切れ毛と薄毛にはこんな関係が


切れ毛は、パーマやヘアカラーやブリーチ、ドライヤーやこての熱、強い紫外線などによって髪がダメージを受け、その結果、キューティクルがはがれ、横に裂けてしまうことで起こります。

髪の毛が切れてしまうほど傷んでいるときは、地肌にも原因があり、何らかのダメージを受けている可能性があります。

切れ毛の原因には、ほかに、ダイエットなどによる栄養不足や、冷えによる血行不良、女性ホルモンの乱れなども考えられます。

一方、薄毛の原因は、抜け毛です。

頭皮に栄養が行き渡らなくなったり、血行が悪くなったりすることで、髪の毛が抜け落ち、毛が薄くなってしまうのです。

ヘアサイクルが成長期から退行期に移行することを抑制する「女性ホルモン」が減少することによって、相対的に男性ホルモンが優位になり、いわば成長の応援団がいなくなって退行期に進みやすくなったために、抜け毛が増えることも分かっています。

こうして比べてみると、栄養、血行、ホルモン、と、実は、切れ毛になる原因と、薄毛になる原因には、重なる部分があるのです。

もちろん、切れ毛があれば必ず薄毛になるということではありません。

しかし、キューティクルをつくる遺伝子を制御するタンパク質(Sox21)がなくなると、毛を毛根につなぎとめるタンパク質がなくなることが国立遺伝学研究所の研究から分かっており、キューティクルが重要だということは分かっています。

切れ毛を放置しておくと、切れた部分が薄くなるので薄毛に見えてしまったり、本当の薄毛になってしまったりする恐れはあるのです。

切れ毛は毛先がギザギザ、抜け毛は毛根の形がいびつ

シャンプーをしたときや、ブラッシングしたときなどに、髪の毛がたくさん落ちていませんか。

それが何によるものか気になったら、髪の毛が切れ毛なのか、抜け毛なのかをよく観察してみましょう。

切れ毛は一般的に長い髪の人に起こりやすいものです。

切れた毛の部分は、短いことが多く、毛先がギザギザと枝分かれしたようになっています。

髪がぱさぱさしてまとまらず、ダメージが大きい場合には、切れ毛がひどくなります。

また、生えている髪の途中に白い点のようなものが見える場合は、そこから切れ毛になる可能性が高いのです。

一方、抜け毛はよく見ると、毛根の先に白いものやひげのようなものがついていたり、とがっている形をしていたりと、形がいびつになっています。

健康な毛根は膨らんだ丸い形をしているので、簡単に見分けがつくはずです。

切れ毛が抜け毛につながることもあります


切れ毛がある、ということは髪や頭皮にダメージがある状態であって、髪や地肌にはきちんと栄養が行き届いていないといえます。

そのため悪循環で健康な髪が育つことができず、途中からぷつぷつと切れてしまうのです。

切れ毛や枝毛がひどい状態のまま放置をしていると、髪の毛のキューティクルがはがれた部分からは、水分や栄養分が流れ出てしまいます。

そうして、次第に地肌も乾燥していきます。

頭皮の乾燥がひどくなると、血行不良や栄養不足となるため、抜け毛の原因になってしまうのです。

切れ毛がひどい状態なら、早めに、ダメージケアや、育毛対策を始めることをお勧めします。

切れ毛を放置していて、抜け毛が増え、薄毛になってしまってからでは、対策をしても手遅れになってしまうことも考えられます。

薄毛にしないために、切れ毛対策をしましょう

切れ毛から薄毛にならないためには、頭皮や髪の状態を健康にすることが大切です。

切れ毛がひどい場合には、できれば傷んだ部分から「5センチくらい」根本側で、髪をカットするとよいでしょう。

パーマやヘアカラーは、なるべく控え、ドライヤーの熱や紫外線からも、髪を守る必要があります。

また、食生活の乱れや、質の悪い睡眠も、頭皮や髪に悪影響を与えてしまいます。

髪によいとされるタンパク質、ビタミン類、ミネラルなどをバランスよく摂り、質のよい睡眠をとるなど、生活習慣を見直してみましょう。

シャンプーやヘアケア剤などは、自分の状態にあったものを選び、トリートメントなどもこまめに行い、髪を丁寧に扱うことが大切です。

たかが切れ毛と思わずに、薄毛につながらないような対策を早めにすることをお勧めします。

(まとめ)切れ毛と薄毛には関係があるの?

1. 切れ毛と薄毛は、キューティクルで関係しています

切れ毛になる原因と、薄毛になる原因には、髪のダメージ、栄養不足、血行不良、女性ホルモンバランスの乱れなど、重なる部分があり、とくにキューティクルを通じて深く関係してます。

切れ毛を放置すると切れた部分が薄くなり、薄毛に見えたり、本当の薄毛になる恐れもあります。

2. 切れ毛は毛先がギザギザ、抜け毛は毛根の形がいびつ

切れた毛の部分は短いことが多く、毛先がギザギザと、枝分かれしたようになっています。

抜け毛は、毛根の先をよく見ると、白いものやひげのようなものがついていたり、とがっている形をしていたり、形がいびつになっています。

3. 切れ毛が抜け毛につながることもあります

切れ毛や枝毛がひどい状態のまま放置すると、キューティクルがはがれた部分から水分や栄養分が流れ出ます。

地肌も乾燥していきます。

頭皮の乾燥がひどくなると、血行不良や栄養不足となるため、抜け毛の原因にもつながってしまうのです。

4. 薄毛にしないために、切れ毛対策をしましょう

切れ毛がひどい場合には、カットをして、パーマやヘアカラーはなるべく控え、ドライヤーの熱や紫外線からも髪を守る必要があります。

タンパク質、ビタミン類、ミネラルなどをバランスよく摂り、ヘアケアやトリートメントもこまめに行い、髪を丁寧に扱うようにしましょう。