白い毛先は切れ毛のSOS!早急なケアが必要です!


髪の長い人の中には毛先が白くなっていたり、プチっとした白い点のようなものがついていたりすることがあります。

この白い部分、見つけたら放置してはいけません。

まず、その部分が取れるかどうか試してみてください。

引っかいて取れるようならワックスなどの汚れがこびりついたものなので問題はありません。

でも、白い部分から切れてしまったり、髪の毛が折れていたりする場合は要注意。

髪のダメージが最終段階まできていて、この先切れ毛や抜け毛がどっと増えるという、髪からのサインなのです。

白いものの正体は、実は髪の内部にあるタンパク質のかたまり。

なぜ髪の中にあるはずのタンパク質が外に出ているかというと、ダメージを受けたキューティクルが弱り、「タンパク変性」が起きたためです。

過度なカラーリングやパーマの薬剤、ヘアアイロンやドライヤーの熱などが原因で繊維状のタンパク質が硬くなり、キューティクルを突き破ってしまうのです。

この状態になった髪は、もうその部分をカットするしか方法はありません。

ですが、これ以上悪化させないように髪質を改善することは可能。

毛先の白い部分は髪からの危険信号ととらえて、早めにケアをしましょう。

傷んだ髪の中では「タンパク変性」が起きています

通常、髪の毛の表面はキューティクルが守ってくれていますが、ダメージを受けるとキューティクルが破壊され、髪の毛の内部に影響が及びます。

ダメージを負う理由は、主に3つです。

  1. パーマやカラーリングの薬剤によるダメージ
  2. ドライヤーやコテなどの熱によるダメージ
  3. 切れ味の悪いハサミによるダメージ

もっとも多いのが①と②のタンパク変性です。

タンパク質には、60度以上の熱や、アルカリ剤によるpHの変化によって変質するという特性があります。

よく使われる例えですが、生卵に熱を加えるとゆで卵や目玉焼きになりますね。

これを「タンパク変性」といいます。

それと同じことで、毎日のブローやコテの熱、過度なパーマやカラーリングの薬剤によって、髪を構成するタンパク質が固まり、髪の毛を硬くしてしまうのです。

白い部分の正体は、硬くなったタンパク質


髪の構造を簡単に説明すると、中心から髄質(メデュラ)→皮質(コルテックス)→毛表皮(キューティクル)の三層からなっています。

表面を覆ったキューティクルの中には、コルテックスというコイル状の繊維がいくつもの束になって麻縄のようにしっかりと詰まっているのです。

髪がダメージを負うと、表面を覆ったキューティクルは剥がれやすくなります。

そしてキューティクルの保護を失った内部のタンパク質繊維は、熱や薬剤の刺激によって「タンパク変性」を起こします。

やがて硬くなった繊維がちぎれ、キューティクルを突き破って、出てきてしまうのです。

毛先が白くなった部分を拡大してみると、髪の繊維がキューティクルを突き破っているのが分かります。

海苔巻きで喩えると、海苔の部分(キューティクル)が剥がれ、寿司飯(コルテックス)がはみ出してしまったようなイメージです。

毛先の白い部分は修復不可能!

「キューティクルが破れてしまうなら、できるだけトリートメントをすればいいのでは?」と思ってしまいますね。

でも、一度固まってしまった卵焼きが元には戻せないように、タンパク変性を起こした髪は、トリートメントをしても元の状態には戻りません。

ここまで傷んだ髪は、その部分からカットするしかないのです。

白くなった部分の5センチくらい上からカットしましょう。

このとき、キレの悪いハサミなどを使うと、キューティクルを傷める原因になります。

できれば美容室でカットしてもらうことをおすすめします。

その上で、これ以上の悪化をふせぐため、早急に、次のような保湿ケアが必要です。

  • シャンプーは髪や頭皮に優しいアミノ酸系に替える
  • タオルドライ後に洗い流さないトリートメントをつける
  • 毛先にはしっかりヘアオイルを塗る

できれば、ドライヤーは温度調整機能のあるものにして、熱によるダメージを減らしましょう。

コテやヘアアイロンはしばらく控えるようにしましょう。

(まとめ)髪の毛先が白いのは、切れ毛の危険信号?

1. 白い毛先は切れ毛のSOS!早急なケアが必要です!

髪の毛の先が白くなっていたり、白い点がついていたりしたら、それは髪のダメージが最終段階まできているというサインです。

ダメージを受けたキューティクルが弱り、「タンパク変性」が起きているということなので、早めの対処が必要です。

2. 傷んだ髪の中では「タンパク変性」が起きています

毛先の白いものの正体は、髪の中のタンパク質です。

パーマやカラーリング、ドライヤーの熱などでダメージを受けた髪は、キューティクルが弱り、「タンパク変性」を起こして髪の毛を硬くしてしまうのです。

3. 白い部分の正体は、硬くなったタンパク質

髪の表面を覆うキューティクルの中には、コルテックスというタンパク質の繊維が麻縄のようにしっかりと詰まっています。

髪がダメージを負うと、キューティクルは剥がれ、硬くなったコルテックスがキューティクルを突き破って出てきてしまうのです。

4. 毛先の白い部分は修復不可能!

毛先に白い部分があるのは、ダメージの最終段階です。

元の状態には戻らないので5センチくらい上からカットするしかありません。

その上で、シャンプーやトリートメントなどで保湿し、これ以上の悪化をふせぎましょう。