様々な髪へのストレスから切れ毛となってしまいます。髪へのダメージを軽減していくことで改善することができます。

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カラーやパーマを繰り返し、切れ毛になってしまったり、髪のパサつきに悩んでいたりしませんか。今回はそんな切れ毛の原因や対策、改善方法、また、よく耳にする枝毛との違いも解説します。

そもそも切れ毛とは何?

切れ毛とは、髪を保湿し柔軟性を与えてくれるのキューティクルが、様々な原因から剥がれ落ち、髪の元となる繊維が束ごと切れることです。髪がもろく、切れ毛が増えてしまうと、少しのダメージでも悪化してしまいます。。

髪の毛の断面を拡大して見てみると、3つの層で構成されています。外側から、キューティクル(毛小皮)、コルテックス(皮質)、メデュラ(髄質)。切れ毛に深く関係しているのが、表面を覆っている「キューティクル」という部分です。

よく聞く枝毛とは何が違う?

切れ毛と枝毛のメカニズムは基本的には同じです。どちらも髪への負担からキューティクルが剥がれ落ち、繊維の束が切れてしまうことで起こる症状です。この2つの具体的な違いは髪の状態にあります。

切れ毛 髪の途中で束ごとブチっと切れてしまっている状態
枝毛 髪の先端が裂け、髪自体が枝分かれしてしまっている状態

どちらもキューティクルの損傷により起こる症状で、ハイダメージが影響していることに変わりはありません。

切れ毛を引き起こす4つの原因

髪へのダメージ

切れ毛の原因のトップに挙げられるのが「髪のダメージ」。特に女性の場合、髪へのカラーやパーマ、アイロンといった薬剤や熱によるダメージがとても多いです。髪がロングヘアになればなるほど、毛先へのダメージが蓄積されていることも考えられます。また、髪は肌と同じで日光の紫外線によってもダメージを受けやすいため、帽子や日傘などを活用して、紫外線対策をきちんと行いましょう。

髪の乾燥

みなさんは髪を洗った後、すぐに乾かすことを心がけていますか?乾燥は髪にとって大敵で、水分を含んだ状態はとても乾燥しやすく、キューティクルが非常に傷つきやすくなっています。また、シャンプー時に起こる髪の摩擦や、ドライヤーなどの熱によるダメージからも、キューティクルは傷みます。それらダメージの隙間から水分や栄養が流れ出てしまうことで「切れ毛」につながってしまいます。

ホルモンバランスの乱れ

髪のダメージや乾燥の他に、「ホルモンバランスの乱れ」も原因になりえます。睡眠不足やストレス、そして女性特有の生理周期の変動によりホルモンバランスが乱れ、髪が脆くなってしまうのです。女性ホルモンのエストロゲンの働きが減少してしまうと、切れ毛の他にも、髪のパサつきや枝毛を引き起こし、髪の成長にも大きく影響してしまいます。

偏った食生活

偏った食生活は、当然髪にもよくありません。外食やインスタント食品、コンビニ弁当といった、脂質の多い食事ばかりとった生活を送っていると、体はもちろんのこと、髪への栄養バランスも悪くなってしまいます。若い女性に多く見られる、無理なダイエットも同様です。「キレイな女性」を目指しているつもりで、切れ毛が多く、バサバサな髪になってしまっては本末転倒になってしまいます。

ひどい切れ毛、どのように改善すれば治る?

切れ毛は、どのようなことを心がければ、改善することができるのでしょうか。実は、一度ダメージを受けた髪は、残念ながら元に戻ることがありません。つまり、修復機能を持っていないということです。

切れ毛の部分が気になる場合は、その部分を美容室やヘアカット用のハサミで切ってしまいましょう。切れ毛になったまま放置してしまうと、その周辺の裂けてしまった部分が再び痛み、どんどん悪化してしまいます。また枝毛も同様に、一度傷んで裂けてしまうと元には戻らないので、カットして整えましょう。

