女性の頭痛と抜け毛は共通の原因で起こります


「この頃頭痛が増えてきたな」と思う時期には、不思議と抜け毛の量も多くなっている、という人が多いようです。

これは決して思い過ごしではありません。

実は、「頭痛」と「育毛」は同じ原因から発生していることが多いのです。

それは「血行不良」です。

たとえば家事や仕事でデスクワークをしていると、肩や首がこります。

これは、長時間同じ姿勢をとったせいで筋肉が硬くなり、そのため血管が圧迫されて血流が悪くなっているのです。

こうした状態を放置していると、頭皮に酸素や栄養が行き渡らなくなり、頭皮環境に悪影響が出てしまいます。

頭皮環境が悪くなれば当然抜け毛が増える可能性が高まります。

また、睡眠不足やストレスから緊張が続くと、脳の血管が収縮して頭痛を発症します。

そして同時に頭皮の血行不良から抜け毛を引き起こします。

眼精疲労も同じように、頭や頭皮の血管収縮を引き起こし、頭痛だけでなく抜け毛の原因となります。

つまり「頭痛が頻繁に起こる環境=育毛に向かない環境」ということなのです。

抜け毛も頭痛も、どちらも同時に改善するためには、根本的に血行を良くすることが大切というわけです。

緊張型頭痛をまねく「血行不良」は頭皮環境の敵

慢性頭痛にはいくつか種類がありますが、代表的なものには「片頭痛」と「緊張型頭痛」があります。

とくに育毛との関連が指摘されるのが「緊張型頭痛」です。

これは眼精疲労や、ストレス、長時間のうつむき姿勢からの肩こりや首こりが原因で起こるといわれています。

肩や首まわりの筋肉が硬くなると、その部分の血管が圧迫され、頭皮に十分に血液が運ばれなくなります。

そして髪の毛は頭皮の毛根部分にある毛細血管を通して酸素や栄養を摂り込んでいます。

つまり

  1. 首や肩の血行が悪くなる
  2. 頭皮の血行が悪くなる
  3. 頭皮が硬くなる
  4. 育毛に必要な栄養や酸素が行き届かなくなる
  5. 髪が痩せたり抜け毛が増えたりする

という負の連鎖が起こるのです。

「緊張型頭痛」が起こる原因である血行不良は、そのまま頭皮環境の悪化につながっているのです。

片頭痛をまねく「自律神経の乱れ」が育毛を阻害


一方、「片頭痛」は主に天候・気圧の変化、ストレス、自律神経の乱れなどから急激に血管が拡張した時に生じます。

その原因となるストレスや自律神経の乱れは不眠やホルモンバランスの崩れをまねき、身体の成長・回復を滞らせてしまいます。

髪の毛の育成は睡眠中、夜の22時~2時の間に行われますから、肝心の睡眠が足りなくては充分な回復がみこめません。

しかも人間の体が疲労や栄養不足を回復しようとする場合、髪の毛の優先順位はとても低いのです。

たとえば眼精疲労を回復させるにはビタミンB群やL-システインといった栄養素が必要ですが、これは健康な髪を育てるために欠かせない栄養素でもあります。

ところが、目の回復に優先的に使われてしまうため、髪にまで栄養が行き渡らなくなってしまうのです。

さらに片頭痛の痛みが原因となって首や肩の筋肉が緊張し、「緊張型頭痛」を併発する場合もあります。

この点でも頭痛の原因=頭皮環境が悪化する原因だといえるでしょう。

頭痛薬が育毛を阻害している場合もあります

つらい頭痛が続くと、つい頭痛薬に頼ってしまうでしょう。

実は、この頭痛薬が原因で育毛環境が悪くなっている場合もあるのです。

市販の頭痛薬には、成分や服用者の体質などによっては副作用といえる症状を発症してしまうものがあります。

主な症状は胃酸過多、胃潰瘍といった胃腸障害ですが、中には低体温症といったものもみられます。

稀にですが、「頭痛薬を飲み続けていたら抜け毛が増えた気がする」というケースがあります。

これは低体温症から全身の血行が悪くなり、頭皮へ届くはずの栄養分がうまく行き渡らなくなってしまったことが原因として考えられます。

普段何気なく服用している頭痛薬ですが、頭痛薬の常飲で抜け毛の症状が現れることもあるのです。

頭痛薬を服用していて、髪が抜けたり薄毛の症状が目立ってきたりした場合は、念のためかかりつけの医師に相談したほうがよいでしょう。

(まとめ)女性の育毛に頭痛が関係しているって本当?

1.女性の頭痛と抜け毛は共通の原因で起こります

頭痛が頻繁に起きる時期には、抜け毛が増えている場合があります。

それは抜け毛と頭痛は同じ「血行不良」が原因で起こるためです。

肩こりや首こり、睡眠不足、ストレス、眼精疲労といった「頭痛が頻繁に起こる環境」は、そのまま「育毛に向かない環境」でもあるのです。

2.緊張型頭痛をまねく「血行不良」は頭皮環境の敵

主に肩こりや首こりが原因といわれるのが「緊張型頭痛」です。

肩や首まわりの血流が悪くなると、心臓から送られてきた血液が頭部へ流れにくくなってしまいます。

頭皮に酸素や栄養素が運ばれにくくなると髪は次第に弱り、やがて抜け毛・薄毛へと進行してしまうのです。

3.片頭痛をまねく「自律神経の乱れ」が育毛を阻害

これに対し「片頭痛」の原因となるストレスや自律神経の乱れは不眠につながり、睡眠中に行われる髪の毛の育成が阻害されます。

また、眼精疲労などの回復に健康な髪を育てるために必要な栄養素が使われてしまい、結果としてやはり頭皮環境が悪化してしまいます。

4.頭痛薬が育毛を阻害している場合もあります

頭痛を解消するために服用している市販の頭痛薬が育毛を阻害している場合もあります。

副作用のひとつである低体温症は全身の血行を悪くするため、頭皮へ栄養分が行き渡らなくなってしまうのです。

頭痛薬の常飲で抜け毛が増えるケースもあるので、服用時には注意が必要です。