女性のヘアサイクルが乱れる主な原因は、血行不良やホルモンバランスの崩れです


私たちの髪は、「成長期、退行期、休止期」という一定のヘアサイクルで生え変わっています。

女性の場合、成長期は4~6年、退行期は2~3週間、休止期は2~3ヶ月ほどです。

このヘアサイクルが正常に行われることで健康的で美しい髪が育ち、髪の総数も一定に保たれるのです。

しかし、さまざまな要因でヘアサイクルは乱れます。

その主な原因として、血行不良や栄養不足、ホルモンバランスの崩れが挙げられます。

血行不良や栄養不足になると、頭皮の毛細血管に栄養が行き渡らないので毛乳頭や毛母細胞の働きは弱まってしまいます。

また、ホルモンバランスが崩れることでも髪の成長は滞り、脱毛が促されてしまいます。

こうした原因によってヘアサイクルが乱れると、成長期が短くなり髪が太く伸びることができなくなるのです。

また、休止期は長くなり、髪が生えない期間が長くなります。

その結果、髪の本数もボリュームも減り、地肌が目立つ薄毛の状態になってしまうのです。

ヘアサイクルが乱れるとどうなる?

髪は、ヘアサイクルに基づいて生え変わります。

そのため、健康なヘアサイクルを保っている状態でも1日に100本程度は抜けますが、その際の抜け毛はおよそ4~6年の成長期をしっかりと全うした太くて長い髪になっています。

しかし、ヘアサイクルが乱れている場合は、成長期を全うする前に退行期へと移行するため、未成長の短くて柔らかい髪が抜けます。

また、抜ける本数も100本よりも多くなるでしょう。

さらに、健康なヘアサイクルの状態では、3~4ヶ月の休止期のあとは再び成長期となり、新しい髪が生えてきますが、ヘアサイクルが乱れていると休止期が長くなりなかなか成長期に移行しません。

そのため、抜けたままになってしまうのです。

また、成長期に移行しても、毛乳頭が活性化していないために新しく生えてくる髪が弱々しくなる場合もあります。

その結果、髪全体のボリュームがなくなる、地肌が透けて見える、などの薄毛の症状が進行してしまうのです。

血行不良や栄養不足がヘアサイクルを乱す理由


髪は、「成長期、退行期、休止期」というヘアサイクルで生え変わっていますが、それは「毛乳頭」が「毛母細胞」に成長や休止の指令を出すからです。

「成長」の指令を受けると、毛母細胞は分裂して髪を作り出し育てていきます。

そのときに必要となるのが毛乳頭から受け取る栄養です。

毛乳頭には、毛母細胞へ指令を出すほかにも、毛細血管から酸素や栄養分、水分を吸収して、それを毛母細胞へ届ける働きもあります。

血行不良

血行不良になると、頭皮の毛細血管まで栄養が行き渡らないので、毛母細胞も受け取ることができず髪を成長させられません。

そのため、成長期が短くなったり休止期が長くなったりするのです。

栄養不足

血液の流れがよい場合は、頭皮の毛細血管までしっかり栄養が運ばれるので、毛母細胞も活発に分裂することができます。

しかし、体内に栄養がない場合は、どれだけ血流がよくても栄養を届けられません。

そのため、血行不良と同じように栄養不足の場合もヘアサイクルが乱れてしまうのです。

改善方法

血行不良の原因として、冷え性のほか運動不足や肩こり、喫煙も挙げられます。

また、ストレスで自律神経が乱れても血行不良になります。

適度な運動やストレッチで血流を促すことや生活習慣の見直し、ストレス発散で血行を促進させましょう。

また、栄養不足の原因は偏った食生活や過度なダイエットです。

毎日規則正しく、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

ホルモンバランスの崩れがヘアサイクルを乱す理由

女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」は、毛母細胞の働きを活性化する作用があります。

また、脱毛を促す男性ホルモンのテストステロンを抑制する働きもあります。

このようにエストロゲンには、髪を育てたり維持したりする働きがあるので、正常に分泌されているときはヘアサイクルも正常ですが、エストロゲンが減少し男性ホルモンが優位になるとヘアサイクルも乱れやすくなるのです。

女性ホルモンは、加齢や閉経によって減少し、出産後も一時的に激減します。

産後は、半年~1年ほどかけてホルモンバランスは戻っていきますので心配ありませんが、更年期以降の女性ホルモンの減少は仕方がない部分もあるでしょう。

しかし、大豆に含まれるイソフラボンをはじめ、たんぱく質、ビタミンB6、ビタミンEなど、女性ホルモンを増やすために有効と言われている食材はあります。

また、規則正しい充分な睡眠は、睡眠時に分泌される成長ホルモンを増やします。

つまり、バランスのよい食事や良質な睡眠を心がけることでホルモンバランスの崩れによるヘアサイクルの乱れは、最小限に抑えることができるのです。

(まとめ)女性のヘアサイクルが乱れる原因は何ですか?

1. 女性のヘアサイクルが乱れる主な原因は、血行不良やホルモンバランスの崩れです

髪は、ヘアサイクルが正常に行われることで髪の総数を一定に保つことができます。

しかし、血行不良や栄養不足、ホルモンバランスの崩れなどによって毛乳頭や毛母細胞の働きが弱まると、ヘアサイクルは乱れてしまいます。

2. ヘアサイクルが乱れるとどうなる?

ヘアサイクルが乱れると、休止期が長くなり髪が生えない期間が続きます。

また、成長期に移行しても新しく生えてくる髪が弱々しくなったり、成長する前に抜けてしまったりするので、髪全体のボリュームがなくなり地肌が透けて見える薄毛を引き起こします。

3. 血行不良や栄養不足がヘアサイクルを乱す理由

血行不良や栄養不足になると頭皮の毛細血管に栄養が行き渡らないため、毛乳頭や毛母細胞にも届かず、活発に働くことができません。

その結果、成長期が短くなったり休止期が長くなったりするのです。

4. ホルモンバランスの崩れがヘアサイクルを乱す理由

女性ホルモンのエストロゲンには、髪を育てたり維持したりする働きがあります。

そのため、正常に分泌されているときはヘアサイクルも正常ですが、ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンが優位になると脱毛が促されるなどヘアサイクルが乱れやすくなります。