慌てず、焦らず、続けることが重要です


抜け毛や薄毛が気になりだすと、育毛剤を試してみることもあると思います。

髪にハリやコシが出てきたり、産毛のような毛髪が生えてきたりといった、効果を感じているうちは良いのですが、そのうちに何も変化が起こらない時期が始まります。

すると、自分に合っていないのではないか、効き目がない商品なのではないかと、不安になるでしょう。

でも、すぐに買い替えるのは待ってください。

育毛には停滞期があるのです。

毛髪には、生えて抜け落ち、また生えるという周期があります。

髪の毛の成長が止まり、次の新しい髪の毛を育て始める期間に、いくら育毛剤をつけても髪が生えるわけではなく、見た目は変わりません。

それが停滞期です。

しかし、その時期が過ぎると、また新しい髪の毛が成長する期間となり、育毛剤などのヘアケアによって頭皮の状態が改善されていれば、また効果を実感することができます。

頭皮や髪の毛にトラブルがなければ、育毛剤を使い始めてから、6ヶ月間は使い続けてください。

停滞期があることを理解し、諦めずに様子を見ながら、育毛対策を行い続けましょう。

ヘアサイクルを知りましょう

簡単に言うと、髪は毛根にある毛母細胞の細胞分裂によって成長します。

そして、成長した毛髪が抜け落ち、また生えるまでの周期を「ヘアサイクル(毛周期)」と言います。

性別や年齢など、個人差はありますが、女性の場合、その期間は平均して4~6年と言われています。

通常は、毛髪の元となる毛母細胞が細胞分裂を活発に繰り返す「成長期(約3~5年)」、毛母細胞の力が弱まって髪の毛がだんだん成長しなくなる「退行期(約2~3週間)」、完全に成長が止まり、次の新しい髪の毛を育てるために、毛根の位置が浅くなって古い毛髪が抜ける「休止期(約2~4ヶ月)」と進み、また成長期に戻り、髪の毛が生えます。

髪全体の80~90%が成長期、1%が退行期、10~15%が休止期にあります。

育毛剤を6ヶ月以上使い続けなければならない理由


抜け毛・薄毛の予防や改善には、頭皮環境を整えることが重要です。

育毛剤は、直接髪の毛を生やすのではなく、血行促進によって頭皮環境の改善などのサポートをします。

育毛剤を使うことにより、抜け毛の減少や、毛髪のボリュームアップが期待されますが、頭皮の状態を改善するのには時間がかかります。

また、ヘアサイクルの休止期にあたると、頭皮の下では効果があっても、髪の毛は生えないので実感できません。

残念ながら、自分のヘアサイクルの長さは自分では分かりませんが、薄毛の人は、比較的成長期が短くなり退行期から休止期が長くなる傾向にあります。

しかし、退行期から休止期にあたっていた場合でも、遅くても6ヶ月後には成長期に移行すると考えられています。

だから、次の成長期まで使い続ければ、また効果が実感できるというわけです。

停滞期にやって良いこと、悪いこと

停滞期であっても、頭皮の下では新しく生える毛髪の準備が始まっています。

強く美しい毛髪に育てるためには、頭皮の血行を良くしなければなりません。

血行促進には、自分の頭皮に合ったシャンプーを用いて、適度な皮脂と潤いを残しつつ、清潔にして、正しいヘアケアを行う必要があります。

また、規則正しい生活を送り、心身に過剰なストレスを与えないようにしましょう。

すぐ効果が現れないからといって、育毛対策を止めてしまってはいけません。

せっかく育っている髪の毛の成長を遅らせたり、再び頭皮環境が悪化することによって脱毛が増えたりする可能性があります。

それから、次々とほかの育毛剤に乗り換えてしまいがちですが、合わない育毛剤を使用し、より状況の悪化を招く可能性があるので、性急な判断は避けましょう。

健やかな髪を育てるために、次の成長期に備える期間が停滞期であると考え、育毛対策を続けることが大切です。

(まとめ)育毛の停滞期を乗り切る方法はありますか?

1.慌てず、焦らず、続けることが重要です

育毛剤を使用しても、効果が感じられない時期を育毛の停滞期と言います。

その時期が過ぎると、また新しい毛が成長する期間になるので、慌てて中止したり、焦って次々と育毛剤を変えたりせず、6ヶ月は続けましょう。

2.ヘアサイクルを知りましょう

成長した毛髪が抜け落ち、また生えるまでの周期を「ヘアサイクル(毛周期)」と言います。

毛髪が成長する「成長期」、髪の毛が成長しなくなる「退行期」、古い毛髪が抜ける「休止期」と進み、また成長期に戻ります。

3.育毛剤を6ヶ月以上使い続けなければならない理由

育毛剤は、血行促進によって頭皮環境の改善などをサポートしますが、改善には時間がかかります。

また、休止期にあたると、育毛効果があっても実感できません。

最低6ヶ月続けると、また効果が実感できるでしょう。

4.停滞期にやって良いこと、悪いこと

停滞期でも、適切なヘアケアと規則正しい生活を行いましょう。

育毛対策を止めたり、次々と育毛剤を変えたりするなど、性急な判断は避け、次に備える期間が停滞期であると考え、育毛対策を続けることが大切です