夫をしましょう。