ダイエット目的での水泳で、すぐに髪に影響が出ることはありません


ダイエットのために水泳をしよう! と考えて、1度プールに行ったとします。

その1回だけで、突然髪が傷んだり、変質してしまったりするということはありません。

水泳を試してみたいけど髪が心配、という人も、1度や2度のプールで影響が出ることはありませんから、まずは試してみると良いのではないでしょうか。

水泳が体に合うようであれば、髪のケアを行いながら継続していきましょう。

プールの塩素が髪に悪影響を与えることがあります

ダイエットのために水泳をしようとする場合、ほとんどはジムや市営のプールなどに行くことになります。

しかし、こうしたプールの水には、衛生面での問題から、必ず塩素が混入されています。

プール独特の鼻にツンとくる匂いは、誰もが知っているものでしょう。

髪と塩素

塩素は、普通の水道水にもある程度含まれているものですから、濃度が低ければ危険性の高いものではありません。

しかし、多量の塩素は人体に害を及ぼします。

殺菌ができるということは、それだけ強い成分だということだからです。

濃度の高い塩素の含まれる水に触れると、皮膚や髪が乾燥してカサカサになったり、老化が進んでしまうと言われています。

プールの塩素

プールの水は、一定以上の塩素を含まなければならないと決められています。

これはプールの水を清潔に保つためで、感染症などの予防のためには必要なことです。

しかし、なんの対策もとらずに繰り返しプールに入ったり、長時間プールに浸かっていたりすると、髪に悪影響が出てしまう可能性もあるということを覚えておきましょう。

水道水の塩素とプールの塩素は濃度基準が異なります


プールの塩素濃度は、具体的にはどのくらいなのでしょうか。

水道水に含まれる塩素と比べてみましょう。

プール

文部科学省の、「遊泳用プールの衛生基準について」には、プールの衛生面に関する基準が定められています。

この基準の、第二水質基準の(四)aには、「遊離残留塩素濃度は、〇・四mg/l以上であること。また、一・〇mg/l以下であることが望ましいこと。」と記されています。

ただし、この基準の冒頭には、「本基準に基づき(中略)格別のご配慮をお願いする」との文言があります。

つまり、これは法律ではなく、あくまでも基準に過ぎないということです。

実際のプールの塩素濃度については、各自治体が条例で定めている場合が多くなっています。

水道

一方、水道水の塩素濃度は、厚生労働省の「水道法」の、水道法施行規則第17条三に、「遊離残留塩素を0.1mg/l(結合残留塩素の場合は、0.4mg/l)以上保持するように塩素消毒をすること。」と定められています。

水道水の塩素濃度の上限は定められていませんが、基準の下限を比べる限り、やはりプールの方が塩素濃度は高いようです。

プールに入る時は塩素から髪を保護しましょう

繰り返しプールに入る時は、なるべく塩素から髪を保護するようにしましょう。

プールに入る前の対策

プールに入る前に、髪の毛をしっかり濡らすようにしてください。

乾いた髪でプールに入ると、塩素濃度の高い水を髪の毛が吸ってしまいます。

もともと髪を真水で濡らしておくことで、このリスクを低減させることができるのです。

また、水泳キャップを被ることも大切です。

髪を保護するためには、メッシュ状のキャップではなく、シリコン製のキャップがお勧めです。

メッシュ状のキャップを被ってからシリコンキャップを被ると、より効果的です。

プールに入った後の対策

プールに入った後は、髪を真水でよく流しましょう。

できるだけ早めに洗うことが大切です。

ジムでプールを利用する場合は、簡単にシャワーで流すだけでなく、併設の浴場などでしっかり髪を洗うようにすると良いでしょう。

髪を洗った後は、アウトバストリートメントで髪の毛の状態を整えるようにしてください。

(まとめ)水泳でダイエットをする時は髪に注意が必要?

1.ダイエット目的での水泳で、すぐに髪に影響が出ることはありません

ダイエットのための水泳を1度したからといって、すぐに髪に影響が出るということはありません。

心配しすぎる必要はありませんから、気になっている人は一度試してみてはいかがでしょうか。

2.プールの塩素が髪に悪影響を与えることがあります

プールの水は、一定以上の塩素を含まなければならないと決められています。

塩素は水道水にも含まれていますが、濃度が濃いと髪や肌に悪影響を及ぼすこともあるため、長時間、または継続して水泳を行う際は注意が必要です。

3.水道水の塩素とプールの塩素は濃度基準が異なります

プールの塩素濃度は、「遊泳用プールの衛生基準について」に、0.4mg/l以上と定められています。

一方、水道水は水道法によって、0.1mg/l以上の塩素濃度を保持することとされており、両者の塩素濃度の基準の下限はプールの方が高くなっています。

4.プールに入る時は塩素から髪を保護しましょう

プールに継続して通う場合は、塩素から髪を守る対策をとりましょう。

髪をしっかり濡らして、シリコン製のキャップを被るようにしてください。

プールから上がった後、しっかり髪を洗ってトリートメントをすることも大切です。