脂肪を減らし、保湿することが皮脂の過剰分泌を防ぎます


皮脂が過剰分泌されてしまう理由はいくつかありますが、

  1. 頭皮を乾燥から守ろうとして分泌が過剰になる
  2. 体内の脂肪分が増えすぎて皮脂になってしまう

大きくわけるとこの2点になります。

皮脂の過剰分泌を防止するためには、こうした要因を取り除く必要があるでしょう。

予防その1 保湿ケアで頭皮を乾燥から守る

頭皮が乾燥したり紫外線を浴びたりすると、その刺激を和らげるために皮脂が分泌されます。こうした外部刺激から頭皮を守ることが皮脂を抑えることにつながります。

頭皮用のローションや美容液での保湿を心がけ、外出時には日傘や帽子などで頭皮の日焼けを防ぎましょう。

予防その2 必要な皮脂はほどよく残す

毛穴に詰まった皮脂はしっかり落とす必要がありますが、何度もシャンプーをしたりガシガシと強くこすったりするのは逆効果。

頭皮が乾燥して、さらに皮脂分泌を促すことになりかねません。

予防その3 生活習慣を改善して過剰分泌を予防

いくら皮脂を落としても、体内の脂肪が増えればまた皮脂が分泌されてしまいます。

皮脂を生み出す原因となる脂っこい食事や運動、睡眠不足など、生活習慣を改めることで、分泌量を減らす効果が期待できます。

皮脂の落としすぎは逆効果

皮脂には「皮脂膜」を作って頭皮から水分が蒸発して乾燥することを防ぐ役割があります。また、頭皮の表面を弱酸性に保ち、雑菌が繁殖するのを防ぐ働きも持っています。

頭皮がベタつくからといって皮脂を取りすぎると、頭皮が乾燥してしまい、皮脂腺が刺激を受けて、頭皮を守ろうと皮脂の分泌を増やしてしまうのです。

洗髪をする際には毛穴に詰まった皮脂をきちんと落としつつも、頭皮の保護に必要な潤いを残す必要があります。

  • 湯温は高いと皮脂を落としすぎるので38℃前後に
  • ゴシゴシ洗いで頭皮を傷つけると皮脂が分泌されるので、指の腹でやさしく洗う
  • トリートメントやオイルパックで水分と脂分をキープ

強すぎるシャンプー剤も刺激になりますので、洗浄力がマイルドで頭皮に必要な脂分を残してくれるアミノ酸系のシャンプーがおすすめとなります。

バランスの良い食事で皮脂を抑える


皮脂の主な成分は中性脂肪です。
食事から摂取して消費しきれなかった脂質や糖質は中性脂肪に変わり、その一部が皮脂となって排出されるのです。

そもそも食べ物から摂取した成分から作られるわけですから、食生活で油分をコントロールすることは根本的な防止策といえるでしょう。

皮脂を増やしてしまう食べ物といえば「脂っこいもの」そして「糖度の高いもの」です。脂身の多い肉類や揚げ物、ケーキなどの甘いものの食べ過ぎは控える必要があります。

逆に皮脂分泌を抑える作用のある食べ物はビタミンB群。
特に緑黄色野菜やアーモンドなどに含まれるビタミンB2には脂肪や糖質の代謝を高め、体外に排出してくれる作用があります。

ビタミンCやE、ポリフェノールなど抗酸化成分があるといわれる成分も、活性酸素だけでなく、皮脂の過剰分泌を抑える働きもあるので意識して摂取しましょう。

発汗と睡眠が重要

食生活に気を使っても、外食などが重なれば脂質や糖質はどうしても含まれてしまいます。

ですが、運動や睡眠できちんと分解し、排出できていれば皮脂の過剰を防ぐことができるのです。
運動はエネルギーを消費させ、脂質や糖質を燃焼させ、皮脂分泌を減らすことにつながります。

汗をかくことは保湿にもつながりますから、日ごろ運動する機会が少ない人は、ウォーキングなど軽い運動や入浴で汗腺の働きを活性化させましょう。

また、睡眠不足も皮脂の過剰分泌と関係しています。
本来、体を休めるはずの時間に充分な睡眠を取れずにいると、アドレナリンの分泌が増えて皮脂分泌が盛んになるのです。

さらに寝不足が続くことで自律神経が乱れると交感神経が優位になってしまいます。
交感神経が働いているときには男性ホルモンが分泌され、頭皮の皮脂分泌が過剰になってしまうのです。

規則正しい生活を送り、運動してきちんと睡眠を取ることは、体の健康維持だけでなく、頭皮にとって大切な要素です。

(まとめ)頭皮の脂の分泌過剰を防止する方法はある?

1. 脂肪を減らし、保湿することが皮脂の過剰分泌を防ぎます

皮脂の過剰分泌を防ぐためには、その原因となる「頭皮の乾燥」「体脂肪の増加」を取り除く必要があります。

  • 保湿ケアを心がけて頭皮を乾燥から守る
  • 洗髪時に皮脂を落としすぎない
  • 皮脂の元になる食事や生活習慣を改める
2. 皮脂の落としすぎは逆効果

皮脂は乾燥や雑菌の繁殖から頭皮を守っているため、落としすぎると頭皮が乾燥し、かえって皮脂の分泌が増加します。

洗髪の際には湯温を38℃前後にし、ゴシゴシ洗いをしない、保湿ケアをする、刺激の少ないアミノ酸系のシャンプーを使うなど、必要な潤いを残すようにしましょう。

3. バランスの良い食事で皮脂を抑える

皮脂は食べ物から摂取した脂質や糖質が変化した中性脂肪から作られています。
肉類や揚げ物などの脂っこいもの、ケーキなどの糖度の高いものを控えて皮脂分泌を抑えましょう。

逆にビタミンB群、C、E、ポリフェノールなどには皮脂分泌を抑える作用があります。

4. 発汗と睡眠が重要

脂質や糖質を燃焼させる「運動」は皮脂抑制に効果があります。

汗をかくことは保湿にもつながりますから、ウォーキングや入浴で汗腺の働きを活性化させましょう。

また、睡眠不足は交感神経を刺激し、皮脂分泌を促進してしまいます。
きちんと運動し、睡眠を取ることが皮脂の過剰を防ぐことになります。