女性ホルモンは主に若さを保つ部分で作用します


女性ホルモンは、女性らしさを保つ物質といわれていますが、女性らしい体型や妊娠出産を司る以外の機能もたくさん持っています。
その働きのなかには肌や髪の毛を美しくすることのほかに、骨を丈夫にしたり自律神経を整えたりといったものもあるようです。
また、食欲を抑える働きや記憶力を保つ働きなどもあるといわれています。

女性ホルモンは女性の体では卵巣で分泌されるのですが、男性の体でも分泌されています。
普段はあまり意識しないでしょうが、男女限らず女性ホルモンは内面と見た目の若さを保つのに働いているようです。

女性ホルモンは見た目の若さを保ちます

女性ホルモンの働きのうち見た目の若さを維持するものとしては、まず肌や髪の毛に対する機能が上げられます。
女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンという物質の2種類がありますが、美容に関して大きな影響を与え、肌や髪の毛を美しく健康に保つのはエストロゲンのほうです。
エストロゲンは、卵胞ホルモンともいわれており、卵胞を育てる働きを持っています。

エストロゲンが分泌されると、女性らしい体つきを作ったりコラーゲンを産出する働きが活発になったりします。
コラーゲンは肌を健康に保ち、弾力を与えます。
髪を育てるためにも、頭皮に弾力を与えることで血行をよくしたり発毛しやすい環境を作ったりといった効果が期待できます。
肌や髪は見た目の若さを保つために大切ですし、エストロゲンの働きは見逃せません。

一方プロゲステロンは、黄体ホルモンと呼ばれており、妊娠を維持するためのホルモンです。
エストロゲンと交代のタイミングで分泌を増やし、排卵後の女性の体を妊娠しやすく変える働きを持っています。
プロゲステロンは、水分や栄養を蓄えるために体をむくませたり、皮脂分泌を増やしたりもします。

女性ホルモンは男女限らず体の若さを保ちます


女性ホルモンは男性にも女性にも分泌されるものであり、男女限らず若さを維持するために大切なものです。
女性よりは少ないものの男性も女性ホルモンを分泌しており、肌や髪の健康のほかに骨や自律神経、記憶力などを維持するといわれています。
女性ホルモンを持つことで、男性も若さを維持して健康でいられるということです。

女性ホルモンは女性の体では卵巣で作られています。
脳の視床下部という部分から卵巣を刺激するホルモンが分泌されて、卵巣から女性ホルモンが分泌されます。
男性の場合には卵巣がないので、代わりに男性ホルモンの一種が女性ホルモンに変化して働きます。

女性も男性も男性ホルモンと女性ホルモンを持っており、微妙なバランスを保ちながら「男性らしさ」や「女性らしさ」を作り出しているのです。
女性を美しく保つエストロゲンにも増えすぎると婦人科系の病気を増やすリスクがあるといわれていますが、男性ホルモンとのバランスによって健康を保つことが期待できます。

女性の体内での女性ホルモンの減りは更年期障害を引き起こします

45歳~55歳くらいを中心に更年期という時期を迎えます。
特に女性の更年期に起こりえる更年期障害という症状は注目されており、体のあちこちにさまざまな不快症状を起こすと考えられています。
男性にも更年期はあることが知られつつありますが、ここでは女性の女性ホルモンの影響による更年期について考えてみましょう。

女性の更年期障害は、女性ホルモンが減少することで起こると考えられています。
女性の卵巣が若さを失い、機能が低下することや脳の女性ホルモン分泌の指令が正しく行われなくなることで、体から女性ホルモンが減り、体のなかのバランスが崩れます。
すると、自律神経などもバランスを崩して症状が起こります。

脳が女性ホルモンを出すように指令を出したのに、卵巣が正しく分泌を行うことができなくなるため、脳が次々に指令を出してバランスが崩れると考えられています。
この症状は若くてもストレスや生活習慣の乱れなどで起こることがあります。
反対に、健康的な生活を送って卵巣の若さを保つことでこの症状を軽減できるともいわれています。

(まとめ)女性ホルモンが若さを作る理由とは?

1.女性ホルモンは主に若さを保つ部分で作用します

女性ホルモンは、女性らしさを保つ以外にも体の多くの部分で若さを保つために機能しています。
男女限らず女性ホルモンを持っており、それによって内面と見た目の若さを保ちます。

2.女性ホルモンは見た目の若さを保ちます

女性ホルモンのエストロゲンは女性らしい体つきを作る働きや、肌や髪の毛を良い状態に保つ働きを持っています。
見た目の若さを保つために女性ホルモンのエストロゲンは大切です。

3.女性ホルモンは男女限らず体の若さを保ちます

女性ホルモンは男女限らず分泌されるものであり、肌や髪の健康のほかに骨や自律神経、記憶力などの若さを保ちます。
女性にも男性ホルモンがあり、二つのバランスで女性ホルモンのリスクを避けて健康を保つことが期待できます。

4.女性の体内での女性ホルモンの減りは更年期障害を引き起こします

女性の体では女性ホルモンが減ることで更年期障害という症状が出やすくなります。
卵巣が若さを失って正しく機能しなくなることが原因と考えられており、これを軽減するには卵巣の若さを保つことが大切です。