髪の「ヘアサイクル」の中で髪が伸びて太くなる時期が「成長期」です


髪にはある一定の周期で生えたり抜けたりを繰り返す周期「ヘアサイクル」があり、この「ヘアサイクル」が正常に維持されることによって、髪の総数が一定に保たれると考えられています。

さらに「ヘアサイクル」には髪の状況によって、「退行期」「休止期」「成長期」があると言われているのです。

毛根に存在する毛母細胞によって作られる髪は、ある程度成長すると3週間程度の「退行期」に入り、髪の成長が止まります。

その後、3ヶ月間に及び髪が抜け落ちる時期に入る「休止期」を経て、髪が伸びて太くなっていく「成長期」に入っていくのです。

髪の毛の「成長期」は、一般的に男性が2~5年間、女性が4~6年間と言われていますが、栄養状態や、体調・年齢・性別によって個人差があると言われています。

また、季節によっても左右される可能性があり、気温が高くなる4月頃から成長が早くなり、7~8月にピークを迎えると考えられています。

個人差や季節によって影響はあるものの、薄毛などの発毛トラブルの影響が顕著に表れた場合は、「成長期」の育毛トラブルを意識して対処した方が良いでしょう。

育毛トラブルは「成長期」が欠けているサイン

先述した通り、「成長期」は髪の毛が成長する時期と言われています。
髪の毛が伸びるだけでなく、太く成長する時期であるというところがポイントです。

しかし育毛トラブルの中でも特に薄毛に悩む方の髪は「成長期」を迎えて髪が伸びてきても髪が太くなる前に寿命を迎えてしまっている可能性が考えられています。

つまり薄毛については、「成長期」が欠けているサインとも言われているのです。
もちろん、その時期の体調や個人差の影響はあるものの、一般的に髪はヘアサイクルを周回しつつ、髪の本数を維持するものと考えられています。

とくに心当たりがないのにも関わらず、「最近急激に髪の毛が薄くなった」、「抜け毛が産毛のような細い毛ばかり」という実感がある場合は、髪の「成長期」が欠けているサインと捉えて対策を講じる必要があるかもしれません。

正常な「成長期」のサイクルを取り戻すためには

生活サイクルの改善

正常な「ヘアサイクル」を取り戻すためには、睡眠環境・栄養バランスと生活リズムの改善が重要と言われています。

育毛トラブルの改善点で挙げられるポイントと同様です。
それだけ、日々の生活の要素が髪へ与える影響が大きいと言えるのではないでしょうか。

また私たちが暮らす現代社会はストレスに溢れています。
生活リズムの改善だけでなく、日々受けたストレスを解消する工夫も必要です。

育毛剤を使う

体調や栄養、睡眠など育毛を促進するためには様々な環境要因がありますが、これらに配慮をしていてもなお、育毛トラブルが治まらない場合は育毛剤の使用をおすすめします。

現在、女性ホルモン減少による薄毛に対する育毛剤や、抜け毛予防対策用の育毛剤など、育毛剤はさまざまなタイプのものが市販されています。

確実に育毛の効果を得るためにも、育毛トラブルの原因が何かをまず見極めることが大切です。

髪は「ヘアサイクル」の下で生え替わる

一度は聞いたことがあるかもしれませんが、髪は爪と同様に死滅した細胞です。

爪も髪も、放っておくと伸び続けるために生きていると勘違いされやすいのですが、たとえば爪を割ってしまったときにそのまま放置をしても割れた部分が自然に接合されることがないように、一度傷んでしまった髪も自然に綺麗な髪へと修復されることはありません。

髪は「ヘアサイクル」の下に生え替わっています。
長い期間かけて成長した後に髪が自然と抜け落ちていくまではずっと傷んだ髪は傷んだ髪のままなのです。

つまり少しの間、体調や栄養状態や育毛剤を使ってみるなどに気を使っていても、すぐに目に見えるような効果を得ることは難しいと言われています。

育毛サイクルの改善をするためには、長期的な目で辛抱強く向き合うことが大切ではないでしょうか。

(まとめ) 女性のヘアサイクルの中で成長期に気をつけるべきことは?

1.髪の「ヘアサイクル」の中で髪が伸びて太くなる時期が「成長期」です

髪には「ヘアサイクル」という、髪が生えたり抜けたりする周期があります。
「ヘアサイクル」は体調や年齢、性別によって個人差があると考えられていますが、中でも、髪が伸びて太くなる時期が「成長期」と言われています。

2.育毛トラブルは「成長期」が欠けているサイン

薄毛や抜け毛は「成長期」を迎えて髪が伸びてきても、髪が太くなる前の産毛の状態で成長が止まってしまったり、寿命を迎えたりしている可能性があります。

このことは、髪の「成長期」が欠けているサインであると考えられているのです。

3.正常な「成長期」のサイクルを取り戻すためには

正常な「ヘアサイクル」を取り戻すためには、睡眠環境・栄養バランスと生活リズムの改善が必要不可欠と言われています。

その他にも育毛トラブルの原因が何であるかよく見極めた上で、育毛剤の使用もおすすめします。

4.髪は「ヘアサイクル」の下で生え替わる

髪の細胞は一度傷んでしまうと自然に治癒することはなく、成長して抜け落ちるまで傷んだ髪は傷んだ髪のままです。

育毛トラブルの対処を初めてもすぐに効果を得ることは難しく、育毛環境の改善には辛抱強く向き合うことが大切です。