ピルは女性ホルモンのバランス治療にも使われるため効果が期待できます


ピルには女性ホルモンエストロゲンとプロゲステロンの2種類が入っていて、ホルモンバランスをコントロールしていきます。

避妊目的以外だと生理不順やホルモンバランス異常による体調不良が深刻な場合に検討され、専門医の指導に従って服薬ケアを進めることで、症状改善を目指します。

女性ホルモン起因の抜け毛を抑制します

エストロゲンが足りないことで抜け毛症状が出ている場合、ピルを飲むことで改善できるケースがあります。

エストロゲンには髪を育てる働きもあるのですが、加齢などで女性ホルモンが減ると同時に抜け毛症状が目立ってきます。

足りないエストロゲンを外的に補うことでバランスが整って、理想的な状態になるためです。

ピルの服用を辞めたことが原因でエストロゲン不足になり、抜け毛が増える方もいます。

そもそもは生理不順をケアしたり避妊をしたりするためのお薬なので、抜け毛防止のために飲むのは筋違いとも考えられます。

処方箋がないともらえないお薬なので、医師に相談したうえで、慎重に服用しましょう。

ピルを長年飲んでいて辞める場合も同様で、抜け毛が増えた、髪が細くなったなど気になる症状をまとめて病院で相談します。

だんだん量を減らしていくなど工夫して、副作用を軽減することもできます。

自己判断で服用を辞めることは避け、医師の指示を受けることが大切です。

ピルを服用できない女性もいます


女性ホルモンケアに高い効果が期待されるピルですが、下記にあてはまる女性に使用することはできません。

喫煙習慣がある

35歳以上で毎日15本以上タバコを吸っている女性は、ピルを服用できません。

ピルには血栓症リスクを高める難点があり、タバコとの併用で健康面のトラブルが懸念されるためです。

同様の理由から、血液がかたまりやすい体質の人や高血圧に悩む人には処方されないのが通常です。

常用している薬がある

既往症などで常用している薬がある場合は医師に相談のうえ、飲み合わせを検討します。

お薬の種類によってはピルと相性が悪いこともあり、一緒に使用することで体に負担がかかってしまうことがあります。

体の状態によってはピル服用によるケアを優先して今飲んでいるお薬を調整することもできるので、主治医に判断を仰ぎましょう。

授乳中の女性

エストロゲンには母乳の出を悪くする作用があり、母乳育児を進めている最中のピル服用はできません。

万が一、ピル服用中に妊娠が明らかになった場合はすぐに服用をストップ、医師に事情を話しましょう。

不正出血や頭痛などピルの副作用やリスクを理解しましょう

避妊手段や生理トラブルケアに使われるピルですが、一定の副作用も報告されています。

ピルをはじめる前に知っておきたい副作用を見ておきましょう。

不正出血

ホルモンバランスに作用するお薬なので、生理に関する変化が懸念されます。

飲み始めて出血量が多くなってしまったり月に何度か生理が来たり、生理不順がかえってひどくなってしまう女性もいます。

飲み続けることで軽減できる副作用とされていますが、貧血気味になったりPMSが続いたりする場合は、様子を見ながら飲み方を相談していく必要があるでしょう。

頭痛・吐き気

頭痛や吐き気、微熱など風邪のひきはじめのような症状が目立つ女性もいます。

これも飲み続けることで改善できる見込みがありますが、症状が重い場合は処方してくれた医師に相談しましょう。

肌荒れ・ニキビ

肌荒れやニキビなど美容面に関する副作用が目立つ女性もいて、抜け毛症状が悪化するケースもあります。

ホルモンバランスが変わると体のいろいろなところに支障が出ることを理解して、体に負担がかからないように服用を進めていきます。

(まとめ)女性ホルモンバランスはピルで整う?

1.ピルは女性ホルモンのバランス治療にも使われるため効果が期待できます

ピルはホルモンバランス治療にも使用されるお薬で、女性ホルモンが不安定になったときに検討できます。

医師の処方のもとでしか使えないお薬で、専門家の判断のもとで安全な服用が求められます。

2.女性ホルモン起因の抜け毛を抑制します

ホルモンバランスが原因の抜け毛に対しても一定の効果が見込まれ、ピルの服用を辞めたことで抜け毛が増える方もいます。

抜け毛が気になる場合は処方してくれた医師に相談しながら、症状をコントロールしていきましょう。

3.ピルを服用できない女性もいます

ピルは安全性が高いお薬ですが、喫煙習慣がある女性やすでに服用しているお薬がある女性には使用できないケースがあります。

服用を検討する場合は医師に相談して、安全面に配慮しながら使ってください。

4.不正出血や頭痛などピルの副作用やリスクを理解しましょう

ピルには不正出血や吐き気、頭痛などの副作用リスクがあり、体質にあわない人もいます。

ホルモンバランスの状態と副作用の出方を考慮しつつ、安全面に配慮して服用しましょう。