切れ毛を未然に防ぐ対策6選


一度枝毛になってしまった髪の毛は元には戻りませんが、未然に防ぐことはもちろん可能です。今日からでも実践できる、6つの切れ毛対策をご紹介します。

シャンプーを見直す

シャンプーが合っていないと、皮脂を洗い流し過ぎてしまったり、乾燥してしまったりします。皮脂の量や頭皮の状態に適したシャンプーを選びましょう。また、シャンプーを行う際は、事前にブラッシングなどをし、ぬるま湯で十分に髪を洗い流しておくことが大切です。こうすることで泡立ちが良く、髪や頭皮への摩擦を減らすことができます。指の腹で優しく揉むように洗うことで、マッサージ効果と血行促進効果を意識しましょう。

トリートメントも行う

シャンプーの後はトリートメントを行うことも重要です。トリートメントには髪の補修作用があり、綺麗に整えてくれます。カラーのダメージなどを抑え、潤いを与えてくれるので必ず毎日行いましょう。トリートメントを付ける際は、毛先を中心に手のひらで優しく揉み込むようにし、すぐに洗い流さず少し浸透する時間を与えると、より効果が高まります。浸透させた後にすすぎ残しがないよう、しっかり洗い流しましょう。

ドライヤーを正しくかける

髪を洗った後、生乾きの状態で放置しておくと、キューティクルにダメージを与えてしまいます。お風呂上がりは、なるべく早く乾いたタオルで髪を挟み込み、パンパンと軽く叩きながら水分を拭き取ります。ワシャワシャと強く拭き取ると、摩擦で髪が傷んでしまうので注意が必要です。その後、髪から15cm~20cm離れた位置からドライヤーでしっかり乾かしましょう。仕上げに、温風から冷風に切り替えて乾かすと、髪の艶が増します。

食習慣を改善する
・たんぱく質
・亜鉛
・カルシウム
・ビタミン
・ミネラル

髪の生成には以上の栄養素が必要で、これらが不足すると、髪や肌に影響が現れます。なるべくヘルシーでバランスの良い食事を摂るようにしましょう。外食やコンビニに行きがちだとしても、脂質や糖質を取りすぎないためにも、サラダチキンや生野菜など上手に組み合わせてバランスよく取り入れていきましょう。

十分に睡眠を取る

睡眠を行うことで「成長ホルモン(別名:若返りホルモン)」が分泌されます。この成長ホルモンには細胞の修復や疲労回復の働きがあり、入眠から2、3時間で分泌され始めます。食生活の改善によって十分に栄養を取り、髪をきちんとケアできたら、質のよい睡眠をしっかり取ることを心がけましょう。目安としては6〜8時間は睡眠を取るとよいでしょう。

血行を促進させる

頭皮の血行が悪くなってしまうと、切れ毛の原因となってしまいます。ストレスが原因の場合も多くありますが、他にも体の冷えや喫煙といった様々な要因が考えられます。シャワーではなく、しっかりと湯船に浸かる習慣を付けることで、血行促進とストレス解消、質のよい睡眠につながります。シャンプー時や湯船に浸かりながら指で頭皮マッサージをするのもよいですね。

(まとめ)切れ毛・枝毛がひどい!切れ毛の原因と対策方法が知りたいです

1. そもそも切れ毛とは何?

髪の表面を覆う「キューティクル」が様々な原因から剥がれ落ちてしまい、髪の元となる繊維が束ごと切れてしまう症状を指します。

2. 切れ毛を引き起こす4つの原因

切れ毛の主な原因として、「髪へのダメージ」「髪の乾燥」「ホルモンバランスの乱れ」「偏った食生活」の4つが挙げられます。

3. ひどい切れ毛、どのように改善すれば治る?

一度ダメージを受けた髪は元に戻ることはありません。それ以上痛みが広がらないよう、傷んだ部分ヘア用ハサミでカットしましょう。

4. 切れ毛を未然に防ぐ対策6選

切れ毛を未然に防ぐには、自分に合ったシャンプーやトリートメントでしっかりヘアケアを行い、なるべく早くドライヤーで乾かします。また日常生活の中では食生活、睡眠、血行の促進を意識し、長期的に取り組んでいきましょう。