育毛対策の効果が実感できるまでには、3~6ヶ月かかります


髪は、「成長期、退行期、休止期」というヘアサイクルに基づき、「生える→成長する→抜ける」を繰り返しています。

このサイクルが正常な場合、抜け毛が増えて薄毛になることはありませんが、サイクルが乱れると髪はしっかり成長することも、新しい髪が生まれることもできなくなります。

その結果、薄毛になってしまうのです。

薄毛を改善しようと育毛対策をする場合、働きかけるのは「生えている髪の毛」ではなく「毛乳頭や毛母細胞」などの「毛球」の部分です。

トリートメントなどで髪の手触りをよくしても、育毛対策にはなりません。

そうしたヘアケアでは、毛乳頭や毛母細胞の働きを活性化してヘアサイクルを正常にする効果を得られないからです。

育毛対策に必要なのは、ヘアケアではなく血行促進や生活習慣の見直しなどです。

さらに、育毛シャンプーや育毛剤を取り入れることも有効です。

こうした育毛対策をすることでヘアサイクルは整いますが、それは一朝一夕で叶うわけではありません。

一般的に3~6ヶ月、長い場合は1年ほどかかりますので、焦らずに育毛対策を続けましょう。

ヘアサイクルの仕組み

髪は、頭皮から先の「毛幹」と、頭皮の中の「毛根」に分けられます。

そして、髪が成長するのは、私たちが一般的に「髪の毛」として認識している毛幹ではなく、毛根にある「毛球」の部分です。

毛球に「毛乳頭」があり、その毛乳頭が「毛母細胞」に成長や休止の指示を出すことで毛母細胞は分裂して成長していくのです。

この成長や休止が「ヘアサイクル」です。

  • 成長期

    毛母細胞が活発に分裂をしている期間で、髪が太く伸びていきます。

    女性の成長期はおよそ4~6年で、髪の80~90%が成長期です。

  • 退行期

    毛母細胞の働きが弱まり、毛乳頭と毛母細胞は離れていきます。

    この分離により、髪の成長は止まります。

    退行期は2~3週間ほどの短い期間で、髪のおよそ1%が該当します。

  • 休止期

    毛乳頭と毛母細胞が完全に離れて、毛乳頭は縮小していきます。

    髪の成長も完全に止まっている状態です。

    休止期は2~3ヶ月程度で、髪のおよそ10%になります。

育毛に必要な期間

髪が抜ける期間

上記のヘアサイクルに基づいて髪は「生える、太く伸びる、抜ける」を繰り返します。

退行期は髪が成長しなくなりますが、すぐに抜けるわけではありません。

退行期で髪が抜けるのは、ブラッシングやシャンプーなどで刺激を与えた場合です。

休止期になると、退行期で抜けなかった髪が自然と抜け落ち始め、休止期が終わり次の生長期に向けて毛乳頭が再び活動を始めると、新しい髪が生まれます。

その新しい髪に押し出される形で、残っていた古い髪は抜けていきます。

育毛に大切な期間

抜け毛が増え、薄毛が気になっている状態のヘアサイクルは、成長期が短く、休止期が長くなっています。

そのため、髪が充分に成長することができず、また新しく生まれることもできないのです。

つまり、育毛に大切なのは、今生えている髪の毛のケアではなく、ヘアサイクルの乱れを正常に戻し、次に生えてくる髪が健康に育つようにすることなのです。

そのために必要な期間は短くても3~6ヶ月、長い場合は1年ほどかかる場合もあります。

ですから、育毛の効果は「焦らず待つこと」と「継続すること」が大切です。

改善するポイント

育毛のためには「短くなった成長期を長く、長くなった休止期を短くすること」が大切です。

その具体的な方法をご紹介します。

血行促進

成長期を長くするためには、毛母細胞の働きを活性化する必要があります。

毛乳頭が「成長」の指示を出しても、毛母細胞が分裂できないと髪は成長しません。

毛母細胞を活性化するためには、血液の流れをよくすることが重要です。

血液の流れがよくなると、血液によって運ばれた酸素や栄養により毛母細胞は活発に分裂できるので、短期間で退行期に移行することなく髪は太く長く成長していきます。

血行促進には、頭皮マッサージが効果的です。

生活習慣

睡眠不足や偏った食生活、お酒やタバコ、運動不足といった生活習慣は、全身の健康状態に悪影響を及ぼします。

それは頭皮環境も同様です。

不健康な生活習慣によって毛乳頭や毛母細胞の働きは弱まり、髪が成長することも新しい髪が生まれることも難しくなってしまいますので、生活習慣を改善する心がけが大切です。

育毛ケア

血行促進や生活習慣の見直しに加えて、育毛シャンプーや育毛剤などの育毛ケアを取り入れることも有効です。

その場合も、短期間で効果を実感できるのを期待するのではなく、3~6ヶ月はかかることを忘れないようにしましょう。

(まとめ)女性のヘアサイクルで、育毛対策の効果を実感できる期間は?

1. 育毛対策の効果が実感できるまでには、3~6ヶ月かかります

髪は、「成長期、退行期、休止期」というヘアサイクルで生え変わり、このサイクルが乱れると薄毛になってしまいます。

育毛対策をしてヘアサイクルを正常に戻し、薄毛改善の効果を実感できるまでには、3~6ヶ月ほどかかります。

2. ヘアサイクルの仕組み

髪は、毛幹と毛根に分けられ、髪が成長するのは私たちが一般的に髪の毛として認識している毛幹ではなく、毛根にある毛球です。

毛球にある毛乳頭が毛母細胞に成長や休止の指示を出すことで、髪は生え変わります。

3. 育毛に必要な期間

薄毛の状態になっているときは、髪が成長する成長期が短く、髪が抜け落ちて次の成長期を待つ休止期が長くなっています。

その乱れを正常に戻すためには3~6ヶ月、長い場合は1年ほどかかりますので、育毛対策の効果は焦らず待つことが大切です。

4. 改善するポイント

育毛のためには、短くなった成長期を長く、長くなった休止期を短くすることがポイントです。

その具体的な方法として、血行促進、生活習慣の見直し、育毛ケアが挙げられます。