いいえ、生活習慣とシャンプー方法の改善に取り組みましょう


小鼻に詰まった角栓を取るようなイメージで、頭皮の毛穴に詰まった脂を指で絞ると、ニュルっと脂が取れて一時的にスッキリするでしょう。
この毛穴の脂を角栓といいます。

実は、角栓や脂をムリに絞ることは毛穴、ひいては育毛に悪い影響だといわれています。

まず、絞り出すことが頭皮に刺激を与え、傷ついてしまうかもしれません。
その上、指からばい菌が毛穴に入って、炎症を起こすこともあります。

傷つき、炎症を起こした毛穴から、新しい毛髪は生えてこないので、育毛にも悪影響を及ぼします。

脂を絞りたいという気持ちの背景には、頭皮の毛穴に角栓が詰まり、シャンプーしても脂っぽさが取れない悩みがあるようです。

この脂っぽさや角栓のおもな原因は間違った方法でのシャンプーやヘアケア、そして、頭皮の乾燥や生活習慣の乱れです。

体中に入る脂の量をコントロールし、頭皮が清潔でちょうどよく潤うように生活習慣やシャンプー方法を改善しましょう。

そうすると、角栓や脂っぽさは軽減します。

角栓ができるまでの仕組みを知ることも大切です

角栓は、角質と皮脂が混ざり、毛穴に入り込んで栓となったものです。
通常、角質は、シャンプーで流れ落ちます。
頭皮は皮膚なので、新しい皮膚が下から押し上がり、一番上までいった皮膚は古くなって角質になるのです。角質は通常、シャンプーやブラッシングで落とされます。

この一連の流れをターンオーバーといいます。

しかし、ターンオーバーが乱れていると、角質が頭皮に残ってしまうのです。
この角質に、過剰な頭皮の皮脂が混ざり、毛穴を塞いで角栓になります。
皮脂過剰な頭皮は、気になる脂っぽさがあり、嫌な臭いもでてくるでしょう。

すると頭皮に、皮脂を好む常在菌が増えすぎてしまい、頭皮に痒みや痛み、炎症を起こすことがあります。

なによりも、角栓のある毛穴で育毛はうまくいきません。
毛髪が抜けた後、角栓が邪魔して新しい毛が生えることができず、これが薄毛の原因の一つになることもあります。

ターンオーバーの乱れや脂っぽさの原因はおもに2つ

  • 頭皮の乾燥
    頭皮の血流不足やホルモンバランスの乱れ、紫外線や乾燥した空気、そして洗いすぎにより、頭皮が乾燥します。
    頭皮が潤いを失うと、ターンオーバーが乱れて角質がはがれ易くなります。

    はがれた角質は毛穴内に溜まり、皮脂と混ざって大きくなり、角栓になるのです。
    適度な脂は頭皮を守りますが、乾燥した頭皮は脂を多く分泌するため、その結果、脂っぽくなってしまいます。

  • 偏った栄養
    いわゆる肉類や揚げ物、お菓子などをたくさん食べるのは脂の取りすぎです。
    そうなると皮脂の過剰分泌として取りすぎた脂を排出します。

    また、毛髪の素になるたんぱく質や、育毛に使われるビタミンやミネラルを食べる量が減るということは、育毛に悪影響を及ぼします。

角栓の無い頭皮にするためにできる2つのこと

  • シャンプーは優しく洗い、すすぎを十分に
    シャンプーを毛髪に近い成分のアミノ酸入りにすることを検討しましょう。
    アミノ酸シャンプーは洗浄力がマイルドですが、頭皮に適度に潤いを残し乾燥させません。

    そして、優しく洗うには、最初にブラッシングしてからぬるま湯をかけて毛髪が十分濡れて指どおりをよくすることが実は重要です。

    シャンプーの泡で洗い、すすぎを十分にして泡を流します。
    すすぎは低温のぬるま湯を用い、頭皮の乾燥を防ぎます。

  • 頭皮のターンオーバーを正常に戻す
    ターンオーバーの乱れの原因に対抗して、頭皮に血流を届かせてホルモンバランスを整えるには、生活習慣の乱れを正すことが重要です。

    質の良い睡眠や種類豊富な食事、適度な軽い運動を増やして続けることで規則正しく生活できます。

    大敵である乾燥を防ぐため、外出する時は帽子や日傘などで直射日光は避けましょう。

(まとめ)頭皮の脂を絞ると育毛によいですか?

1. いいえ、生活習慣とシャンプー方法の改善に取り組みましょう

毛穴に詰まった脂を角栓といいます。この角栓や脂をムリに絞ると頭皮が傷つき炎症を起こすかもしれません。それは育毛にも悪影響を及ぼします。

この脂っぽさや角栓のおもな原因は間違った方法でのシャンプーやヘアケア、そして、頭皮の乾燥や生活習慣の乱れです。

2. 角栓ができるまでの仕組みを知ることも大切です

角栓は、角質と皮脂が混ざり、毛穴に入り込んで栓をしたものです。

頭皮のターンオーバーが乱れていると角質が残り、そこに過剰な皮脂が混ざり毛穴を塞いで角栓になります。
毛髪が抜けた後、角栓が邪魔をして新しい毛が生えることができずに薄毛の原因になることもあるでしょう。

3. ターンオーバーの乱れや脂っぽさの原因はおもに2つ

頭皮の乾燥と偏った栄養により起こります。
頭皮が乾燥すると、ターンオーバーが乱れ、角質がはがれ易くなり角栓ができます。

また脂ものを食べすぎると皮脂分泌が増えるのです。
またたんぱく質やビタミン、ミネラルを食べる量が相対的に減るので、育毛に悪影響を及ぼします。

4. 角栓の無い頭皮にするためにできる2つのこと
  1. シャンプーは優しく洗い、すすぎを十分にしましょう。
    アミノ酸シャンプーを使うと、頭皮に適度に潤いを残して乾燥を防ぎます。
  2. 頭皮のターンオーバーを正常に戻します。
    頭皮の乾燥の原因をつぶすことが大切です。
    頭皮に血流を届かせてホルモンバランスを整えるため、生活習慣の乱れを正すことが重要です。