生理前は髪に必要なホルモンが減少するため切れ毛の契機に


髪の流れに逆らってぴょんぴょんと飛び出す切れ毛が多いと、ヘアスタイルがうまく決まらないという悩みにつながってしまいます。

この切れ毛は、ダメージを受けて脆くなった髪の毛が途中で切れてしまったものです。

ヘアダメージの原因には、紫外線の影響や乾燥などがありますが、ホルモンバランスの乱れによって起こることもあります。

女性ホルモンのエストロゲンは髪の成長期を延長する働きをします。

女性ホルモンのプロゲステロンは毛髪を保持する働きをします。

この2つが協調してバランスを取ることが、髪にとっても良いのです。

周期的に、あるいは不測の事態で、または加齢によって、女性ホルモンが減少すると、髪は成長が鈍くなり、さらには弱く傷みやすい髪になってしまいます。

エストロゲンとプロゲステロンは、毎回、この2つともが生理前に一気に減少し、しばらく減少したままとなります。

ですから、生理前の髪は脆くなり、切れ毛ができやすい状態となります。

切れ毛だけではなく、枝毛、抜け毛など、あらゆるヘアダメージが起きやすくなっています。

正常な状態の体でも、髪が傷みやすくなる時期があることを意識して、ゆったり何事もていねいに過ごす期間と心得ると良いでしょう。

生理前のシャンプーやヘアドライはていねいに行いましょう

生理前のヘアケアで気をつけたいこと

女性ホルモンが急減する生理前は、髪が弱くなっています。

そのため、髪に負担がかかることは、避けたいものです。

日々のケアである洗髪にも、注意が必要です。

抜けやすく傷つきやすい髪のため、シャンプーをつけて頭皮を指で洗う際には、力を入れすぎたり、爪を立ててはいけません。

指の腹を使って優しく洗い、頭皮を労わるようにしましょう。

ドライヤーは正しく使用しましょう

濡れた髪を乾かす際のドライヤーの使用方法にも、気を配りたいものです。

髪はドライヤーの熱風が過度にあたると、ダメージを受けてしまいます。

生理前の弱くなっている髪の毛は、熱のダメージもさらに受けやすくなっています。

ドライヤーの風は、遠くから全体に当てると良いでしょう。

髪を指でそっとかき上げながらドライヤーの風を通すように使用すると、全体に風を当てやすくなります。

1か所ばかりにドライヤーを使用すると、髪が加熱されてしまうので、よく動かしながら乾かすようにしてください。

眠りが浅くなりがちな生理前には他ホルモン分泌も鈍く

生理前に眠りが浅くなると髪が弱くなる

生理前にホルモンが急激に減少すると、体に不調が出て、精神的にも不安定になりがちです。

生理予定日の1週間前から、イライラしたり、頭痛や腹痛が起こるという女性は、少なくありません。

また、プロゲステロンのため、眠いのに、眠りが浅くなるという傾向もあります。

髪の成長期を延ばすエストロゲン、他、成長ホルモンなどは睡眠に依存したホルモンで、夜であるというだけで分泌されるメラトニンやコルチゾールと違い、深い眠りのときに、生成が盛んになります。

眠りが浅くなると髪の健康にも悪影響が及び、切れ毛などのトラブルの心配があります。

生理前に安眠するために大事なこと

眠りが浅くなりがちな生理前に安眠をするには、気をつけたいことがあります。

ぐっすりと眠るためには、夜更かしをしてはいけません。

なるべく早く布団に入り、日付が変わるまでには眠りにつきたいものです

また、眠る前に体に刺激を受けることも避けましょう。

体温を上げる入浴のほか、スマートフォンやタブレット端末の画面などから光刺激を受けるのも良くありません。

眠る2時間前には入浴を済ませ、また、ベッドにスマートフォンを持ち込まないようにしましょう。

不安定なホルモンの影響に負けない頭皮環境を育みましょう

生理前は、パーマやヘアカラーは避けて

パーマやヘアカラーは、髪への大きな負担となります。

生理前には、髪を育む女性ホルモンなどが減少し、髪が脆くなる傾向があるので、その時期にこれらを行うことは避けたほうが良いでしょう。

ホルモン分泌は生理が終わった頃から活発になっていきますので、パーマやヘアカラーを行いたい場合は、それ以降がおすすめです。

ホルモンバランスに左右されない頭皮環境を作る

女性の体は、ホルモンの周期的なバランスの変化に左右されて、不調をきたすことが珍しくはありません。

髪の毛も同様に、ホルモンバランスの影響を受け、脆くなることがあります。

ですから、髪のトラブルを予防する方法のひとつとして、日頃からホルモンの変化に負けない、しっかりと健康な頭皮環境を育むことが大切となります。

頭皮環境を整えるには、正しいヘアケアを行うことに加え、バランスの良い食事や十分な睡眠を取り、運動不足やストレスを回避・解消するなど、規則正しい生活を意識して作ることを心がけると良いでしょう。

また、正常な状態の体でも、髪が傷みやすくなる時期があることを意識して、ゆったり何事もていねいに過ごす期間と心得ると良いでしょう。

(まとめ)生理前には切れ毛ができやすくなるって本当?

1. 生理前は髪に必要なホルモンが減少するため切れ毛の契機に

切れ毛が多いと、ヘアスタイリングがうまく決まりません。

生理前は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが減少するため、切れ毛がもできやすくなります。

この時期は、髪が傷みやすくなっていることを意識して過ごしたいものです。

2. 生理前のシャンプーやヘアドライはていねいに行いましょう

髪が脆くなり、切れ毛などのヘアダメージが起きやすい生理前は、洗髪や、その後のヘアドライにも注意が必要です。

シャンプーは、抜けやすく傷つきやすい髪のため、優しくマッサージするように洗いましょう。

ドライヤーの熱風は遠くから全体にあ当てることが、髪を傷めないコツです。

3. 眠りが浅くなりがちな生理前には他ホルモン分泌も鈍く

生理前には、眠いのに、眠りが浅くなる傾向があります。

髪の成長に必要なホルモンなどは、深い眠りのときに盛んに分泌されます。

眠りが浅いと睡眠に依存したホルモンは生成されにくくなりますので、生理前には安眠できる工夫を行うと良いでしょう。

4. 不安定なホルモンの影響に負けない頭皮環境を育みましょう

髪の毛も含めて、女性の体は、ホルモンの周期的なバランスの変化に左右されます。

日頃からホルモンの変化に負けない、しっかりと健康な頭皮環境を育むことが大切です。

また、正常な状態の体でも、髪が傷みやすくなる時期があることを意識して、ゆったり何事もていねいに過ごす期間と心得ると良いでしょう。