女性ホルモンは視床下部からの指令で分泌されるメカニズムです


髪の育成と密接な関係にある女性ホルモンですが、こちらはどういったメカニズムで分泌されるのでしょうか。
女性ホルモンの乱れは薄毛の原因になりますから、このメカニズムをきちんと把握しておきましょう。

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があって、視床下部からの命令でコントロールされています。
どちらかが足りなくなると、足りないほうの女性ホルモンが分泌される仕組みです。
視床下部の働きによってちょうどいいバランスが維持できています。

女性ホルモンのバランスが崩れるときには自律神経の働きが低下することが原因です。
自律神経は、生活習慣やストレスによって疲弊してしまうため、普段から対策を行うことが大切です。
女性ホルモン以外にも自律神経は関係しているため、深刻な症状に発展しないように早い段階からケアをしていきましょう。

自律神経が乱れると女性ホルモンに支障が出ます

通常は視床下部によってコントロールされている分泌量も自律神経のバランスが崩れると正常な命令が届かなくなってしまって、ホルモンバランスが乱れます。
自律神経のバランスを不安定にする主な原因を見ておきましょう。

昼夜逆転の生活

昼過ぎまで寝ていて夜更かしする昼夜逆転の生活が続くと自律神経のバランスが崩れてしまって、ホルモンバランスに影響が出ます。
夜勤続きの勤務体制や残業が多い時期などに体調を崩しやすいのは、自律神経の働きに支障が出ることが一因です。

過剰なストレス

人間関係の悩みや仕事のプレッシャーを抱えていると、自律神経のバランスが崩れます。
明るい寝室、寒さなど環境的ストレスも自律神経のバランスを不安定にする原因なので心地良い睡眠環境を整えましょう。

その他に女性ホルモン分泌が一気に減少する更年期症状なども自律神経の過活動を招く原因で、働き過ぎから疲弊してバランスを崩してしまうことがあります。

生活改善で自律神経のバランスを整えます


自律神経のバランスが崩れてしまったとき、自分でできる対処法を見てみましょう。

リラックスできる生活空間

リビングにヒーリングミュージックを流したりアロマの香りを取り入れたりして、リラックスできる生活空間を意識します。
お風呂にゆっくりつかったり趣味に費やす時間を作ったりするだけでも、良い効果が期待できます。

ライフスタイルの建て直し

決まった時間に食事を取ったり睡眠時間を一定にしたりすると生活リズムが落ち着いて、自律神経が安定します。
働き過ぎで体に負担がかからないように仕事量を調整する工夫も重要でしょう。

カルシウムを摂る

精神的なストレスも自律神経のバランスを不安定にするため、カルシウムを日々の食事に取り入れます。
牛乳や小魚などを積極的に食べて、ストレスに強い体を育てます。
野菜やお肉をバランス良く食べ、栄養不足にしない配慮も重要です。

自律神経の乱れは自律神経失調症や過敏性腸症候群などの支障も起こします

自律神経が乱れるとホルモンバランスが崩れる以外に様々な支障が出ます。

自律神経失調症

内科にかかっても明確な原因が分からないのに、ひどい吐き気が続いたりめまいや手足のしびれが取れなかったり、体の不調が続きます。
人それぞれ気になる症状は異なりますが、心身のいろいろなところに不調が生じて生活の質を損ないます。

過敏性腸症候群

自律神経は腸の働きも司るため、ひどい下痢や腹痛などのリスクがあります。
会議の前にお腹が痛くなったり出勤日に下痢が続いたり、ストレス起因で症状が悪化することも過敏性腸症候群の特徴です。

メニエール病

内耳のリンパ液にトラブルが起こり、めまいや難聴、耳鳴りなどひどい不調の原因となります。
周囲がグルグル回転しているような錯覚に陥り、ひどい吐き気を伴うつらい全身症状となりがちです。

ストレス起因の体調不良が悪化して働けない状態になってしまう人もいるので、早めに専門医の診断を受けて体調改善につとめましょう。

(まとめ)女性ホルモンが分泌されるメカニズムは?

1.女性ホルモンは視床下部からの指令で分泌されるメカニズムです

視床下部からの命令でエストロゲンとプロゲステロンが分泌されて、ホルモンバランスを維持しています。
片方が不足すると補うために分泌が促進されて、正常なバランスで保たれています。

2.自律神経が乱れると女性ホルモンに支障が出ます

自律神経が乱れると女性ホルモンバランスも不安定になるので、規則正しい生活リズムや過剰なストレスを意識して生活しましょう。
心身に負担がかかりにくい生活をはじめることで、分泌リズムが安定します。

3.生活改善で自律神経のバランスを整えます

自律神経を整えるため、リラックスできる生活空間作りなどライフスタイルの建て直しを進めます。
カルシウムを取り入れたり栄養バランスを意識したりする食生活の工夫も重要です。

4.自律神経の乱れは自律神経失調症や過敏性腸症候群などの支障も起こします

自律神経の乱れは不定愁訴や過敏性腸症候群を招くリスクもあり、トラブルが出る前にケアしていく必要があります。
体調が不安定になってきたと感じたら、体をいたわった生活をはじめましょう。