健康な髪の「鍵」は「良い睡眠」による女性ホルモン生成促進


髪の健康とホルモンバランスには、密接な関係があります。

女性ホルモンのエストロゲンは髪を育てる働きをしてくれますが、エストロゲンは、いつも髪のために安定的な量がつくられているわけではありません。

女性ホルモンの分泌は、生理で周期的に変化し、出産や加齢などの影響でバランスが不安定になり、閉経後は急速に低下します。

周期的に減少したとき、また、ホルモンバランスが崩れたとき、髪が痩せたり抜け毛が増えたりするなどのトラブルが起きやすくなります。

それでは、女性ホルモン生成を活性化したり、バランスの崩れをゆるやかにしたりするためには、どうすれば良いのでしょうか。

ホルモンは、食生活やストレスに影響を受けますが、睡眠とも深く関わっています。

睡眠時間は、短くても良くありませんが、長くても、質が良くないとホルモンバランスを崩す原因となります。

また、逆に、この睡眠の質にも女性ホルモンは深く関わっており、ホルモンバランスが乱れると睡眠の質が悪化しがちになります。

そのため、女性は、男性に比べて睡眠障害を起こしやすいといわれています。

このように、互いに影響しあっている女性ホルモンと睡眠ですが、上手に調和をとり、健康な髪を育みたいものです。

髪を育てるエストロゲンは睡眠時につくられます

女性ホルモンのエストロゲンが育毛の鍵

抜け毛や薄毛などの髪のトラブルを抱えている人は、女性ホルモンのエストロゲンが不足しているのかもしれません。

このエストロゲンは、髪の成長を促すもので、睡眠時に分泌されます。

ですので、睡眠不足になると、エストロゲンが十分に生成されません。

髪のトラブルに悩んでいるという人は、睡眠時間が足りているか生活を見直してみましょう。

エストロゲンを増やすには睡眠の質も重要

また、睡眠時間が長くても睡眠の質が良くないと、エストロゲンの分泌が正常に行われないことがあります。

十分な時間、眠ったはずなのに、寝覚めがすっきりしない、ぐっすり寝た満足感がないという場合は、眠りの質が悪いのかもしれません。

眠りには、浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りであるノンレム睡眠の2種類があります。

就寝中は、レム睡眠とノンレム睡眠が約90分ごとに移り変わることを繰り返しますが、この移り変わりが規則正しく行われることが、良質な睡眠には欠かせないものとなっています。

夜更かしはせず寝室の環境を整えて、「髪に良い」眠りを

夜更かしは避け十分な睡眠時間を

質の良い睡眠をとり、髪の成長に必要なホルモンを増やすには、どうしたら良いのでしょうか。

睡眠時間は6~8時間が良いとされています。

また、夜更かしは禁物です。

日付が変わるまでには、眠りについてください。

さらに、入浴の直後は、体温が上がるため眠りにつきにくくなりますので、入浴は就寝の2時間前には済ませるようにしましょう。

寝室の環境を整えることも大切

安眠をするためには、静かで暗いなど、寝室の環境が整っていることが望ましいところです。

外から届く音の影響をできるだけ受けない部屋を寝室にしたり、サッシを閉めたり、といった工夫を行いましょう。

また、眠るときは周りを暗くしてください。

真っ暗な部屋が苦手という人は、豆電球程度の抑え目の照明で対処しましょう。

ほかにも、自分に合った寝具を使用して環境を整え、髪に良い眠りを手に入れてはいかかでしょうか。

寝る前の光刺激は避け、生理前にはリラックスを

寝る前のスマホの使用は避けましょう

就寝前に、パソコンのモニターやスマートフォン、タブレット端末等の光の刺激を受けると、寝つきが悪くなってしまいます。

特に手のひらサイズのスマートフォンはベッドにも持ち込みやすいため、就寝前に横になりながら操作するという人が多いのではないでしょうか。

それでは睡眠不足をまねいたり、深い眠りを妨げたりする原因になるので、寝る前の使用は避けてください。

生理前は、眠りの質が落ちやすいもの

女性は、排卵から生理前の時期はホルモンの変化が激しく、体調が崩れやすくなります。

そのため、眠りが浅くなり、睡眠の質が落ちる傾向にあります。

個人差はありますが女性の体のサイクルですので、この時期は安眠できる環境を整える工夫をしましょう。

安眠しないなど簡単なことで、繊細なホルモンバランスは乱れ、髪の成長が妨げられます。

生理前はとくにリラックスして過ごすようにしましょう。

(まとめ)髪の生成を促す女性ホルモンの活性化には睡眠が大切って本当?

1. 健康な髪の「鍵」は「良い睡眠」による女性ホルモン生成促進

髪の成長を促す「エストロゲン」という女性ホルモンが減少すると、抜け毛などの毛髪トラブルが起きやすくなります。

女性は、もともとホルモンバランスが繊細で、不安定な傾向にあります。

ホルモンバランスを整えるには、「睡眠」が重要な鍵で、時間が十分であるだけでなく質の良いことが大切です。

2. 髪を育てるエストロゲンは睡眠時につくられます

髪の成長に関わる女性ホルモンのエストロゲンは、睡眠中につくられるので、睡眠不足になると分泌量は減少してしまいます。

また、長時間眠っていても、睡眠の質が良くないと、エストロゲンが十分に生成されません。

ぐっすり眠った満足感がない人は、睡眠の質が悪いのかもしれませんので、注意が必要です。

3. 夜更かしはせず寝室の環境を整えて、「髪に良い」眠りを

髪を成長させるホルモンであるエストロゲンを増やすには、日々、安眠をしたいものです。

そのためには夜更かしを避け、6~8時間は眠るようにしましょう。

また、できるだけ静かで暗い場所をつくるなど、寝室の環境を整えるよう心がけてください。

4. 寝る前の光刺激は避け、生理前にはリラックスを

就寝前に光の刺激を受けると安眠できません。

ベッドの中でスマートフォンを操作する習慣のある人は、控えてください。

また、生理前はとくに体調が繊細ですから、眠りが浅くなりやすく、睡眠の質が落ちます。

その時期はできるだけリラックスして過ごしましょう。