正しい洗い方をすれば育毛に役立ちます。


シャンプーをした後、排水口に大量の抜け毛を発見してショックを受けたことはありませんか?

しかし、抜け毛が怖いからといって、シャンプーの回数を減らしたり、抜けないようにそっと洗ったりするのは逆効果です。

1本の毛髪が成長し、抜け落ちるまでの周期を「ヘアサイクル(毛周期)」といいます。

個人差はありますが、その期間は平均して4~6年とされています。

髪は、日々成長する「成長期」、髪の成長が終わり毛球が縮小する「退行期」、成長が止まる「休止期」と進み、古い毛は抜け落ちていきます。

日本人の髪は平均で約10万本あり、1日あたり50~100本程度の髪が抜けますが、それは自然な生理現象なのです。

シャンプーを何日かに1回しか行わない場合、その数日分がまとまって抜けるので、抜け毛が増えた感じがするかもしれません。

しかし、髪の毛が抜け落ちた後の毛穴の奥では、次の新しい毛髪が生える準備が始まっているのです。

だから、新しく生える髪の毛を強く美しい髪にするために、頭皮の環境を整えることが重要です。

適切な方法でシャンプーをすれば、健やかで美しい髪の毛が育つようになるでしょう。

シャンプーの選び方

一般的に、高級アルコール系や石けん系のシャンプーは香りが良く、泡立ちも良いのですが、洗浄力が強く、頭皮の皮脂を取り過ぎてしまいます。

適度な皮脂は頭皮を保護するのですが、皮脂が不足すると、水分が蒸発して頭皮が乾燥したり、皮膚を守るために過剰に皮脂が分泌されたりします。

それによって頭皮の環境が乱れてしまうので、要注意です。

それに比べ、アミノ酸系シャンプーは頭皮への刺激が少なく、汚れや余分な皮脂を落としながらも、必要な皮脂や潤いを守ってくれます。

ただし、皮脂分泌が多い肌質の方の場合、皮脂が落としきれず、毛穴が詰まるなどのトラブルの原因になる可能性があります。

自分の頭皮に合ったシャンプーを選ぶように心がけましょう。

間違ったヘアケア

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シャンプーを直接頭皮につける

シャンプーを原液のまま頭皮につけると、強い刺激を与え、髪や頭皮を傷つけてしまいます。

手で泡立てることにより、適量で広範囲に行き渡るので、余分なシャンプーの量を増やして皮脂を落とし過ぎることを防ぎます。

また、泡がクッションの役目をして摩擦の傷みから守るという利点もあるので、必ず泡立てるようにしましょう。

指の腹でゴシゴシ洗う

爪を立てて洗うと、頭皮を傷つけるので良くないということはご存知の方も多いと思います。

では、指の腹で頭皮をゴシゴシこすって洗うのは、良いのでしょうか?

育毛のためには、新しく生えてきた髪を大切にすることが必要ですが、実はこの髪の毛は成長した髪の毛と比べると刺激にとても弱いのです。

だから、ゴシゴシこすると簡単に抜けてしまうので、摩擦を少なくするように心がけましょう。

トリートメント剤を髪全体につける

コンディショナーやトリートメント剤は、地肌になじませるように書かれているものを除き、主に毛先につけます。

そして、しっかり流すようにしましょう。

頭皮に残ると、毛穴をふさぐので要注意です。

ドライヤーは髪が傷むから自然乾燥させている

濡れた頭皮は臭いの原因となる雑菌が繁殖しやすくなります。

また、濡れた髪はキューティクルが開いて弱い状態なので、髪の毛がダメージを受けやすくなります。

さらに、濡れたままにしていると頭皮の温度が下がるため、血行不良を引き起こし、薄毛や抜け毛につながるので、自然乾燥は避けるようにしましょう。

正しいシャンプー方法

  • シャンプー前にブラッシングを行う

    髪に付着したホコリや汚れなどを浮かせて汚れを取りやすくするとともに、シャンプー時に髪の毛が絡んで抜けるのを防ぎます。

  • しっかりとお湯で予洗いする

    シャンプーの前にはお湯で濡らすだけでなく、しっかりと洗い流すことで多くの汚れが落ち、シャンプーのつけ過ぎを防ぐことができます。

    また、頭皮が温まるので、毛穴が開き、毛穴に詰まった汚れや皮脂が落ちやすくなります。

  • こすらないようにシャンプーをする

    スタイリング剤などをつけている場合や汚れが気になるときは、2回シャンプーをします。

    1回目は頭皮の表面の汚れを取り除きます。

    泡立てたシャンプーを頭皮になじませ、優しく洗います。

    2回目は毛穴の汚れを取り除くために行います。

    やはりこするのではなく、頭皮を指の先端(指の腹と爪の間)で頭皮を揺り動かすような感じでマッサージします。

    シャンプー量は1回目より少なくてOKです。

    頭皮の血流も良くなります。

  • すすぎは十分に

    シャンプー剤が残らないように、しっかりと洗い流すようにしましょう。

    頭皮にシャンプー剤が残ると、フケやかゆみの原因となり、抜け毛を増やすことにつながります。

  • シャンプー後

    コンディショナーやトリートメント剤をつけた後はしっかりとすすぎます。

    そして、タオルで水分を取ってからドライヤーで乾かしましょう。

(まとめ)育毛を促進する髪の洗い方はありますか?

1.正しい洗い方をすれば育毛に役立ちます。

毛髪は日々成長し、古い毛は抜け落ちますが、抜けた後の毛穴の奥では、次の新しい毛髪が生える準備が始まっています。

適切な方法でシャンプーをし、頭皮環境を整えれば、健やかで美しい髪が育つようになります。

2.シャンプーの選び方

高級アルコール系や石けん系のシャンプーは、洗浄力が強く、頭皮の皮脂を取り過ぎます。

アミノ酸系のシャンプーは頭皮への刺激が少なく、汚れや余分な皮脂を落としながらも必要な皮脂や潤いを守ってくれます。

3.間違ったヘアケア

シャンプーを直接頭皮につける、指の腹でゴシゴシ洗う、トリートメント剤を髪全体につける、自然乾燥するといった行いは、頭皮や髪にダメージを与え、育毛環境に悪影響を及ぼすので注意しましょう。

4.正しいシャンプー方法

シャンプー前にはブラッシングをし、しっかりとお湯で予洗いします。

シャンプーを泡立て、こすらないように指の先(指の腹と爪の間)で頭皮を揺り動かすようにします。

すすぎは十分に行い、よく乾かしましょう。