細い髪の毛は、静電気が起きやすいと考えられます


ブラッシングや衣類を脱ぎ着したとき、強風にさらされた後に、静電気で広がる髪。

人前で髪が逆立ってしまい、恥ずかしい思いをしたことがある人もいるのではなでしょうか。

そんな困った髪の静電気ですが、起きやすい人と起きにくい人がいます。

髪が傷んで乾燥気味の人は静電気が起きやすく、キューティクルが整っていて傷みの少ない人は起きにくい傾向にあります。

中でも、髪の毛が細い人は、髪同士が絡まって摩擦が起こりやすいこと、またキューティクルが薄く髪がデリケートで乾燥しがちなことから、普通の太さの髪をもつ人より静電気が起こりやすいと考えられます。

静電気が起きるメカニズム「摩擦」と「乾燥」

そもそも静電気が起きてしまう原因は何なのでしょうか。

そこで、ここでは髪の静電気が発生するメカニズムを解説します。

摩擦によって静電気が発生します

静電気は、髪同士や髪とヘアブラシが擦れて摩擦が起きることで発生します。

子供の頃に下敷きで頭を擦って静電気を起こして遊んだ経験はありませんか。

これはまさに静電気のメカニズムそのもので、髪と下敷きの摩擦によって静電気が発生しているのです。

髪や空気の乾燥が静電気を溜めやすい状態に

ブラッシングをしても、静電気が起きるときと起きないときがあります。

たとえば、髪が濡れている状態で静電気を経験したことのある人はいないのではないでしょうか。

また、梅雨時など湿気の多い時期も、静電気が発生することはほとんどありません。

なぜなら、髪に溜まった静電気は、空気中の水分や髪や体内の水分によって放電されるからです。

反対に、肌や髪が乾燥しがちな冬は、空気中の水分量が少ないため、髪に帯電してしまいます。

髪に電気が溜まっている状態でブラッシングをしたり、衣類を脱ぎ着したりすると、バチバチッと静電気が発生してしまうのです。

髪の静電気対策を


静電気は、髪がまとわりついたりして鬱陶しいだけでなく、髪や頭皮にもダメージを与える要因になります。

そのため、静電気が起きやすいと思ったら、適切な対策をしましょう。

静電気を防ぐには摩擦と乾燥に気をつける必要があります。

具体的には、以下のような対策が有効です。

トリートメントの使用

多くのトリートメントには、静電気防止作用があります。

また、トリートメントによってキューティクルが整えられ、髪同士の摩擦を防ぐことにもつながります。

さらにいえば、髪の水分やたんぱく質が流出するのを予防できるので、デリケートな細い髪を保護するのにも最適です。

適度な保湿と加湿

髪の毛がパサパサと乾燥していると、電気が滞留しやすくなります。

そのため、髪や頭皮を保湿することも重要です。

先に紹介したトリートメントを使用するなどして、保湿ローションで頭皮の水分量を保持してあげましょう。

また、外気の乾燥も放電を妨げる要因になります。

室内ではできるだけ加湿器を利用し、一定の湿度が保たれるようにしておきましょう。

静電気を予防するには、健康な髪を育てることも大切です

キューティクルの整った健康な髪を育てることも、静電気対策の上で大切です。

その理由は2つあります。

①摩擦を軽減できる

1つめの理由は、キューティクルが整っていれば、髪と髪の摩擦を軽減できるからです。

というのも、静電気は摩擦の力が強いほど発生します。

キューティクルが整っていないザラザラした髪は、摩擦の際に大きな力がかかってしまうのです。

逆に、キューティクルが整っていれば、髪の表面はツルツルしているので摩擦の力は弱くなり、静電気の発生を軽減できるのです。

②髪の乾燥を防げる

もう1つの理由は、キューティクルが整っている髪は、髪内部の水分量が適度に保たれ、乾燥しにくくなるからです。

静電気は乾燥した状態で発生しやすいものなので、髪の水分が保たれた健康な髪は、静電気の発生を抑えられます。

このように2つの理由から、静電気予防には健康な髪を育てることも大切だといえます。

もちろん健康な髪は、艶があり見た目も美しく、若々しさも演出してくれるというメリットもあります。

静電気に悩んだら、健康な髪を育てることも意識してみてください。

(まとめ)髪が細いと、静電気が起きやすい?

1. 細い髪の毛は、静電気が起きやすいと考えられます

静電気が起きやすい人は、髪が傷んでいる、あるいは乾燥気味であるといえます。

髪が細い人は、髪同士の摩擦が起きやすいこと、髪がデリケートでパサパサと乾燥気味であることから、太い髪の人に比べて、静電気が起こりやすいと考えられます。

2. 静電気が起きるメカニズム「摩擦」と「乾燥」

髪に起こる静電気は、髪とブラシや髪同士が擦れ合うことによって起こる摩擦が主な原因です。

また、もう1つ、乾燥した髪も電気が滞留しやすく、静電気が起こりやすくなります。

乾燥した外気は髪に溜まった電気が放電しにくく、静電気が起こりやすい環境です。

3. 髪の静電気対策を

静電気は、髪や頭皮に悪影響をもたらすことがあるので、適切な対策が必要です。

トリートメントなどで髪を保護し、保湿ローションなどで髪と頭皮の保湿を心がけましょう。

また、加湿器を使って空気の乾燥を防ぐのも有効な手段です。

4. 静電気を予防するには、健康な髪を育てることも大切です

健康で丈夫な髪を育てることも、静電気対策になります。

キューティクルが整った美しい髪は、表面が滑らかなので摩擦が起こりにくく静電気予防に効果的です。

また健康な髪は、乾燥しにくいので、静電気の影響を減らせます。