出産後には、髪のべたつきを感じる場合もあります


出産後の女性のヘアトラブルといえば、抜け毛が有名です。

これは、「分娩後脱毛」という名前で呼ばれる脱毛症状で、出産した女性の7割が経験するともいわれています。

しかし、出産後のヘアトラブルとして、髪のべたつきが現れることもあります。

これは抜け毛と同じく、女性ホルモンの乱れによって起こるトラブルです。

女性ホルモンの乱れによって皮脂の過剰分泌が起こります

妊娠中の女性は、妊娠を維持したり、乳腺を発達させたりするために、女性ホルモンの分泌量が増加します。

ところが、出産をすることで、女性ホルモンの分泌量は大きく減少してしまいます。

すると、女性ホルモンの乱れによって、お肌や髪の毛に異常が現れるのです。

お肌の乾燥

女性ホルモンは、女性の繊細の肌をきめ細かく、美しく保つ働きを持っています。

そのため、女性ホルモンのバランスが崩れると、肌荒れが起こり、お肌が乾燥してしまうことがあるのです。

肌が乾燥すると、肌の保護をしなければならないために、皮脂の分泌が過剰になります。

頭皮や髪の毛のべたつきは、こうした皮脂の過剰分泌によって起こるのです。

皮脂の分泌過多

頭皮の乾燥が起こらなくても、女性ホルモンの乱れがそのまま皮脂の過剰分泌に繋がってしまうこともあります。

髪の毛のべたつきは、どちらにせよ皮脂が過剰に分泌されてしまうことによって起こるのです。

頭皮のべたつきを抑えるためには洗浄が一番大切です


べたついた頭皮をそのままにしてしまうと、嫌なニオイの原因になったり、髪の毛がべったりとして不潔に見えてしまったりします。

これを防ぐためには、髪をしっかり洗うのが効果的です。

使うべきシャンプー

髪がべたついているからといって、無暗に洗浄力の高いシャンプーを使うことはお勧めできません。

頭皮を洗い過ぎると余計に乾燥が進んで、却って皮脂分泌が過剰になってしまうことがあるからです。

頭皮がべたついている時は、保湿力が高く、お肌に優しいシャンプーを使いましょう。

洗い方

べたつきが気になる場合は、1日1回、ぬるま湯で丁寧に頭を洗いましょう。

熱過ぎるお湯や、ドライヤーの熱を1ヶ所に当て続ける行為は、頭皮の乾燥を招きますから控えるようにしてください。

しっかり頭皮を洗い流すことと、ローションなどで頭皮の保湿対策をすることが大切です。

また、頭を洗った後は、濡れたままにせず、すぐに乾かすようにしてください。

濡れた頭皮を放置することでも、乾燥が進んでしまうからです。

揚げ物や洋菓子など脂肪分の高い食べ物に注意しましょう

皮脂の分泌量は、食事の内容によっても左右されます。

脂肪分の高い食事を摂らないように気を付けましょう。

揚げ物やバター類

揚げ物やバターなどは、脂肪分が高い食べ物として広く知られています。

産後の女性にとって、脂肪分の高い食べ物は、乳腺の詰まりの原因にもなりますから、たとえ髪のべたつきがなくても控えた方が良い食べ物です。

また、肉の脂身なども同様に脂肪が多量に含まれているため、控えるようにしましょう。

洋菓子

見落としてしまいがちなのが、クッキーやチョコレートなどの洋菓子類です。

洋菓子はどれも脂質が高いので、しばらくは控えるようにしてください。

甘いものが食べたくなった時は、甘酒やドライフルーツ、脂肪分の低いヨーグルトなどがお勧めです。

ナッツ類

ナッツに含まれる脂は良質なものですから、少量であればお勧めです。

しかし、たくさん食べ過ぎると、脂質の摂りすぎになってしまうので気を付けましょう。

手の平に無理なくのる程度の量であれば心配ありません。

(まとめ)出産後、髪にべたつきを感じることがあるって本当?

1.出産後には、髪のべたつきを感じる場合もあります

出産後の女性には、「分娩後脱毛症」になって抜け毛が起こることがあります。

しかし、同じく女性ホルモンのバランスの乱れによって、髪のべたつきが引き起こされるケースもあります。

2.女性ホルモンの乱れによって皮脂の過剰分泌が起こります

女性ホルモンが乱れることで、肌が荒れて乾燥してしまうことがあります。

すると、肌を保護するために皮脂の分泌が過剰になり、髪がべたついてしまいます。

また、単に女性ホルモンの乱れによって皮脂分泌が過剰になることもあります。

3.頭皮のべたつきを抑えるためには洗浄が一番大切です

頭皮のべたつきを抑えるために、洗浄力の高過ぎない、保湿力のあるシャンプーを使って1日1回頭皮を洗いましょう。

ぬるめのお湯を使って、ドライヤーの熱を1ヶ所に当て続けないことが大切です。

洗った後はしっかりすすいで、乾かすようにしてください。

4.揚げ物や洋菓子など脂肪分の高い食べ物に注意しましょう

皮脂の分泌量は食事内容によっても変わるため、脂肪分の高過ぎる食事は控えましょう。

揚げ物やバター類、洋菓子、多量のナッツなどは食べないようにしてください。

甘酒や低脂肪のヨーグルトなどが安心です。