夏は紫外線の影響で、髪がパサつきやすくなります


7月は気温や湿度が上がるだけでなく、一年で一番紫外線の量が多くなる季節です。

紫外線は3月頃から強くなり始め、夏に向けてどんどん勢いを増していきます。

髪は紫外線を多く浴びると、キューティクルを覆っている脂質が失われてしまい、めくれ上がったり、傷つきやすくなったりしてダメージを受けやすくなるのです。

髪を保護しているキューティクルが失われると、ダメージから守り、タンパク質や水分を流出させない機能が低下します。

その結果、髪にハリやコシがなくなり、パサつきがちになってしまうのです。

夏は紫外線の影響で髪のパサつきが気になる季節。

一度傷ついた髪を修復することは難しいので、髪専用の日焼け止めを使用する、帽子をかぶるなどの予防をするなど、早めのケアを心がけましょう。

紫外線は髪にさまざまなダメージを与えます

髪の毛の主成分は「ケラチン」というタンパク質です。

毛髪のケラチンタンパク質は、18種類のアミノ酸が結合して作られていており、ケラチンの中に含まれる「シスチン」が、髪の弾力性やしなやかさを生み出しています。

しかし、紫外線を多く浴びてしまうと、このシスチンの結合が切断されてしまい、髪の表面を保護する役割をもつキューティクルが剥がれやすくなってしまうのです。

キューティクルは髪の一番表面にあり、バリアの役割をもっています。

しかし、そのバリアが剥がれてしまうと、髪内部の水分が失われたりタンパク質が流出しやすくなってしまったりするため、髪が傷んでしまう結果に。

キューティクルがダメージを受けると、髪のしなやかさや弾力性が失われ、枝毛や切れ毛、パサつきなどが起こるようになってしまいます。

とくに、髪が濡れている時は、紫外線の影響を強く受けやすい傾向があるのでプールや海などで遊ぶ際には、普段以上に注意が必要です。

紫外線は頭皮にもダメージを与えます


紫外線がダメージを与えるのは、髪の毛だけではありません。

頭皮も、紫外線によってダメージを受けると、髪を作り出す毛母細胞の働きが低下してしまいます。

その結果、抜け毛や薄毛につながってしまう可能性もあります。

また、紫外線によって、活性酵素が増えてしまうことも問題です。

本来、活性酵素は、免疫力をアップする働きをもっています。

しかし活性酵素が増えすぎると、健康な細胞まで傷つけてしまったり、毛乳頭細胞や毛包幹細胞にダメージを与えてしまったりするのです。

毛乳頭細胞がダメージを受けると、ヘアサイクルが乱れてしまうため、抜け毛を増やす原因になります。

また、毛包幹細胞はメラニン色素を生成する色素幹細胞を維持する働きがあるのですが、ダメージを受けるとメラニン色素の生成ができなくなるため、白髪が増えてしまうことも。

活性酵素の働きを抑えるためには、抗酸化作用が高い食べ物を意識的に摂取しましょう。

トマトに含まれるリコピンや、カカオやブルーベリーなどに含まれるポリフェノールなどが有名です。

紫外線のダメージから髪や頭皮を守りましょう

頭皮や髪の毛が紫外線を浴びる量は、顔の約2倍といわれています。

そのため、紫外線が強くなりだす季節には、しっかりと対策をして外出しましょう。

髪の毛専用の日焼け止めスプレーを使用したり、UVカット効果があるトリートメントを使用したりすることもオススメです。

また、帽子や日傘などで紫外線を防ぐこともいいですが、帽子は、蒸れると雑菌が繁殖して頭皮に悪い影響を与えることもあります。

そのため、使用方法に関しては注意が必要です。

また、もしも強い紫外線を浴びてしまってダメージを受けたと感じた場合、できるだけ早く頭皮を冷やしましょう。

強い紫外線を浴び続けて受けたダメージは、ヤケドの一種です。

冷やすことによって、ダメージが多少、軽減できます。

また、ダメージケア用のシャンプーやトリートメントなどでケアをしてあげることも大切です。

肌の日焼け対策と同様に、タンパク質やビタミンCを意識的に摂取することも効果が期待できます。

(まとめ)夏が近づくと、髪のパサつきが気になるのは気のせい?

1. 夏は紫外線の影響で、髪がパサつきやすくなります

紫外線は3月から次第に増え始め、7月頃にはピークを迎えます。

髪は紫外線を多く浴びてしまうと、キューティクルがダメージを受けて、パサつきが気になるようになってしまうのです。

日焼け止めなどを使用して、早めのケアを心がけましょう。

2. 紫外線は髪にさまざまなダメージを与えます

キューティクルはバリア機能をもっていますが、紫外線を多く浴びてしまうと剥がれやすくなります。

その結果、内部の水分やタンパク質が流出して髪がダメージを受けてしまうのです。

紫外線は、しなやかさや弾力性が失われる、枝毛や抜け毛、パサつきなどの原因となります。

3. 紫外線は頭皮にもダメージを与えます

紫外線がダメージを与えるのは、髪の毛だけでなく、頭皮も同じです。

紫外線を多く浴びすぎてしまうと、髪の毛を作り出す毛母細胞の働きが低下します。

また、紫外線によって活性酵素が増えるため、健康な細胞まで傷つけてしまうのです。

その結果、抜け毛や白髪が増えます。

4. 紫外線のダメージから髪や頭皮を守りましょう

頭皮や髪の毛が浴びる紫外線の量は、顔の2倍といわれています。

日焼け止めや帽子などを使って、紫外線を防ぎましょう。

また、紫外線でダメージを受けた頭皮や髪の毛をケアするため、ダメージ用のシャンプーやトリートメントの使用も効果的です。