緑茶には間接的に育毛を促す作用があります


緑茶には育毛や発毛を促す成分があると言われます。

とはいえ、飲めば直接髪の栄養になって髪が増える、というわけではありません。

正確にいうと、緑茶を飲むことで「頭皮の環境が改善する」「髪に必要な栄養が吸収されやすくなる」という作用があるのです。

カテキンが頭皮環境を整えてくれる

緑茶に多く含まれるカテキンには活性酸素の働きを抑える「抗酸化作用」があります。

この抗酸化作用が紫外線やストレスによる毛母細胞へのダメージを防いでくれます。

カテキンの持つ脂肪分解作用、利尿作用も育毛の役に立ちます。

さらに最近の研究では、薄毛や抜け毛の原因となる5αリダクターゼ酵素の働きを阻止する効果があることがわかっています。

ビタミンやミネラルが豊富

緑茶が注目されるもうひとつの理由が豊富なビタミン・ミネラル成分です。

髪を作るたんぱく質を体内に吸収するために必要なビタミン、頭皮の新陳代謝を活発にするミネラル類は育毛に欠かせない成分です。

食後やティータイムに緑茶を飲むことで、手軽にこれらの栄養を補うことができるのはありがたいことです。

育毛を補助する手段のひとつとして、生活習慣に取り入れてみてはいかがでしょう。

カテキンのパワーが頭皮を活発にする

緑茶に含まれる成分の中でも、特に育毛に関わっているのがカテキンの効能です。

具体的にはどのような効果があるのでしょう。

抗酸化作用

ストレスや紫外線によって発生する活性酸素は、毛母細胞を傷つけ、白髪を発生させる原因となります。

カテキンにはこの活性酸素を除去する抗酸化作用があり、頭皮の老化を防ぎ、毛母細胞へのダメージを防いでくれます。

脂肪分解作用

血液中の脂肪が分解されることで血流が良くなり、頭皮や毛根に栄養が行き届くようになります。

毛穴に詰まった脂を溶かしてくれる効果も期待できます。

5αリダクターゼの抑制効果

近年の研究で、カテキンには5αリダクターゼという酵素の発生を抑制する働きがあるらしいと判明しました。

5αリダクターゼはAGA(男性型脱毛症)の原因となる酵素で、これを抑制することが育毛につながると考えられるのです。

育毛に影響を与えるさまざまな効果

ビタミン・ミネラルで栄養吸収効率アップ

お茶は土壌に含まれる栄養素を溜める力の強い植物です。

このため緑茶にはたんぱく質の吸収を助けるビタミンや、細胞の新陳代謝を高める亜鉛などが豊富に含まれています。

ビタミンやミネラルは意識して摂取しないと欠乏しやすい成分ですので、お茶を飲む形で日常的に補給できれば髪の成長に非常に役立ちます。

利尿作用

カフェインによる利尿作用も育毛にとって重要です。

男性型脱毛症(AGA)の原因となる男性ホルモン・ジヒドロテストステロンを排出することでAGA対策になるのです。

血行促進効果

カフェインには血行促進効果があり、これも育毛につながると言われます。

ただしカフェインには血管の収縮作用などもあり、過剰摂取は良くありません。

リラックス効果

緑茶に含まれているアミノ酸の一種「L-テアニン」には抗ストレス効果があります。

抜け毛や薄毛の原因となるストレスの解消に、ティータイム休憩はおすすめです。

緑茶で髪を洗って外から育毛促進

最近話題になっている少し変わった育毛法に、「お茶で頭皮を洗う」というものがあります。

お茶を頭からかける、と言われるとちょっとびっくりしますが、要は頭皮から直接ミネラル分を吸収させ、カテキンの脂肪分解作用で頭皮の洗浄と育毛を促すというものです。

育毛法のひとつとして取り入れているヘッドスパのコースもあります。

緑茶すすぎの方法

  1. シャンプーで地肌の汚れを落とし、きれいに洗い流す
  2. ペットボトルなどに用意した緑茶を頭皮にかける
  3. 緑茶は全て洗い流さず、髪に付いた状態で終了
  4. 髪がゴワつく場合は頭皮につかないようにリンスやコンディショナーを使う

ただし、この緑茶すすぎは現時点でははっきりと育毛効果があるとは言えないようです。

頭皮に直接緑茶をかけても栄養が毛根まで届くという保証はありません。

飲んで吸収された栄養は、血液を通して頭皮に達しますから、おすすめはやはり「飲む」ことです。

過剰摂取には注意

髪に良いこと尽くめのように思える緑茶ですが、一般に「髪に良くない」と言われるカフェイン成分も含むため、ある程度の注意も必要です。

カフェインは体を冷やすため、飲みすぎると血行が悪くなってしまいます。

また、眠る前に飲むと睡眠が浅くなったり、眠りにくくなったりすることもあります。

血行不良や睡眠不足は育毛の大敵ですから、飲みすぎはメリットを上回るデメリットになりかねません。

また緑茶に含まれるタンニンには鉄と結合する特徴があり、貧血気味の人が飲みすぎると体内の鉄分を摂取しにくくなるケースがあります。

もちろん、緑茶を飲んだからといって具合が悪くなるというわけではありません。

ただ、刺激の強い嗜好品ではあるので、体調の悪い時に過度の飲用は避けるようにしましょう。

(まとめ)緑茶を飲むと育毛にどんな効果があるの?

1.緑茶には間接的に育毛を促す作用があります

緑茶に多く含まれるカテキンの抗酸化作用、脂肪分解作用、利尿作用などが育毛環境を整えてくれます。

また、ビタミン・ミネラルが多く含まれていることも、緑茶が注目される理由のひとつです。

気軽に始められる方法ですので、一度試してみると良いかもしれません。

2.カテキンのパワーが頭皮を活発にする

緑茶のカテキンには

  • 頭皮の老化を防ぎ、毛母細胞へのダメージを防ぐ「抗酸化作用」
  • 血中の脂肪を分解して血流を良くする「脂肪分解作用」
  • 薄毛の原因となる5αリダクターゼ酵素の抑制効果

などがあり、これらが育毛につながると考えられます。

3.育毛に影響を与えるさまざまな効果

緑茶にはビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。

これらの栄養は、育毛に不可欠なたんぱく質などの吸収効率をアップさせ、細胞の新陳代謝を高めてくれます。

また、カフェインによる利尿作用や血行促進効果、L-テアニンによるリラックス効果なども育毛のために効果があります。

4.緑茶で髪を洗って外から育毛促進

最近「緑茶で頭皮を洗う」という方法が注目されています。

これはシャンプー後に頭皮にお茶をかけることで、

  • 頭皮から直接ミネラル分を吸収させる
  • カテキンの脂肪分解作用で頭皮の洗浄と育毛を促す

というものです。

ただし、現時点では確実に育毛効果があるとは言えないようです。

5.過剰摂取には注意

サプリや育毛剤よりも安全に思えるお茶ですが、通常「髪に良くない影響を与える」と言われるカフェイン成分が多く含まれている点には注意が必要です。

また緑茶に含まれるタンニンは貧血気味の人にはあまり良くない影響がありますので、飲みすぎないように気をつけましょう。