髪の毛のコシとは、髪の弾力のことです


「コシ」という言葉は、髪の毛のほか、うどんなどにもよく使われます。
単純な硬さではなく、弾力性に富んだ歯ごたえのあるうどんに対して、「コシのあるうどん」と言いますよね。

それと同様に、髪の毛も、弾力があって健康的な髪に対して「コシ」がある、という言い方をします。

また、よく一緒に使われる「ハリ」は、髪の強さを表す言葉です。
健康で栄養状態の良い髪の毛には、ハリやコシがあります。

髪のコシは、加齢や髪の栄養状態の悪化によって失われます

髪の毛のコシがなくなってしまう原因には、加齢や髪の栄養状態の悪化が挙げられます。

加齢

年齢を重ねると、だんだんと新陳代謝が緩やかになり、新しい髪が育ちづらくなります。
また、加齢によって女性ホルモンの分泌量が減少することも、髪のコシの低下に繋がります。

女性ホルモンエストロゲンには、髪の成長を促す働きがあるからです。
加齢に従って、スタイリングが決まりづらくなったと感じている場合は、コシの低下が原因かもしれません。

栄養状態の悪化

髪の毛の栄養状態が悪くなると、髪が十分に育つことができなくなります。すると、髪が細くなり、コシも失われてしまいます。

髪の栄養状態の悪化は、栄養そのものが不足している場合と、栄養を髪に届けるための血行が悪くなっている場合があります。
髪を作っているタンパク質や、タンパク質を再合成するために必要な亜鉛などを含むバランスの良い食事を摂ることを心がけると共に、頭皮の血行促進にも気を配りましょう。

髪のコシをキープするためにケア方法を見直しましょう


コシを保つためには、日常的に髪のケアを行うことが大切です。

トリートメント

一度剥がれてしまったキューティクルを元に戻すことはできませんが、オイルなどを使って、キューティクルの外側にある脂質を保護することは可能です。
また、ドライヤーを使う前は、アウトバストリートメントを使って熱から髪を守りましょう。

たまに行うのではなく、髪のお手入れの一環として毎日ケアをすることが大切です。

シャンプー

シャンプーをしすぎると、髪が乾燥してコシがなくなる場合があります。
加齢によってコシがなくなってきたり、脂質の低下が気になったりする場合は、髪を洗う頻度を2日に1度程度に減らしましょう。

また、熱いお湯や至近距離でのドライヤーも髪を乾燥させるため、避ける必要があります。

食生活

野菜だけ、炭水化物を抜く、などの極端なダイエットは、髪の毛だけでなく体の健康のためにもよくありません。
肉や魚、野菜、炭水化物などをバランス良く摂りましょう。

加齢によるコシの低下が気になる場合は、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを含む豆腐や豆乳などを食事に取り入れるのがお勧めです。

髪のコシがなくなってきたらショートやパーマなどそれが目立ちにくいヘアスタイルに変えましょう

いくら髪のケアを行っても、加齢によるコシの低下を完全に止めることはできません。
そこで、年齢を重ねてコシがなくなった髪には、ヘアケアを行うと共に、コシの低下が目立ちにくくなるヘアスタイルにするのがお勧めです。

髪を短くする

髪の毛が長いと、重みで下に引っ張られるため、余計にコシがないように見えてしまいます。
ショートカットにすると、髪全体がふわりと立ち上がるため、コシのなさが目立ちにくくなります。

パーマをかける

パーマでくせがつくため、コシのない髪の毛でもセットがしやすくなります。
ヘアスタイルによって、毛先を遊ばせるパーマでボリュームを出したり、根本にパーマをかけて立ち上げやすくしたりしましょう。

美容師に相談すると、髪の悩みをカバーしてくれるヘアスタイルを提案してもらえます。

乾かし方を工夫する

ドライヤーを上からあてて乾かすと、髪の毛がふわりと仕上がりません。
根本から立ち上げるように櫛で持ち上げて乾かしましょう。

ヘアクリームやワックスなどのスタイリング剤を使うと、キープ力が高まります。
ただし、スタイリング剤を使った日は必ずお風呂に入って、汚れを洗ってから眠るようにしてください。

(まとめ)髪の毛の「コシ」って、一体何?

1.髪の毛のコシとは、髪の弾力のことです

「髪の毛のコシ」というのは、髪の弾力を表す言葉です。また、一緒に使われることの多いハリは、髪の強さを表しています。
健康的な髪の毛には、ハリやコシがあるのです。

2.髪のコシは、加齢や髪の栄養状態の悪化によって失われます

髪のコシがなくなる原因に、加齢と栄養状態の悪化が挙げられます。
加齢によって新陳代謝が緩やかになったり、女性ホルモンの分泌量が低下したりすることや、栄養不足、血行不良などによって髪の栄養状態が悪くなることで髪のコシが失われます。

3.髪のコシをキープするためにケア方法を見直しましょう

髪のコシを保つために、トリートメントを行い、シャンプー頻度やお湯の温度などに気を配るようにしてください。
食事はバランスを重視して摂りましょう。女性ホルモンの減少対策として大豆製品を摂るのもお勧めです。

4.髪のコシがなくなってきたらショートやパーマなどそれが目立ちにくいヘアスタイルに変えましょう

髪を短くしたり、パーマをかけたりすることでコシのなさが目立ちづらい髪型にすることができます。
髪を乾かす時は、根本から立ち上げるようにして、ボリュームを出すようにしましょう。