女性の方がパサつきにくい髪質だといわれています


男性よりも、女性の髪は細くて傷みやすいというイメージはありませんか?

しかし、実は女性の毛髪の方が太くて硬く、丈夫なのです。

毛髪を構成する「キューティクル」は、髪のツヤや手触りに影響し、「コルテックス」は髪の太さや硬さ、強さに影響を与えます。

キューティクルやコルテックスの量は、男性より女性の方が比較的多い、といわれています。

また、女性ホルモンが、髪にハリや弾力を与え、髪の成長を促します。

だから、女性の方がパサつきにくい髪質といえます。

大きく分けるとパサつきの原因は、髪を守るキューティクルの損傷と髪の栄養不足で、男女差はありません。

女性は、髪を伸ばしたり、パーマ剤などの薬剤を使ったりする機会が多いので、キューティクルが傷みやすくなります。

反対に男性は、女性より髪が短く生え変わる周期も短い為、髪の傷みが目立ちにくいかもしれませんがその分ヘアケアが雑になり、パサついてしまうことがあります。

それから、女性に多いダイエット、男性に多い喫煙や飲酒、といった生活習慣も一歩間違えば栄養不足を招きかねません。

それぞれの特徴に目を向け、ご自身の日常生活を見直し、ツヤとハリのある健康的な髪になる為に、自分でできることから始めてみましょう。

キューティクルを傷つけにくい髪の乾かし方を

髪の短い男性だけでなく、女性でも髪を濡らしたままで自然乾燥させる方がいらっしゃると思いますが、それはやめてください。

髪が濡れているとキューティクルは開く性質があるので、内部の水分が蒸発し、キューティクル自体もはがれやすくなり、よりパサつきが増してしまう恐れがあります。

ですので、シャンプー後は、できるだけ手早く乾燥させましょう。

ただし、キューティクルは熱や摩擦に弱いので、ドライヤーを長時間、当て過ぎたりタオルで強くこすったりするのは禁物です。

タオルで髪をはさんで水分を吸収し、タオルドライの後で、髪の根元から毛先に向けてドライヤーを当てます。

ドライヤーの吹き出し口近くは高温になるので、近づけ過ぎに注意しましょう。

最後に冷風を当てると、キューティクルが引き締まり、ツヤが出ます。

良質のタンパク質を積極的に摂取しましょう


体の栄養は、まず、生命活動を維持するのに必要な筋肉や臓器などに使われ、その残りが生命活動の維持に直接は関係のない毛髪などに送られます。

だから、栄養が不足すると、髪に栄養が行き渡らなくなりそれがパサつきや切れ毛、薄毛の原因になることがあります。

髪の主成分は「ケラチン」というタンパク質で、「シスチン」や「メチオニン」など、髪の毛は18種類のアミノ酸で構成されています。

シスチンは、体内でメチオニンから合成することができる非必須アミノ酸ですが、体内の合成だけでは不足する場合もあるので食物からも摂取をして補いましょう。

メチオニンは、体内で合成できない必須アミノ酸なので食品から摂取する必要があります。

シスチンやメチオニンを多く含む食品

牛肉などの肉類、カツオなどの魚介類、乳製品、大豆製品、オートミールや小麦粉など

髪に栄養を与えるには生活習慣の改善も重要です

健康な髪を育てる為には、「亜鉛」と「ビタミン類」も重要な役割を果たします。

亜鉛は、タンパク質の合成を行うミネラルで、カキや牛肉、レバーや卵などに多く含まれています。

亜鉛が不足すると、髪の成長が妨げられ、抜け毛や薄毛につながる可能性があります。

また、キューティクルを保護するコラーゲンを作る働きもあるので、亜鉛は髪に必要不可欠な栄養といえるでしょう。

それから、レバーやうなぎ、ナッツ類などに含まれるビタミンB群やビタミンEなども、タンパク質や亜鉛の吸収率を高める大切な栄養素です。

さらに、摂取した栄養を毛根まで届かせる為に、血行の促進にも気を配りましょう。

女性にも増えてきた喫煙は、血管を収縮させ血行不良の原因になるだけでなく、喫煙によって発生した体内の活性酸素を分解する為に「亜鉛」が消費されてしまうので育毛を阻害する、といわれています。

また、お酒の飲み過ぎ、過剰なストレス、無理なダイエットなども血行不良や栄養不足を招く要因となるかもしれません。

バランスのいい食生活を心がけ、体に良くない生活習慣は、育毛の為にも改善しましょう。

(まとめ)男性より女性の方が髪はパサつきやすいのですか?

1. 女性の方がパサつきにくい髪質だといわれています

コルテックスなどの量や女性ホルモンの影響で、女性の髪は太くて硬く、丈夫でパサつきにくいといえます。

パサつきの原因はキューティクルの損傷と髪の栄養不足ですが、パサつきを進行させる要因に男女の違いが見られます。

2. キューティクルを傷つけにくい髪の乾かし方を

髪が濡れていると内部の水分が蒸発し、キューティクルもはがれやすくなるので、自然乾燥はやめ、手早く乾燥させましょう。

キューティクルは熱や摩擦に弱い為、ドライヤーを長時間当て過ぎたり、タオルで強くこすったりするのは禁物です。

3. 良質のタンパク質を積極的に摂取しましょう

栄養が不足すると、髪に栄養が行き渡らなくなり、パサつきの原因になります。

髪の主成分「ケラチン」を構成する「シスチン」や「メチオニン」を多く含む、良質のタンパク質(牛肉やカツオなど)を摂取しましょう。

4. 髪に栄養を与えるには生活習慣の改善も重要です

健康な髪を育てる為には、亜鉛やビタミン類も必要不可欠です。

喫煙や過度の飲酒、過剰なストレス、無理なダイエットは血行不良や栄養不足を招くので、バランスのよい食生活を心がけ悪い生活習慣は改善しましょう。